メガネを普段からかけているけれど、どうも最近よくずれたり落ちたりしてしまう……という状態なら、すぐに対策しましょう。
顔に合わないメガネをかけ続けることは、視力に大きな影響を与えるからです。
今回は、メガネがよくずれてしまう時の対処法についてご紹介します。
鼻の皮脂をこまめに拭き取ったり、鼻付近のメイクを薄くする
メガネがずり落ちるのは、メガネの形のせいではないかもしれません。
一番に考えられるのは、鼻当てが当たるところがオイリーになっていて、滑ってしまうこと。
女性の場合は、油分多めのメイクが滑ってしまうということもあります。
ですから、まずは、鼻の付け根の皮脂を脂取り紙でこまめに拭き取るなどしてみましょう。
メイクを薄く付けるようにするというのも効果的です。
また、鼻の付け根だけではなく、メガネの鼻当ての皮脂を拭き取るのも忘れないようにしましょう。
市販のずり落ち防止パッドを付ける
メイクや皮脂のせいでないなら、残念ながら鼻が低いせいだということが考えられます。
最近のメガネはセルフレームのものが多く、鼻当ての構造が、鼻が高い人に合わせて作られていることが多いです。
セルフレームのメガネは、昔ながらのメガネと違って、鼻当てとフレームが一体となっていますよね。
このタイプだと、鼻に合わないからと鼻当てを調整することはできません。
ですが、後付けできるずり落ち防止パッドというものが売られているので、それを使用することで対処可能です。
このずり落ち防止パッドは、シリコン製の半透明なものが多く、一見しただけでは、付けていることが周囲にわかりません。
そして、ソフトな素材のため、顔への当たりが優しく、痛くなったりすることもありません。
鼻が低いせいでメガネがずれるようなら、このずり落ち防止パッドを使用してみましょう。
メガネ屋さんで調整してもらう
鼻の部分に問題があるのではなく、メガネの幅が顔の幅に合っていないという可能性もあります。
メガネのつるの部分、「テンプル」と言いますが、この部分がなんだか顔のサイドにフィットしないなぁ……という場合は、調整が必要です。
あまりに緩いと、ずれるどころか、下を向いた拍子に落下してしまったりもするからです。
この部分を修正するには、メガネ屋さんに持ち込んで、調整してもらうのが一番安心ですね。
できれば、そのメガネを購入したお店に持ち込んで調整してもらうのが一番ですが、お店によっては、自社のものでなくても調整してくれる場合があります。
また、メガネ屋さんなら、メタルフレームのメガネの場合は、鼻当ての調整も行ってくれます。
まずは、一度行きやすいお店にメガネを持ち込んで、相談してみましょう。
自分で調整する
メガネの幅の調整は、自分でもできないわけではありません。
その場合は、細かい作業が必要ですが、精密ドライバーなどを使用すれば、テンプルの幅の調整くらいなら可能です。
方法としては、精密ドライバー(100円ショップなどでも売っています)で、テンプルの付け根の蝶番の部分を少しだけ締めます。
これだけで、幅が少し狭くなり、顔のサイドにフィットするようになります。
調整するときは少しずつ、を心がけて下さい。
一気に締めすぎると、今度はきつくなり、顔のサイドに跡が残ったり、痛みが出るようになります。
また、レンズに傷を付けないように細心の注意を払うことも大切です。
テンプルの部分は自分で調整できますが、鼻当ての部分は難しいので、こちらは専門店にお任せしましょう。
顔面の骨格矯正体操などをする
メガネが斜めにずれてしまったり、片側だけ浮いてしまうような感じがあるなら、それは、メガネのせいではなく、顔面の骨格が歪んでしまっているせいかもしれません。
顔面が左右対称でないと、左右対称に作られているメガネが合わないのは当然ですよね。
ここで、メガネ自体も自分の顔に合わせて左右非対称にする方法もありますが、いっそのこと、顔面の骨格を矯正した方が合理的と言えるでしょう。
顔面骨格矯正は、サロンに通ったり、マッサージ器具を使ったりなど、様々な方法がありますが、チューインガムで簡単にできる方法もあります。
それは、両奥歯で同時にガムを噛み続けること。
目安としては、1回につき30分、一日に3回ほど行うと良いでしょう。
このエクササイズを行うことにより、かみ合わせが矯正されて、顔の骨格が左右対称に近づきます。
そして、表情筋が引き締まり、小顔効果も期待できるのですから、一石二鳥ですよね。
メガネがずれることを解消しよう
メガネがずれたり、下がってきてしまうときの対処法について、ご説明しました。
メガネが顔に合っていないと、少しの作業もストレスになってしまいます。
ですが、だからと言ってすぐに買い替えたりはなかなかできません。
安いメガネならまだしも、ブランド品だったり、気に入っているものなら、何とかして使い続けたいものですよね。
そんな時は、今回ご紹介した方法で、お気に入りのメガネを快適に、なるべく長く使えるようにしてみましょう。
「メガネがよくずれる時の原因と対処法」への感想コメント一覧
メガネがズレると、目や頭が痛くなったりして、物事に集中できなくなるので、事前に防ぎたいです。
鼻の部分を吹くと、改善されることが多いのでよくやっています。自分で対処しようとしたこともありますが、破損するのが怖いので思い切ってはできません。
一番良いのはメガネ屋さんで調節してもらうことだと思います。
学生の頃からずっと眼鏡ですが、よくずり落ちたため、眼鏡を押し上げるのが癖になってしまいました。市販のずり落ちパットがあるんですね。はじめて聞きました。検討してみようと思います。
私はメガネをかけていないのですが、主人が時々かけていてズレているのが気になります。今度アドバイスしてみようと思います。
最近ブルーライトカットのメガネをしているのですが、すぐ鼻のところにずれてきて、困っていました。市販でずり落ち防止パッドを売っているのは知らなかったので、今度買いに行こうと思います。