無駄話の多い人とのやりとりは時には面倒であったり延々と聞いているのが辛い時があったり疲れたりするものです。
その時の自分の気持ちに余裕がなかったりすると聞きたくないのに聞かされストレスにもなりかねません。
そんな時にうまく切り抜ける対処法をご紹介します。
内容はさておきとりあえず相づち
相手の話を聞くのに疲れてしまったら、とりあえず話の中身をその都度理解しようとする努力はせずに「そうなんだ」「うんうん」などと話が途切れた時に相づちを打っておきます。
相手はとにかく話したいのです。
ですから聞いている、という事を相づちでアピールしておきましょう。
否定をしたり強制的に終了するには相手の事を考える理性があって伝えるのにはなかなかのエネルギーが要るものです。
もしその時のご自分の状態がまあまあ聞いて聞き流せないでもないという位の余裕があれば、相づちしながら我慢して付き合ってあげるのが無難でしょう。
さりげなく携帯電話を利用する
たいていの方は携帯電話をお持ちです。
ポケットやバッグなど、手の届く範囲に常に身に着けている方も多いのではないでしょうか。
もう話を切り上げたいと思った時は、メールや不在着信が入っているフリをして「ごめんね、ちょっと連絡してくる」と急ぎの用事を装いその場を離れましょう。
音が鳴った時ばかりが着信ではありません。
職場にいる時や場合によってはマナーモードになっている事もあるかと思いますし、会話の途中で着信が入ったことにしてしまえば良いでしょう。
他の人にも同意を求めフェードアウトする
その時周りに友人や仲間がいた場合に有効です。
そもそも無駄話をしたい人の心理としては自己アピールをしたいという表れですので、誰かに自分の事をもっと知ってもらいたいという気持ちから話をしたがるのです。
無駄話ですから誰を相手にしてもいい内容の場合がほとんどですので、その場合は近くにいる友人などに助け船を出してもらうと良いでしょう。
ただし助け船はこちらから引き寄せます。
うまく話が乗ったところで「へぇ、そうなんだって」などと話を持っていくと「何?」と聞いてくると思うのでそこから聞いてくれる人の数を増やしたところでうまくいけば話から外れる事もできます。
冷静さを取り戻させる
特に自慢話ばかりする人は、自分の中で満たされきれない気持ちをごまかすための心理が働いて表面的な部分を繕おうとする傾向があるようです。
話を聞いてあげることで相手の気持ちが満たされるのであればそのまま頷いていてあげるのもまた優しさです。
ですが、時には気付きのきっかけを作ってあげるのも相手の為になることもあります。
自慢話ばかりでうんざりしてしまった時には「ところで一番大事なものは見つかったの?」などと話に沿った内容に対して原点に返るような質問を逆にぶつけてみましょう。
まくし立てて話していた事から時には我に返る瞬間もあるかも知れません。
自分から全く別の話題を持ちかける
延々と続く話に余裕がなくなってしまったら、全く違う話題にすりかえてしまいましょう。
何でもいいです。
続いていた話と同等の話題ですとまた話が戻ってしまう可能性があるので、同じ路線の話ではなく、思いきり違った話がベストでしょう。
途中で話を持っていかれることで相手は少し拍子抜けするでしょう。
話を戻すほどでもない無駄話ならそのまま終わる可能性大ですからどうしようと困った時に試してみると良いでしょう。
もしシチュエーションとして学校や職場、習い事などの時間の制限がある場でしたら「そろそろ戻りましょう、また後で」と時計を認識させるきっかけを作るのもオススメです。
一線をあらかじめ引いておく
相手も人を選びます。
聞いてくれるから話すのですから、この人にはこんな話をしても会話が弾まない、とか雑談は不向き、くらいに思わせるように普段からその相手との距離を決めて接しておきます。
よっぽど気付かない人でなければ間に一線が出来ていれば何となく近寄り難いとか、無駄な話はしないでおこうと自然に距離をおくでしょう。
気をつけなければならないのは嫌われている、とまでにキッパリとした態度は控える事です。
関わりを持っていかなければならない相手なら、今後の付き合いに支障をきたすまでにしてしまうのは避けたいものです。
無駄話ばかりする人に上手に対処しよう
無駄に思う話ばかりをする相手、本当ならはっきり言ってしまいたいところですがなかなかそうもいかないのが人間関係です。
相手を傷つけずに対処できそうなものばかりを並べてみましたが、時には逃げてばかりでは解決にならない場合もあるかも知れません。
受け流すばかりでなく、時にはその話の根っこにどんな思いがあり相手がどんな言葉を望んでいるのか、欲しかった言葉を投げかけてあげる事ができたら、無駄話そのものを減らす事もできるのかも知れませんね。
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