彼が両親と絶縁している時に結婚式をどうするべきか。ご両親を呼ぶべきか呼ばないべきか

二人の結婚式

付き合っている彼との結婚が決まったけれど彼は両親と絶縁状態にある場合、結婚式はどうしたら良いのか悩んでしまいますよね。

呼ぶべきなのか、呼ばないべきなのかなど考えることは沢山あります。

彼氏とご両親との関係、あるいはあなたのご両親の考え方などによっても対応が違ってきますが、ここでは参考例としていくつかの案をご紹介します。

あなたと彼氏のふたりだけで結婚式だけ挙げる

最もカンタンな解決方法は、あなたとあなたの彼氏の二人だけで結婚式だけを挙げるという方法です。

この場合には披露宴やパーティーなどはやりません。

そうすれば彼氏とご両親との問題について悩む必要はなくなります。

ただし、このケースはあなたのご両親を説得するのがむずかしいことが予想されます。

大抵の場合、あなたのご両親はふたりだけで結婚式だけを挙げることに賛成してくれません。

あなたのご両親からしてみれば、やはりあなたの晴れ姿をみたいと思うものですし、ダンナさんとなる彼氏に対しては「やはりご両親と和解してから、娘と結婚してほしい」と思うかもしれないのです。

また、このような方法をとってしまうと、あなた自身が後悔することにもなりかねません。

結婚式は一生に一度のことですから「やはりあのとき、自分の両親にも花嫁姿を見せたかったな」と思ったり「友だちをたくさん呼んでたのしい披露宴をしたかったな」と後悔してしまったりするなど、あなた自身が不満に感じるということもあるでしょう。

もちろんふたりだけの結婚式が悪いそこではありませんが、どうしてもわだかまりや後悔が残ってしまいがちですので、よくよく考えてから決断することをオススメします。

あなたと彼氏のふたりだけで結婚式を挙げ、その後にカジュアルな会費制パーティーを催す

結婚式はふたりだけで挙げて、その後にカジュアルな会費制の結婚パーティーを開催するという方法です。

ホテルの式場や宴会場などで披露宴をするのではなく、レストランやカフェなどを貸し切ったカジュアルな雰囲気のパーティーにすれば、たとえ彼氏のご両親が出席していなくても不自然には感じられないでしょう。

この形式なら、あなたのご両親や親類などもある程度は納得してくれやすいでしょうし、彼氏サイドの親類も呼ぶことができます。

結婚式をご両親にどうしても見せたいという場合には、この方法は難しくなってきますが、その後の結婚パーティーの姿だけでも大丈夫だという人には、最もよい解決策かもしれません。

彼氏の親代わりになっているような人に立ち会ってもらって、常識的な結婚式を挙げ、披露宴も行う

「できるだけ、普通の結婚式を挙げ、披露宴も行いたい」とあなたが思っているのなら、彼氏の親代わりになっているような人に立ち会ってもらうという方法があります。

彼氏の伯父(叔父)さん夫妻ですとか、学生時代の恩師、あるいは現在の職場の上司など、彼氏の事情を理解してくれている方にお願いをして、親代わりとして式に立ち会ってもらい、披露宴にも親の立場で出席してもらうのです。

この方法では、式の前のお互いの親族紹介と、披露宴の際の両親への花束贈呈はあきらめなくてはなりませんが、それ以外は、通常の式と披露宴のスケジュールを、ほとんどそのまま行うことができます。

もしも親代わりという大役を引き受けてくれる方がいるようなら、事前にあなたのご両親や親族に事情をしっかり説明しておくようにしましょう。

彼氏には親代わりと呼べるような人もいないということも考えられます。

このような場合には、彼氏に安易に「ご両親と絶縁中なら、親代わりになってくれるような人はいないの?」などと聞いてしまってはいけません。

ご両親と絶縁しているからには、それなりの大きな事情があなたの彼氏にはあったのでしょう。

こういったことはいくら結婚を控えているフィアンセとはいえ、彼氏にとってはかなりデリケートな問題のはずです。

ですから、こういったことをストレートに聞いてしまう前に、彼氏の周りの人に話を聞いたり、彼氏の日ごろの行動から察したりするなど、ある程度デリカシーのある態度が重要になってきます。

彼氏はご両親と絶縁をしているというだけでも傷ついています。

その傷を広げてしまわないように、大切に扱ってあげてください。

二人で彼氏のご両親と会って、出席を依頼する

彼氏のご両親に出席してもらって、完全に一般的なスタイルの結婚式と披露宴を挙げるという方法も、もちろんあります。

つまり、あなたとの結婚を一つのきっかけにして、彼氏とご両親を和解させるという方法です。

これはあくまでも彼氏にその意思があることが大前提ですが、あなたが彼氏を口説いて、ご両親との和解の話に持っていくという手もあるでしょう。

あなたにとっては彼氏のご両親にも結婚式に出席してもらうのが、ベストな対処法です。

その情熱をもって、彼氏を口説き落としましょう。

そして彼氏が了解したら、ふたりで彼氏のご両親に会って結婚の報告をし、結婚式と披露宴への出席をお願いします。

近い将来、義理の娘になるあなたに頭を下げられれば、ご両親も「NO」とは答えにくいはずです。

成功の確率はかなり高いと言っていいでしょう。

彼氏がご両親と和解するのを待ってから、結婚式を挙げる

どうしても彼がご両親と会いたがらないケースもあります。

彼氏とご両親との間にある問題がそれだけ重大であったり、ミゾが大きくなっていればいたりするほど、彼氏はご両親と和解するのを嫌がるかもしれません。

このような場合には、彼氏に無理強いをするのはやめておいたほうが良いでしょう。

先ほども説明したように、彼氏とご両親との絶縁はとてもデリケートな問題であるからです。

そこで最後に提案したいのが、彼氏がご両親と和解したいという気持ちになるまでは、結婚式を挙げるのを延期するという方法です。

切ない解決策かもしれませんが、ふたりが幸せになるために最善な道がこの方法であるならば、少しだけガマンして彼氏がご両親と仲直りするのを待ちましょう。

結婚というものは、周りの人から祝福されてこそ幸せなものですし、結婚生活もうまくいくという場合が多くなります。

彼氏がご両親と和解しないまま結婚した場合には、彼氏のご両親からは祝福されないということも考えられますので、それではとてもさみしいというものです。

せめてお互いのご両親から喜んでもらえるような結婚にするためにも、彼氏がご両親と自然と仲直りするまでは、挙式をするのを控えてみるのも良いでしょう。

結婚式は一大イベント。後悔しない選択を

結婚式は一生に一度のものです。

あとで後悔することのないよう、あなたと彼氏にとって最善の方法はどれなのか、熟考することをオススメします。

これを機会に、彼氏がご両親と仲直りをして、すばらしい関係を作れていくといいですね。

 

    「彼が両親と絶縁している時に結婚式をどうするべきか。ご両親を呼ぶべきか呼ばないべきか」への感想コメント一覧

     

    現在のところ、まだ感想はありません。ぜひ最初の感想を書いてください。