リップクリームの正しい知識を身につけて唇のかさつきを解消しよう

唇のカサカサは女としての魅力が半減してしまいますよね。

みなさんケアはしてると思うけど、どうしても乾燥してしまう…そんな人いないでしょうか?
もしかしたら、そのケア自体が間違っているかもしれません。

そこで今回はリップクリームの正しい知識や効果的な使い方についてご紹介します。

知ってた?リップクリームの種類の違い

「唇がガサガサ!リップクリーム塗らなくっちゃ」というのは間違いです。

じつは一般的なリップクリームは予防用なのです。
もうすでに荒れてしまってる場合は、荒れに有効な成分が入っている「薬用」「医薬部外品」と書いてあるリップクリームを使った方が良いのです。

それでも効果がなかったら「医薬品」のリップをオススメしますが、実は医薬品のリップはリスクがあり、一部の成分では皮膚過敏症になってしまうケースもあります。

ですので長期に使用するには不向きです。

効果は高いので、使用期間に注意をしつつ使いましょう。

このように、唇の状態に合わせてリップクリームの種類を変えてみると効果的です。
ちなみに、リップクリームの使用期限は一年ほどと言われています。
「去年のリップクリームでも大丈夫だよね」などと考えずに、新しいものに買い替えましょう。

唇が荒れる原因は?

唇が荒れる原因ですが、実は意外と知られてないのが「歯磨き粉」の合成界面活性剤。

歯磨き粉を付けすぎていたり、うがいが満足に出来てなかったりすると皮剥けの原因になったりしますので注意して下さいね。

そして女性に多いと思いますが、クレンジングを唇に使用して荒れてしまうことも。

クレンジングも合成界面活性剤が使用されてますので、勿論荒れる原因になります。
口紅を落とす際はオリーブオイルなどのピュアオイルでも問題ないので、合成界面活性剤の入ってるクレンジングは避けてみてはどうでしょうか。

それから、知らないうちに気になって唇を舐めてしまう癖も唇の乾燥の原因に。

何度も潤そうと舐めているうちに逆に唇の皮が乾燥し、ベロベロと剥けてしまうことになります。

癖になってしまって自分では気付いてないこともあります。

舐めてないか意識し、注意してみましょう。

他にはどうしても避けられないのが冷暖房器具による乾燥です。
加湿をしようと色々心がけても、実は湿度の問題よりも、温度の変化にあわせようと体が無理を繰り返すことにより免疫が落ち、乾燥してしまうという話も。

本来人間の肌は、湿度に合わせて角質を調節する機能が備わっています。
ですので乾燥を感じても二週間ほどで対応してくるようなので、自然と回復する機能は備わってるのです。

ただ、自分で乾燥する原因をいつまでも作っていたらやはり乾燥は改善しませんので注意しましょう。

もしかしたら体の中に乾燥する原因が

唇が乾燥する時期と、ストレスや食生活の乱れなどが重なってないでしょうか?
唇がカサカサになる原因の一つにビタミン不足も考えられます。

ビタミンB2が特に関係しているといわれ、不足すると口角炎、口内炎、唇が荒れたり、目が疲れたりするそう。

卵、納豆、チーズや牛乳などの乳製品、魚や肉、貝類に入ってるとのことなので、積極的に摂ってみてはどうでしょうか。

他に糖尿病の初期症状でも肌の乾燥、唇の乾きが関係してるそう。
ずっと治らない、そんな人は体の中に注目してみたほうが良さそうですね。

どんなリップクリームが人気

最近はとろみが付いてるグロス系のリップも出ていますが、やはり合成界面活性剤のリスクも気にした方が良いかも。
またヒマシ油やミツロウでも荒れる方が多いようです。

心当たりある方は購入する際チェックしてみてください。

口コミでの高評価なものはアルージェ、DHC、エテュセ、モアリップ、サベックス、ヴァセリン、ユリアージュ、ユースキン、キュレルなど比較的敏感肌用の保湿剤を出しているメーカーが多くなっています。
そして「医薬品」「薬用」と付いてるものでお値段も高いものが高評価の傾向があります。

満足出来る結果が得られない方はそうしたリップクリームへと買い替えて違いを試してみてはどうでしょうか。
ただし、「医薬品」の長期使用に関してはくれぐれも注意を。

実は唇のかさつきにはワセリンでも良い

リップの成分で荒れてしまうという方はワセリンでも十分。
ワセリンは鉱物油で、体内に入っても無害とされてます。
ですので口の中に入ってしまっても微量であれば影響はありません。

その他、口に入っても問題ない保湿成分として馬油、精製ラノリン、シアバターなどの単純な成分で作られてるがおすすめです。

勿論、いくらこれらの保湿成分でもポリマーのように長時間潤いを保つのは不可能。

ですので、荒れ対策として下地に利用したり、ラップを使ってパックなどする際に利用してみてください。

リップクリームの塗り方にもコツが

唇のしわに合わせて「縦に」塗る方法が正しいようです。
スティックタイプなら点々と押すように塗ると良くなじみますよ。

ただ、硬いテクスチャーのリップクリームもあり、あまり強く擦り付けることで逆に荒れてしまう可能性もあります。

ゴリゴリ塗らずに指先で温かくしてから塗るなど工夫しましょう。

また、忘れがちなのが、口角や輪郭の部分。

この部分もちゃんと塗るようにしましょうね。

次に塗る回数も重要です。

あまり頻繁に塗りすぎると、角質の修復度合いに影響を与えてしまい、リップクリーム依存になる可能性も。

回数は一日3~5回程度に抑えることをおすすめします。

唇の状況に合わせたリップクリームを

唇がガサガサに荒れて血が出てるような状態になっても「化粧品」のリップクリームを使用してた方、いませんか?
唇の状態に合わせてリップクリームの種類を変えて使用してみて下さいね。

唇の乾燥は体の健康のバロメーターでもあるので、食生活などもこの際見直してみましょう。

 

    「リップクリームの正しい知識を身につけて唇のかさつきを解消しよう」への感想コメント一覧

  1. 1. 名無しのイケジョさん2018/05/13(日) 11:05

    歯磨き粉が原因になっているとは知りませんでした。歯磨き後の拭き取りが疎かにならないように気を付けたいと思いました。

  2. 2. ほのか2018/05/26(土) 12:42

    いつもリップを縫ってもかさつきが気になっていたのですが体の中から健康になるのが良いのですね。日頃の不摂生でビタミン不足になっていたのかもしれません。参考になりました。

  3. 3. はな2018/05/26(土) 18:22

    深く考えずにリップクリームを使っていました。塗り方にもコツがあったんですね。ビタミン不足にも気を付けようと思います。

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