女性の足を一番きれいに見せてくれるヒールの高さは最低でも7センチと言われています。
背が低いのをコンプレックスに感じている女性はもっと高いヒールを履いているかもしれません。
そんな女性を美しく見せてくれるハイヒールは長時間履いていると足のいろいろな部分が痛くなってしまいますよね。
そこで今回はヒールを履いても痛くならない方法をご紹介します。
ストームのあるヒールを選ぶ
ヒールは高ければ高くなるだけ足の指・指の付け根にかかる負担が多くなります。
負担が大きいまま長時間過ごしていると、足の指に負担がかかって爪が巻き爪になって食い込んだり、水ぶくれになったり、タコができたり、外反母趾になったり、また足の裏が踏ん張ると汗をかきやすいために水虫のリスクも大きくなってしまいます。
それでも、できるだけ足を長く見せたい・身長を高く見せたいと思うのが女性の心。
そこでおススメなのは「ストームがついているハイヒール」です。
このストームというのはハイヒールの前底部分のことをさしています。
このストームの厚みがあるとかかとの部分が高くても実際の足にかかる負担は少なくなります。
例えば12センチのヒールで5センチのストームのある靴を履いたとします。
そうすると実際足にかかる負担は7センチヒールのものと同じくらいの負担ということになります。
つまりは高いヒールで身長や脚の長さを長くしながらも実質の負担は少なくできるというとてもうれしい機能です。
足の負担が減れば、さまざまな原因で足が痛くなってしまうリスクを減らすことができるのです。
ただし、高すぎるヒールはバランスが取りにくくなってしまい捻挫したり転んだりしないように気を付けたほうがいいようです。
クッション性のある裏地の靴を選ぶ
ハイヒールを履く女性を悩ませる一番の痛みといえば「靴擦れ」ですよね。
アキレス腱の部分や親指の付け根、パンプスやサンダルの淵の部分などが普段は擦れない皮膚を擦って破り出血してしまったり水ぶくれになってしまったり…。
ハイヒールの中にはこの靴擦れをしにくくするためにアキレス腱にあたる部分が柔らかくなっていたり、裏地がふかふかとしていて、フィットしやすく足の裏がマメや水ぶくれになりにくくなっているものが多く販売されています。
ハイヒールで靴擦れのリスクを減らすために次にハイヒールを購入するときは裏地にも注目して選んでみるといいかもしれませんね。
中敷きをする
100円均一などでもおいている中敷きをしいて裏地が固いハイヒールにもクッション性を持たせて安定させる方法です。
最近ではクッション性の高い中敷きや、ジェルでできている中敷きもあり、すべり止めにも使うことができて足の裏の摩擦を減らし、サイズが少しだけ合わないハイヒールでもフィットできるかもしれません。
また、中敷きだけではなくジェルのカバーなどもあります。
カバーというのはかかと・アキレス腱の部分が擦れるのを防止するためにそこに挟むタイプのものや、鼻緒タイプの靴の鼻緒と指の間に挟んで足の指に負担をかけないようにするものや、足のつちふまずが当たる部分にジェルタイプの部分中敷きをしいてフィット感を高めるものなど、用途によってさまざまな中敷きやカバーが販売されています。
これらの中敷きと一緒にパンプスタイプの靴の方は透明なバンド(足と靴を固定させるもの)を利用すれば靴の中で足が動いてしまって擦れることを防ぐことができるのであのいたい靴擦れとおさらばできるかもしれませんよ。
ヒール部分が太く安定しているものを選ぶ
ハイヒールと自分の足がぴったりとフィットしているものを選ぶのはもちろんのこと、歩いた時に足が安定する太くしっかりとしたヒールを選ぶことも足の負担の軽減につながるでしょう。
細いピンヒールだとなかなか安定せずにふらついたり、グラグラと足が揺れるのを踏ん張って防ぐために足に負担がかかりやすく足の痛みの原因になります。
そこで、ウェッジソール(ストームとかかとのヒールがつながっているもの)やヒール部分が分厚いハイヒールを選んでみましょう。
ピンヒールに比べると足を地面に着いたときに安定しやすく、ぐらつきが少ないので足の裏やひざへの負担がかなり少なくなります。
アスファルトが古い道を歩く場合や長い距離を歩くときはピンヒールではなくできるだけ分厚くて安定しやすいヒールの靴を選ぶようにすると足へと負担が少なくなって足が痛くなるリスクを減らせるようです。
ヒールを履いても痛くならないようにしていこう
いくらキレイに見せてくれるハイヒールとはいえ、外反母趾や巻き爪は生活に支障の出てしまう怪我。
また高いヒールが原因で転んで骨折してしまったり脚に傷がついてはまさに本末転倒。
TPOに沿ったヒールを選んで、自分の足をいたわりながら上手にハイヒールと付き合っておしゃれな生活を送っていければ女性としてとてもうれしい限りですね。
「ヒールを履いても痛くならない方法とは?長時間履ける様にしよう」への感想コメント一覧
痛くなるとわかっていても足がきれいに見えるし、履いた時の気分高揚が嬉しくてハイヒールをやめられません。裏地クッションは足に優しいかもしれませんね。
ハイヒールを履くことはないのですが普通のヒールの高さでも痛いときがあるので参考になりました。
ハイヒールはめったに履かないのですが、正装した場合はある程度ヒールの高い靴になってしまうので足に負担がかかります。今後の参考にしたいです。