今までずっと思いを寄せていた人と念願かなって交際がスタート。
この上なく幸せなはずなのに、いざ交際を始めた途端に冷めてしまうこともありますよね。
男性側から見たらなにがなんだかわからない感覚かもしれません。
でも女性側にからしたらそれなりに理由があるものです。
そんな複雑な女心、一体なぜ起こるのでしょうか。
思いが強すぎた
片思いの期間が長すぎるなど、相手への思いが強すぎた場合、相手へのエネルギーを使い果たしてしまった可能性があります。
今まで彼に対するエネルギーをさんざん放出してしまったので、生身の彼に対してどんなふるまいをしたらいいのかわからず意気消沈してしまいます。
一人で想像していたのとは違う展開に、戸惑うこともあるでしょう。
また、交際が始まれば彼と共有する時間が増えることになり、一人であれこれ想像する楽しみもなくなってしまいます。
これでは楽しむどころか逆にストレスが溜まってしまいます。
一人で楽しむエネルギーと実際の彼に対するエネルギーは別物です。
思いが通じたら、しっかりと彼に向き合う必要があるでしょう。
自分を振り向かない彼が好き
彼をいわゆるアイドル化して見ていた、というケースが考えられます。
いつでも横顔の彼に魅力を感じ、彼の視界に入らない場所で彼を見つめることに慣れてしまったのです。
自分のことなど目もくれずになにかに打ち込んでいる彼や、手に届かないアイドルに夢中になるのは、自分が安全な場所から見ていられるから。
手の届かない彼だからこそ今まで魅力を感じていたのです。
本来女性は防衛本能が身についているもの。
いくら大好きだった彼でも、いざ自分を追いかけて来たら逃げたくなってしまいます。
振り向かない彼だから今まで安心して思いを寄せてこられたのかもしれません。
彼を片思いでいる自分が好き
片思いは辛く苦しいもの。
でも胸が痛くなるような切ない思いを体験すること、それはそれで心地よいものです。
さまざまな心の変化、特に憧れや強い思いを体験することで「自分が生きている」ことを実感できる女性も多いでしょう。
世の中にいかに片思いの小説、ドラマなどがはびこっていることでしょうか。
なぜならそれらを楽しむ人がいるからです。
ドラマの役者さんに激しく共感したり、相手への思いをドラマが叶えてくれたり、それはあなたの日々のストレスに対する大きなカタルシスとなります。
ただしドラマは思いが通じ合ったところでエンディングをむかえてしまいます。
その後のストーリーは平和過ぎてお話にならないというのが正直なところでしょう。
一方、恋人同士に一波乱おきるようなストーリーも人気です。
ということは、思いが通じ合うまでのドキドキ感や、すれ違い、切ない思いあんどを体験するのが一番楽しい瞬間なのかもしれませんね。
相手を美化しすぎていた
自分が好きになった相手はとかく美化してしまうものです。
いくら憧れを抱いていた彼だって所詮はただの人間、ただの男に過ぎません。
彼と交際し、深く知ることで幻滅するケースも少なくありません。
例えば誰にでも優しく見えたかれが誰かの悪口を言っているところを聞いたら?彼の部屋がほこりまみれで汚かったら?彼が予想以上に早いペースで体の関係を求めてきたら?実際の彼と交際するということは、意外なことの連続です。
こんな面もあるんだ、と寛容にとらえ、新たな魅力を発見できるように努められるとよいのですが、長年抱いていた彼へのイメージが崩れていくことは、なかなか受け止めにくいかもしれません。
こんなはずじゃなかった
大好きな彼にせっかく振り向いてもらったのに急激に冷める女性の心、それはもともと彼に抱いていたイメージが崩れるごとに大きく膨らんでいきます。
片思いの時には感じなかったささいな仕草や言動などが欠点となって目についてくることもあるでしょう。
私の求めていたのはこんなデートじゃなかった、もっとやさしくしてほしい、意外と嫉妬深かったなど、つき合ってみなければわからないことも少なくありません。
また、金銭的な感覚や同じ映画を見た感想など、相手との溝を感じる場合もあります。
そんな時、相手との違和感をおぼえながらもやっぱりこの人が好きだと言えるかが決め手となります。
こんなはずじゃなかった、これなら片思いだった方がよかったなどと感じるようなら深入りしないうちに彼に背を向けた方がよいかもしれませんね。
付き合ったら冷めてしまう理由を知ろう
以上、いくつかのケースを挙げてみました。
思い当たる方もいらっしゃるかもしれません。
考えてみたら人間関係とは、生まれも環境も違う者同士の異文化交流です。
自分の心の中だけで勝手に想像を深めるのをやめ、相手に向き合い、よいところも悪いところも認め合えるような姿勢が大切です。
お互いに成長していける相手となるように心がけていきましょう。
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