ハイヒールを履くと痛くなってしまう時の対処法

女性にとって、ハイヒールは足首を中心に美しく見せることができる必須アイテムですよね。
様々なデザインのものが販売されていますから、足下のお洒落としても欠かせない靴の一種ではないでしょうか。
しかし、ヒール部分があるために、履いていると痛みを感じる人も少なくありません。

せっかくのお洒落なのに、痛みのために楽しい気分が台無しになるのは避けたいものです。
そこで今回は、ハイヒールを履くと痛くなってしまう時の対処法を4つご紹介します。

アキレス腱を鍛えてよう

ハイヒールを履いていると痛みを感じて辛い時がありますよね。
このような痛みが起きてしまうのは、ヒールによって、常に足首からふくらはぎにかけての筋肉や筋が緊張状態にあることが原因として考えられるのです。

ハイヒールを履いた状態の足を思い出してみると、踵のアキレス腱やふくらはぎが、伸縮の内で縮んでいる状態になっていると気づくのではないでしょうか。
これによる負荷が、痛みの元になっています。

ですから、縮んで緊張状態になっている足首からふくらはぎにかけての筋肉や筋を鍛錬することが必要になるのです。
もちろん、激しい運動をする必要はありません。
ただし、毎日、ちょっとした合間を見つけて持続できる軽い運動を取り入れてみましょう。

まず、肩幅に軽く足を開いて、踵を床につけて立ちます。
次に、ゆっくりと踵を上げて、つま先状態で立ったまま5~10秒待ちます。
それから再び、ゆっくりと踵を下ろして床に着地させるのです。
これを20回繰り返します。

こうすることによって、アキレス腱はもちろん、ふくらはぎの筋肉や筋を刺激して鍛えることができます。
ハイヒールを履くと痛くなってしまう時には、このような踵の上げ下げストレッチをする収監を付けて対処しましょう。

足の重心に気をつけよう

ハイヒールを履いていて痛いと感じる時は辛いですよね。
このような痛みが起きる原因としては、歩く時の足の重心が本来よりもずれている場合も少なくありません。
重心がずれると、体の各部への負荷が大きくなり、その部分に痛みを生じるのです。
つまり、足の重心を正しい位置に置いて歩くことができるようになれば、ハイヒールによる痛みもなくなるのではないでしょうか。

まず、つま先や踵といった、足の両端どちらかに重心を置きがちな無意識の癖を直すことが大切です。
ヒールがあることで知らずに足の両端どちらかで体を支えてしまいそうになりますが、やはり、足の真ん中あたりの土踏まずの部分を意識して重心を置くようにしましょう。
そのためには、しっかりと大地を踏み締めるつもりで立つことができなければなりませんよね。
ですから、両足の内側を意識して、外側よりも内側を意識して立つようにするのです。

こうすることによって、ハイヒールを履いている時でも、通常の靴を履いたり裸足だったりする時と同じような重心を保つことができます。
体の中心にある背骨が自然のS字を描けるので、すらっとすっきりした立ち姿勢も取れます。
この癖がつくことによって、ハイヒールでも適切な姿勢を保持することが可能となり、ハイヒールによる痛みもなくなるでしょう。

足の疲労回復に努めよう

ハイヒールを履いていると痛みを感じますが、そのたびに脱ぐことができる状況にはなりませんよね。
痛いと思いながらも、その場はやり過ごしてしまうという人も多いのではないでしょうか。
そのため、我慢した分の疲労が蓄積されしまい、それが更に痛みを生む悪循環になっているのです。
足の疲労回復は、気楽に靴が脱げる自宅に戻った後の、リラックスできるひとときが絶好のチャンスではないでしょうか。

そのため、TVを見ながらのんびりと行える疲労回復が一番なのです。
特に、足底筋をリラックスさせるストレッチ運動を行うことで、気持ちよく疲れを解消させることができます。

まずは、足の指を使ってじゃんけんをするのはいかがでしょうか。
普段はあまり動かすことのない足の指を曲げたり伸ばしたりするので、足底筋に刺激を与えることができるのです。
また、両膝を軽く立てて座り、左右どちらかの足で、タオルやソフトテニスボールを掴む運動も良いですね。
掴む時にぎゅっと足の指を曲げて力を入れますが、これによって、やはり足底筋に刺激を与えられます。

このように適度な刺激を与えることによって、足底筋をリラックスさせ共に鍛えられますよね。
足の疲労回復を図ることができ、ハイヒールを履いた時の痛みも失せるのではないでしょうか。

痛みの緩和アイテムである中敷きを利用しよう

ハイヒールを履いていると感じる痛みは、手っ取り早く軽減したいですよね。
そこで、専用の痛み緩和用アイテムである中敷きを上手に利用するのはいかがでしょうか。
最近はいろいろなものが出回っていますから、自分が持っているハイヒールや好みに合わせて痛みが軽減されやすい中敷き使いましょう。

中敷きの素材は様々なものがあります。
例えば、シリコン性の中敷きであれば、つま先がぶれたりずれたりするのを防げる衝撃の吸収性と低反発な弾力性があるので、過剰な負荷を抑えて痛みを引き起こしにくくなるのです。
また、ジェル性のものであれば、つま先や足裏の触れている部分の形に合わせて受け止めますから、痛みが生じるのを抑えやすくなります。
これら以外にも、吸汗性のものや発熱性といった季節に応じた中敷きから、ヒアルロン酸等の美容成分入りのものまであるので、気に入ったものを選びたいです。

このようにハイヒールの中底と足裏との間にクッション的なものを使用すると、ハイヒールを履いた時の痛みも失せやすくなるのではないでしょうか。
自分の足にしっくりくる中敷きに巡り会えると良いですね。

カッコイイ足元を演出するためにも、ヒールを正しく履きこなそう

ヒールが高いと足痩せ効果や足長の効果が高くなりますよね。
かっこよく魅力的な足下を演出するためにも、ハイヒールによる痛みは早く解消したいのではないでしょうか。
そのためにも、今回ご紹介した4つの対処法を試してみるのはいかがでしょうか。

 

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