結婚して子供が産まれるとなかなか貯金ってできなくなります。
結婚する前から貯めていた貯金ももちろんいくらかあるとは思いますが、結婚してからは別口貯金となるケースが大半です。
しかし、そういった結婚前の貯金って実際そうすれば良いのでしょうか?
今回はそんな結婚前に貯めていた貯金はどうすれば良いのかご紹介します。
子供の為に使う
子供が産まれるとどうしても家事と仕事の両立+育児って難しいのが現状です。
となると、妊娠数か月くらいから、共働きという形態はできなくなり、旦那さんの収入だけでやりくりしていく事になります。
産休が取れるところも増えてきてはいますが、実際、どれくらい休めるかというと、そんなに長くは休めません。
だいたいの共働きしてきている人は、妊娠を機に退職したりしています。
妊娠・出産には細かい費用はもちろん、まとまった費用も必要となり、それが数年続き、子供が成長していく段階でも色々と費用は発生します。
そういった時に無理なく支払える余力があれば良いですが、度重なる出費だと厳しい部分は出てきます。
そういった時に貯金があれば少しずつ補填する事ができ、子供にももちろん自分達にも安心感が出ます。
結婚する前に貯めていた貯金であっても、自分の子供に使うという事は素敵な事であり、大事な事だと思いますので是非そういう機会に使うと良いでしょう。
万が一の備え
人生、生きていれば色々な事があります。
だいたい物事が起こり得る時は、お金がかかる場合が多く、そういった時に備えがあればそこから補う事ができます。
結婚すると、自分だけではなくパートナーや子供を含め家族です。
自分に起こる事はもちろん、パートナーや子供に起こる事も自分の事と同じこと。
であれば、万が一の時に自分が貯めてきた貯金を使っても問題ないのではないでしょう。
ですので、それまではパートナーなどには秘密にしているのもありです。
万が一の備えですので、そのもの(結婚前の貯金)が存在する事を知っていると、万が一の時以外でも頼る事が出てきてしまい、大事な時には無くなってしまっている可能性も出てきます。
隠し事をしているようで後ろめたいかもしれませんが、いざという時に助かる為の隠し事ですので善意です。
住宅購入などの資金
結婚して子供にも恵まれて、次の夢といえばマイホームを持つこと。
しかし、マイホームを持つという事は大変な事です。
結婚・出産の次に大変な事ですよね。
購入する住宅の種類などにもよりますが、住宅を購入する時は、販売価格だけでなく、それにプラスして諸費用というものもかかってきます。
それはだいたい販売価格の1割~と言われていて、結構高額です。
そしてそれは現金で払わなければいけないのです。
マイホームは自分とその家族が一生暮らす家です。
そう思うと、少なからず自分も貯金から出すのも良いのではないでしょうか?今の時代、夫婦の両方の名義で住宅を購入する人も増えています。
一緒に暮らす家だから負担し合いましょうという現れでもありますね。
こいうった時に役立てるのも素敵な事です。
運用などにあてる
結婚前に貯めていた貯金は自分だけでという人は、それを増やすために資産運用している人もいます。
結婚してから、旦那さんの収入だけである場合は、結婚前に貯めていた貯金の方へ旦那さんの収入から少しでも預金をしていくのはマナー的に良くありません。
そのため増やすには株やFXなどをやるといった選択をする人がいるようです。
しかし、ハマると逆に損をするリスクもあるのであまりオススメはできません。
やるのであれば、極少額なもので、優待券などがあるものを選ぶ。
もしくは、定期預金など金利が高いものや特典付のそういった商品へ貯金口をかえるなど、大きな変動を求めずコツコツと、それでいて自分にもメリットがある(特典など)ものだと続ける事ができて増やす事ができます。
老後用にとっておく
年々、年金問題は重大な課題となってきています。
老後の生活費として必要な金額は1人あたり2,000万円とも言われていて、それを考えると不安になります。
今後、年金の受給年齢も上がり、支給額も下がる一方でしょう。
そんな時に貯金があるのとないのとでは、かなりの差がうまれます。
安心感はもちろんですが、実際老後生活していく上で苦労することはあまりないでしょう。
それを見越して、それまでとっておくのも1つの手です。
結婚前に貯めたお金も有効的に活用していこう
結婚前に貯めていた貯金は自分が頑張ってコツコツ貯めてきたお金ではありますが、結婚して家族になった以上、その家族の為に使うというのはすごく素敵な事です。
逆に、大事な時までとっておくなども、自分を含め家族を想っての事。
貯金というものは結婚してからはなかなかする事が難しくなります。
ですので、大事に取っておく・家族の事に使うという事は大事な事でもあります。
貯金があるのとないのとでは心の余裕も違いがありますので、散財せず少しずつ大切に使ったりしていきましょう。
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