人と話をしている時に「妙にこの人は瞬きの回数が多いな」なんて思った事はありませんか。
瞬きというのは目の乾燥を防ぐ為には重要なことですが、多すぎる瞬きは気になりますよね。
ここでは、目をパチパチさせる癖を持つ人の心理や特徴についてご紹介します。
人と話す時に緊張してしまう
目をパチパチさせるという動作には目の乾燥を防いだり、目に入ったゴミを取り除いたりする役割がありますが、それは普通ならば「まばたき」として捉えられるものですよね。
ですから、目をパチパチさせる回数が例え多かったとしても1人で過ごす時間が多い人ならばそれが癖だという認識はあまり持たないのが普通でしょう。
癖かもしれない、と認識をするのは他人から指摘された時では無いでしょうか。
例えば人と話しをする時には、相手の目を見て話しなさい、話を聞きなさいと教わるものです。
しかし話をしている時に相手の瞬きの回数がやけにやけに多かったら、気になって「どうしたの?」と思わず聞いてしまうかもしれません。
そのようにして、初めて自分は人と比べて瞬きをする回数が多いのだと気が付くわけです。
大概の場合は人と話しをするという事に緊張してしまい、それ自体がストレスとなっています。
そのため話をしている最中、もしくは話を聞いている最中に目をパチパチさせる回数は自然と多くなってしまいます。
話が終わるといつの間にかその癖も治まっている、と言うのであれば人と話しをする事自体が引き起こす癖だという事になりますね。
何に対しても不安で落ち着きが無い
挙動不審という言葉がありますが、その言葉からイメージする状態というと、辺りをきょろきょろ見渡して呼吸は早く視線は定まっていないような様子を思い浮かべるでしょう。
そういった状態に陥る時の心理というのは「不安」と「恐怖」でしょう。
そこまでわかりやすい症状ではないにしても、不安や恐怖を感じている時に目をパチパチさせてしまう人がいます。
目をパチパチと動かすことで気持ちを落ち着かせているのです。
例えば人から何か買い物を頼まれた時に「絶対に買って帰らなくてはいけない」「間違ったものを買ってはいけない」「忘れずに買わなければ」などといった事を考えてしまうと、途端にそれが出来なかった時の事を考えてしまい、一気に不安が襲ってきます。
そのような人は頼まれごとをされること自体もあまり好きではありません。
しかし断る事が出来ない状態でそうなった時には話を持ちかけられた時点ですでに自分でも気付かないうちに何度も目をパチパチさせてしまうでしょう。
ストレスを溜め易い
ストレスを発散させる方法は人によってさまざまです。
例えば買い物に出かけたりショッピングや散歩、スポーツをすることで気分転換になってストレス発散できるという人は多いでしょう。
けれども、そんなふうに上手くストレスを発散できない人もいます。
特に小さな子供にとっては、出来ないことの方が多い毎日の中で、自分が何をしたいのかも分からず、親や周りの大人にもそれを上手に伝える術を持ち合わせていないので結果として溜まったストレスがさまざまな癖となって現れることが多いです。
目をパチパチする癖は子供の頃に出ることが多く、多くの場合は成長するに従ってその癖も気にならなくなってきます。
しかしながら、その癖を周りの大人から指摘されたり、注意されることによってそれが余計なストレスとなり成人するまで治らないという人も多いのです。
ストレスに感じる対象がなくなってしまえばその癖がなくなるかと言うとそう簡単なことではありません。
絶えずストレスを抱え易いタイプの人は、他の人にとってはなんでもない事柄でもダメージを大きく受けてしまう事があるからです。
気持ちをおおらかに持って、なるべくリラックスできる時間を確保する事が大切です。
心細く依存傾向が強い
ペットとして最近人気の高いウサギですが、実はとても神経質で人にはあまり懐かないのが普通な動物です。
けれども一番良く世話をしてくれる人間にはやはり心を開き、一緒にいると身を摺り寄せて甘えてくることもあるんですよ。
ウサギは寂しいと死んでしまう動物だと言われています。
1匹だけで育てる事はもちろん可能ですが、しっかりと飼い主が世話をしてやることが大前提となっています。
ウサギと同じように、誰かがいつもそばにいてくれないと寂しくて耐えられないという人がいます。
自覚はなくてもいつの間にか家族や恋人に依存してしまっているという人はそういった存在がいなくなってしまうと、途端に心が折れてしまいます。
人は決して1人では生きていけません。
しかしながら、誰かに依存する傾向の強い人は自分の意思で何かを決めなければいけない時やあまりにも自由な環境に置かれた時などに心細くて弱気になってしまいがちです。
そのように精神的に未熟な人は心細さを感じた時などに目をパチパチさせて動揺することがあるでしょう。
迷子になった子供と同じように頼れる誰かや、すがれる何かを見つけたらその癖は改善されることがあります。
目をパチパチさせる癖の心理などを知ろう
目をパチパチさせる癖は子供に多く、いわゆるチックと呼ばれる症状である事が多いです。
大人になっても同じように目をパチパチさせてしまう人というのは、癖の度を越えてトゥレット症候群といった病気になっている可能性があります。
完治を目指すには病院での治療や薬の力を借りる必要がありますので、自分はもしかして当てはまるかも、という人は1度お医者さんに相談されてみると良いですね。
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