自己犠牲をしたがる人の心理とは。なぜ自分だけ我慢すれば良いと思うのか

最終更新日:2016年2月21日

人を犠牲にして自分が這い上がるタイプの人もいれば、自己犠牲するタイプの人もいます。

自己犠牲をしたがる人にはどんなメリットがあるのか気になるものです。

どうして自己犠牲をしたがるのかご紹介します。

1.人を犠牲にするよりも自分が犠牲になった方がマシ

人が嫌がる姿を見たくない、自分さえ我慢すれば解決するという考えを持っている人は、自己犠牲をしたがります。

自分が犠牲になることで問題が解決し、さらに周りの人が不快な思いをしなくて済むのであれば、率先して自己犠牲をする。

こういったタイプの人の多くは、正義感が強い人に多く見られる心理でしょう。

また、自分が人のせいにしたり他人を巻き込んだ結果後味が悪く、ずっと引きずってしまうことにかえって辛い思いをするというタイプもいます。

そんな思いをするくらいであれば、自ら犠牲になれば良いだけと考え、その方がずっと楽だと感じるのでしょう。

今までの経験上、自己犠牲した方が上手くいっている人、自己犠牲をしなかった結果他に問題が生じてしまった経験を持っている人は、自己犠牲をしたがる傾向にあります。


2.人から感謝されることに快感を得ている

自己犠牲をするという行動には、メリットがないのでは?と感じてしまうものですが、嫌な事や人が懸念することを自分がすることによって、人から感謝されることが多いです。

人から感謝されたり、人から尊敬の目で見られるということに快感を感じ、自己犠牲をすることにメリットを感じているのです。

人から褒められることが好きであったりと、他人からの評価で自信がつくタイプと言えます。

自分には得意な点や自慢できる所があまりなく、人から認められるような経験が数少ないタイプだと、こうした機会にしか感謝される機会がありません。

自分からそういった環境を作り出すには、自己犠牲が手っ取り早いという考えすら持っていることも。

中には感謝されていることに優越感を感じる人もいるのです。

人から感謝されたいがため、人から良い印象を受けたいがために、自己犠牲をしたがっているのかもしれません。


3.ただNOと言えない性格である

自己犠牲をしたくてしている訳ではなく、単に断れないタイプや優柔不断のタイプも含まれます。

しなくてはならない状況に陥ってしまうことが多いのです。

人から頼りにされたり頼まれたりすると、どうしても首を横に振ることが出来ず、結局自己犠牲しているという結果を招いてしまいます。

ハッキリと自分の考えを言うことが苦手な人や、意見を言うこと自体にためらいを感じてしまう人は、自己犠牲をしたがる人という印象を与えてしまっていることも。

その人の中では、嫌々の状態であることもあり、自己犠牲なんてしたくないとすら思っているかもしれませんが、いつもこうした結果になってしまうことが、周りには自己犠牲をしたがる人と見られてしまいます。


4.人の痛みが分かる心優しい人

これを誰かに押し付けてしまったらきっと不快な思いをするであろう等、人の気持ちを汲み取ることが得意な人は、どうしても自分のことより周囲の人の気持ちが気になってしまいます。

本当は嫌なのに言えないでいるのではないか、自分がもしあの人の立場だったらと常に考え、誰よりも早く察知して自己犠牲をしてしまいます。

根っから優しいタイプの人や、人の辛い所を見るのが嫌な人、世話好きのタイプの多く見られ、優しさゆえに自己犠牲をします。

こうした人はトラブルを起こすことが嫌いで、自己犠牲することで人間関係を円滑にしていたいというタイプが多く、また優しい性格の為に、自己犠牲する機会が多くなります。

同時に言えるのは、責任感が強いということ。

私が解決しなくては、私がどうにかしなくてはといった責任と優しさから、自己犠牲をする機会が多くなります。

誰かが苦しむ姿を見たくない、誰かに無理に押し付けることは出来ない、そういった考えから、自己犠牲をしたがっているように見えるのです。


5.他人を頼りにしていなく、任せられないという心理

自己犠牲をしたがる人の中には、他の人に任せてどういった結果になるのかが常に心配になってしまうタイプの人もいます。

あれこれ人にお願いしたいと思いつつも、自分が思っている通りにこなしてくれるかが気になったり、頼りに出来ない為にすべてを自分でこなすようになります。

いくら忙しくてもいくら辛くても、自分でやった方が満足出来て心配がいらないという心理状態であることが伺えます。

例えば10の仕事があって、半分は周りに分配してしまえば時間的にも効率的にも良いはず。

そうは分かっていても10すべてをやり遂げないと、きちんとした結果を得られないと思っているのが自己犠牲に繋がっているのでしょう。

人に任せた結果失敗に至ってしまった、人に頼った結果満足出来ない結末になった等、人を頼ることで良い結果が得られないと考えている人は、自己犠牲をしたがります。

もし失敗しても悪い結果になっても、すべて自分で行った結果であるから受け入れることが出来る。

そういった完璧主義者である面が垣間見えるでしょう。

自己犠牲をする人の心理を知ろう

自己犠牲をしたがる人はそんなに多い訳ではないでしょう。

どちらかというと、自己犠牲するくらいなら人に任せたい、頼りたいという思いを抱く人の方が多いはずです。

しかし、稀に見られる自己犠牲をしたがる人、そうした人にはこれらのような心理が考えられます。

性格の問題である場合もあれば、単に自分が納得したいがためのものであることも。

こういった心理状態であることを知っておくと、メリットがなさそうな自己犠牲をする人の気持ちが分かるかもしれませんね。