気づく力を高める方法。周囲を見渡し観察していこう

最終更新日:2016年3月26日

仕事でも恋愛でも、成果を出せる人には共通点があります。

その中で大切なことが「気づく力」です。

目の前の問題や重要なことに気づくことができるからこそ、何かを決めて行動を起こすことが出来るのです。

そこで今回は気づく力を高める方法をご紹介します。

1.情報を集める

気づく力を鍛えるためには、まず情報を集める必要があります。

同じように生活を送っているのに気づく人は、生活の中からたくさんのエッセンス、情報を得ています。

しかし気づけない人は、毎日が同じように見えているので、特に情報を得る事もないかもしれません。

まずは「目の前に起きていることを、そのまま見る」習慣をつけるといいでしょう。

二人の人が近所のスーパーに行ったとします。

一人はスーパーの中からお買い得品をすぐに探し出し、要領よく買い物をしていきます。

購入した商品も全て使い切りました。

しかしもう一人は結果的にお買い得品を見逃しただけでなく、購入した商品も半分近く使い切れずに賞味期限が切れてしまいました。

この二人の差は「情報量の差」がそのまま出た結果と言えるでしょう。

お買い得品に気づけたのは、普段の商品の価格の相場を知っていたからです。

普段の買い物でも「商品の価格」という情報を集めていたので、価格が安い商品にすぐに気が付くことが出来ます。

自分が欲しい物だけ購入するような買い物をしている人は「頭の中で買い物をしている状態」だと言えます。

せっかくたくさんの有益な情報があるのに、見ていません。

見えているのは頭の中にある必要な食材だけです。

また最初の人が購入した食材を使い切れたのにも理由があります。

冷蔵庫の中に入っている食材の情報があり、家族がどのくらいの量を食べるのかと言う情報が蓄積されているからです。

使い切れなかった人には、そのあたりの情報も欠けていたといえるでしょう。


2.違和感に気づく

情報をたくさん蓄積していれば、買い物をしていても平均値から外れる安値、つまり「特価品」に気づくことができます。

情報を蓄積することで「違和感に気づくこと」ができるようになります。

違和感に気づく力は会社などの人間関係でも生かすことが出来ます。

職場の同僚に対する知識の蓄積があれば、正しい対応をしやすくなります。

急に会社を休んだ同僚に対しても、違和感に気づくことができます。

ルーティン的に有給休暇を消化しただけなのか、何か私生活や仕事で問題が起きているのかという判断は難しいでしょう。

しかし「普段の同僚の行動」についての知識があれば違和感に気づくことができます。

「月曜日に休むのは初めて」「週に2回も休むのはいつもと違う」「昨日の同僚の様子が少しおかしかった」など、同僚に対する知識があるほど違和感に気づくことができます。

早く違和感に気づければ、早めに対処ができますので、大事にならずに済みます。

急に会社を辞められて職場が混乱してしまうという事態も防げます。


3.経験に支配されない

今まで見てきたように「情報を集める」と「違和感に気づく」ことができます。

そして情報を集めるためには「目の前に起きていることを、そのまま見る」ということが大切です。

言い換えれば「経験に支配されない」ということです。

例えばテレビを観る時に「どうせつまらない」と考えてしまったらどうでしょうか。

テレビを観ている間中、他のことを考えているか「テレビがつまらない理由」ばかり探してしまうことになるかもしれません。

「テレビがつまらない」というのはそれまでの経験であり、その人が感じたことで、事実ではありません。

少なくとも目の前で放送されている番組はまだおもしろいかどうか、有益かどうかは決まっていません。

テレビに限らず、本やゲーム、会社のイベントなども「つまらない」と切り捨ててしまうことはないでしょうか。

次に読む本はおもしろいかもしれませんし、次の忘年会は楽しいかもしれません。

またこれまで読んだ本も、心理状態によっては面白いかもしれません。

以前の状態では知識が足りずに面白さに気づけなかっただけかもしれません。

経験は面倒なことを避けるために物事に大まかなラべリングをしてくれますが、そのラべリングが情報を得るための邪魔になることもあります。

スーパーの買い物の例でも「買い物は面倒でつまらない」ラべリングをしてしまっていると、何も情報を得ることが出来ません。

初めての海外旅行に行くような気持ちで買い物に行けば、今まで見えなかったいろいろな情報を得ることができるでしょう。

気づく力を高めよう

気づく力をつけるためには「情報を集め、違和感に気づく」習慣を作る事が大切です。

そして情報を集めるためには、あるがままの状況をそのまま見る事が重要になります。

会社の行き帰り、買い物の行き帰りの道にも「何もない」と決めつけずに「そのまま見る」ようにしてみましょう。

そうすると道端に美しい花が咲いていたり、少し奥まった場所にセンスの良い雑貨屋さんがあることに気づくことができるかもしれません。

「いつまでも生まれたてのような目で世の中を見る」それが気づく力を身に着けるために大切なことなのかもしれません。