婚姻届に使う印鑑は何でもOK!夫婦の最高な印鑑を使おう

法的に夫婦になるためには、婚姻届を受理してもらう必要があります。

記入も証人も完璧、と思っていても、使用する印鑑はどうでしょうか。

実印がある人も、100円均一で買った印鑑でも、あるいはシャチハタでも、印鑑は印鑑です。

しかし使えない印鑑を使用してしまうと、受理されない場合があります。

そうなる前にいま一度、婚姻届に使える印鑑を学んでおきましょう。

基本的にどんな印鑑でも大丈夫

立派な印鑑ではないけど、一本くらいは持ってるという方が多いのではないでしょうか。

印鑑は使用されている素材によって、値段が大幅に異なります。

高いものでは数万円、安いものだと100円均一でも売っています。

婚姻届は役所に出す書類だから、きちんとした印鑑じゃないとダメなのでは、と思いがちですが、実は既製品の100円物でも問題ありません。

また、実印や認印、銀行印など、印鑑の種類もたくさんあります。

何がどう違うのかさっぱり分からないという方もいるかもしれませんが、婚姻届はどんな種類の印鑑でも捺印可能です。

しかし、欠けていたり印鑑自体に問題がある場合は受理されないので気をつけましょう。

ここでポイントなのは、朱肉やスタンプ台を使って捺印できる印鑑は、何でも大丈夫ということです。

また婚姻届を出す際は、印鑑も持っていくと安心です。

シャチハタは受理されない

印鑑の質も種類も問わないなら、シャチハタだって大丈夫ではないかと思いますが、実は全く違う意味を持ちます。

シャチハタは内部のインクが浸透することによって、簡単に捺印ができます。

しかし、表面がゴムのため、インクがこすれたり印影が変形してしまう可能性があります。

そのため、通常に印鑑とは違う扱いがされます。

婚姻届に限らず、公的な文書にはシャチハタは認められないことが多いので、覚えておくと便利です。

既に証人がシャチハタを押してしまっている場合も、受理されない可能性があるので、改めて捺印しなおしてもらうか、違う方に記入してもらいましょう。

シャチハタしか持っていない場合、新しい印鑑を買うのがめんどくさいと思うかもしれませんが、受理されないと夫婦にもなれません。

安ければ100円でも購入できるので、必ず手元に置いておきましょう。

実印、認印、銀行印、どれでも可能

先にも触れたように、印鑑には種類があります。

認印は申込書や宅配便など、簡単な手続きで多く用いられます。

実印は役所で登録した印鑑のことで、自分で登録が必要です。

銀行印は金融機関などで口座開設の際に届け出る印鑑です。

銀行印に登録しているから、婚姻届に使えないといったことはありません。

どのような場面で使っていても、婚姻届には全ての印鑑が使えるので安心しましょう。

なぜどんな種類でも大丈夫なのか、と疑問ですが、それは証人欄があるからです。

二人の証人がいてくれることで、結婚する二人の意思を確認しつつ、届出としての正確性を高めているといわれています。

証人となってくれる方には感謝をしておきましょう。

名前の印鑑でも大丈夫

印鑑と聞くと、苗字のイメージがありますが、実は名前で作ることも可能です。

また、名前の印鑑も実印や銀行員などに登録が可能です。

結婚して姓が変わる場合、新しく印鑑を購入しなくてはなりませんが、名前が変わることはありません。

そのため、あらかじめ名前だけの印鑑を持っていれば、入籍後も同じ印鑑を使うことが可能です。

名前だけの印鑑は婚姻届にも使えるので、入籍後に買い換える必要がないので便利です。

婚姻届の提出までに時間があり、印鑑を持っていない場合は、旧姓ではなく名前の印鑑を作ってみるものいいかもしれません。

名前だと不安な場合は、役所に聞いてみると教えてくれます。

一人につき1つの印鑑を

親族に証人を頼む場合、同じ姓の場合があります。

また、配偶者が自分と同じ姓の場合もあります。

そのような場合、1つの印鑑を使いまわしてはいけません。

多くの自治体で、異なった印鑑を使うように指示されています。

バレないだろうと思っていても、役所では注意するべき箇所なのでやめておきましょう。

必ず一人一本、1つの印鑑で捺印するように注意してください。

また、すでに新しい姓の印鑑を買っている場合、使いたい気持ちは抑えましょう。

意外に迷ってしまう方も多いのですが、婚姻届を出す時点では、まだ夫婦ではありません。

必ず旧姓の印鑑を使いましょう。

意外と記入が面倒くさかったり、後回しにして印鑑の存在を忘れてしまうこともあります。

婚姻届の印鑑を決めよう

多くの人が婚姻届に使える印鑑で悩んでしまうことが多いようです。

しかし婚姻届に限らず、重要な書類や公的文書にはシャチハタが使えません。

事前にちゃんと用意して、慌てることなく婚姻届を提出してください。

そして婚姻届が受理されれば、晴れて正式に夫婦となります。

 

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