小説やマンガよりも、ラノベを読む方が好きな人はいますよね。
ラノベを好む人は、どのような心理からラノベに手を伸ばしているのでしょうか?
今回はその代表的な理由を、ピックアップしてご紹介します。
小説とマンガの良いとこどりが出来る
ラノベは、小説とマンガの良いところが合わさった、中間的な媒体となっています。
キャッチーな表紙イラストが描いてあり、挿し絵がある作品も多いです。
登場するメインキャラクターのビジュアルがイラストとして提示されているものも多いため、物語の世界に入り込みやすいという特徴があります。
しかしその一方で、表現方法としては、文字と文章を使用した小説のスタイルをとっています。
そのため、展開できる物語の量が多くなりやすく、一冊でより濃厚に世界観を楽しむことが出来ます。
また、マンガよりも読むのに時間がかかるため、ライトな媒体でありながらも、時間を潰したり、より長いストーリーを堪能したい人に適しています。
コストパフォーマンスと分かりやすさを両立して楽しめるメリットがあるというわけです。
ラノベは小説とマンガの良いところをどちらも取り入れている媒体です。
小説よりも気軽に読みやすい
小説のスタイルを取りながらも、ラノベは「ライトノベル」という名称の通り、ライトな文体が特徴となっています。
作品によって具体的な内容や傾向は異なっていますが、分かりやすい表現が多く、キャラクター同士の会話や、バトルシーンなどに重きを置いている作品がたくさんあります。
適度なタイミングで挿絵も入るため、文章だけではどうしても想像しきれない部分を、効率よくサポートしてもらうこともできます。
物語をよりビジュアル的に想像しやすいため「読みやすい」と感じる人が多いのです。
より低い年齢層が読みやすいように対応している作品も多いため、小説を読むときに難しい漢字や語句を避けて、気楽に進めたいと感じている人からも選ばれています。
キャラクターが魅力的な作品が多い
ラノベは流行のイラストがついていたり、キャラクター造形により重きを置いている作品がたくさんあります。
アニメ化やコミカライズなどのメディア展開を目指していくものも多いため、より魅力的なキャラクター作りが行われています。
物語の展開に力を入れると共に、よりキャラクター像を掘り下げている傾向にあるため、魅力的なキャラクターたちのやり取りを楽しみたいと思っている人にも選ばれています。
カバーイラストや挿絵のサポートもあるため、よりキャラクターを理解しやすいという魅力もあります。
文字情報だけでは理解できないキャラクター像を、ラノベであればより分かりやすく、的確に把握していくことが出来るでしょう。
メディアミックスを楽しむことが出来る
ラノベは前述した通り、アニメやコミックなどのメディアミックスがされやすい傾向にあります。
そのため、ラノベのスタイルだけではなく、それを基にして独自の演出が施された別のメディアを楽しみたい人にも選ばれています。
自在な動きや音楽、台詞などが組み合わさったアニメや、独自の描かれ方が魅力のコミックなど、ラノベの世界観をより深く楽しみたいとき、ラノベはとても魅力的です。
ラノベだけで語り切れなかったエピソードが楽しめたり、ラノベでステキだったシーンを、様々な要素を追加してもらえることもあるでしょう。
幅広いメディア展開を堪能したいときにぴったりの媒体でもあります。
ファンタジーや異世界ものが豊富にある
ラノベは、イラストやライトな文体を活用できる特性上、ファンタジーや異世界ものなどを取り扱った作品が非常に豊富に存在しています。
そのため、こういったジャンルや作品の傾向が好きな人にとっては、自分好みの作品にとても出会いやすい媒体でもあります。
ライトな文体はバトルシーンやファンタジックな演出をより的確に描きやすいですし、イラストによって補佐されることで、より詳しく世界観を説明することが出来ます。
他の媒体であれば、なかなかリアリティを出すことが難しい作品であっても、ラノベのスタイルを活用すれば、迫りくる迫力や、繊細な魅力を表現しやすい傾向にあります。
また、ファンタジーや異世界ものは、アニメやコミックなどでも、派手な演出を伴って構成しやすいです。
そのため、メディアミックスが豊富なラノベにとって、ファンタジーや異世界ものを取り扱った成長の方向性との親和性もとても高いと言えるのです。
世界観が好きで、ラノベを選択している人は多いです。
ラノベならではの魅力が豊富に存在している
小説やマンガと比較した場合、ラノベだけが持っている魅力とは、非常に豊富に存在しています。
ラノベだからこそ堪能できるポイントを見つけながら、あなた好みのラノベを楽しんでみてください。
「ラノベ好きな人の心理とは?小説やマンガよりラノベが好きな人たち」への感想コメント一覧
自分もライトノベルを読む側の人間だが、なぜ読むのかはあまり考えたことがなかった。たしかに小説と漫画のいいとこどりっていうのは納得できるし、実際絵のない小説を読むよりところどころ挿絵のあるライトノベルの方が読みやすいし表紙が魅力的なライトノベルは手に取りたいなと思うからとても納得できた。