新型コロナウィルスの騒動により欠かせなくなったマスク。
更にマスクは病気予防だけでなく、花粉対策や防寒やスッピン隠しなどさまざまな用途があります。
しかし、マスクを長時間つけていたり、マスクをつけたまま歩いたりすると頭痛やめまいはしませんか?
それは「酸欠気味」になっているからかもしれません。
一度頭が痛くなってしまうとマスクを外してもなかなか治ってはくれません。
そのようなことにならないために、マスクをつけていても息苦しく酸欠気味にならない方法をいくつかご紹介します。
こまめに深呼吸をしてマスク内の空気を入れ替える
マスクの性能にもよりますが、マスクをしていると自分が吐いた空気がマスク内に溜まってしまいます。
それをまた吸い込むことによって二酸化炭素が少し濃い状態の空気を吸い込むことになります。
すると酸欠気味になって頭痛がしたりめまいがしたり、息苦しく感じたりしてしまうことがあります。
そのためマスク内の空気もこまめに入れ替える必要があります。
オススメの方法は深呼吸をすることです。
深呼吸をすることで多くの空気や酸素を肺に送るだけでなく、息を吐くの際に強く息を吐き出すことでマスク内のたまった空気を外に出すことができます。
それによりマスク内に新しい空気を取り入れることができます。
こまめに深呼吸をすることで、マスク内を換気しましょう。
深呼吸が辛い時は、マスクを少しずらしたり外したりして新鮮な空気を取り入れましょう。
ただ、それは飛沫を放出することにもつながるので、人がいない所でやりましょう。
室内の換気をして、新鮮な空気を取り入れる
マスク内の換気も大事ですが、そもそも滞在している室内の換気が十分にされていない可能性があります。
人がたくさんいて酸素濃度が薄くなっていると、マスクをしている人は酸欠気味になるリスクがマスクをしていない人以上に高まってしまいます。
ですので、室内でマスクをする場合はこまめに換気をすることを心がけましょう。
特に冷暖房器具を使って温度を調節している時は、窓を開けて換気するのは気が引けますが、できるだけ換気をしましょう。
鉄分を摂取して貧血にならないようにする
貧血になると酸欠になることがありますが、それは血が酸素を体中に運んでいるからです。
よって、貧血状態でマスクをしていると酸欠気味になるリスクが増えてしまいます。
そこで、毎日の生活の中で貧血にならないための体作りや食事を心がけましょう。
貧血の治療でもっともポピュラーなのが「鉄分」を摂取すること。
サプリメントや食材(レバーやリンゴ…etc)といった一日に必要な分だけの鉄分を摂取する手段はたくさんあります。
これを機会に貧血対策もしてみることでマスク装着時の酸欠症状が改善していくはずです。
運動を心がけて生活すると肺活量が上がりマスクが苦しくなくなる
普段から運動をすることで腹筋や横隔膜、肺などを鍛えましょう。
目的は肺活量を増やすことです。
肺活量が増えると今よりもさらに空気を、酸素を吸い込み取り込むことができるようになるので、マスクをつけていても酸欠気味になることは少なくなるでしょう。
運動不足で普段の呼吸が浅くなってしまっているままでマスクを長時間装着していると酸欠気味になるリスクが増えてしまいます。
そこでまずは簡単に「腹筋・背筋・腕立てふせ」などのお家でできる運動や休日に一時間散歩に出るなどの運動を行いましょう。
そうして肺活量を増やしながら健康的な生活を送ってみるとマスクをしていても苦しさが抑えられていきます。
マスクの装着法をちゃんと読んで守る
世の中にはたくさんの種類のマスクがあります。
大容量で低価格のマスクにしても3枚入りで高価格のマスクを買うにしても大事なのは、購入したマスクの正しい装着方法です。
マスクは正しく装着しないと本来の目的である病気予防や花粉フィルターが機能しないことと同時に、その通気性も機能しなくなってしまうことがあります。
特に使い捨てタイプのマスクは息苦しさを軽減するための工夫がされているものが多くあります。
そのため正しく装着することで息苦しさや酸欠気味になることを防ぐことができるかもしれません。
まずはマスクの説明書きをきちんと読みましょう。
もし間違った装着をしていたら、これを機会に直しましょう。
自分のサイズにあったマスクを選ぶ・通気性のいいものを選ぶ
マスクの装着方法ももちろんのこと、大事なのはサイズです。
大きすぎてもマスクの意味をなさないですし、小さすぎるとマスク内の空間がせまく酸欠気味になるリスクが高まってしまいます。
学校や仕事場で酸欠気味になるのはとてもつらいことです。
そのためにしっかりと自分の顔のサイズにあったマスクを選ぶようにしましょう。
また、マスクにはたくさんの種類があり、少し高価格にはなりますが通気性が他のものに比べて改良されているものなどもあります。
マスクを正しく装着しても酸欠気味になってしまって困っている、すぐに運動して肺活量も増やせない…でも困る…といった方は、通気性を重視したマスクを一度選んでみましょう。
今は中々マスクも売っていないので、どうしてもサイズが合うものがなければ自作をしても良いでしょう。
正しいマスクの装着方法と選び方を知って息苦しさをなくそう
インフルエンザをはじめ季節ごとに怖い病気が流行したり、新型コロナウィルスなどおそろしい病気の感染を予防するほかに、花粉症などとアレルギー症状がある方も使用するマスク。
本来は人を守ってくれるものです。
正しいマスクの装着方法とマスク選び、そして少しの換気と生活習慣でうまくマスクと付き合っていきましょう。
「マスクの息苦しさを解消する方法とは。マスクで酸欠や貧血・めまいが起こる状態を防ごう」への感想コメント一覧
マスクをつけっぱなしにしていると、確かに息苦しくなる時があります!
自分に合った大きさで、正しくつける事が重要なんですねぇ。ためになります。
マスクをつけるにあたって、鉄分摂取が効果的になるとは、思いもよりませんでした。深呼吸もしっかりして、快適なマスクライフを過ごせたらいいですね。
マスクをずっとつけていると、何となくしんどくなってくることがあります。サイズが合っていなかったり、通気性が悪いのかな、と思いました。
今日、微熱があったのでマスクをしています。フラフラしています。参考になりました。昼休みになったのでサプリ買いに行きます。
コロナ禍の最近は参考になる記事ですね。