やたらとスキンシップが多い人、スキンシップをすることで満足している人が女性には特に多く見られます。
こうしたスキンシップをすることが多い人は、その裏でどんなことを思いながら行っているのか。
その心理を知ることで、スキンシップを多用する目的を理解しておきましょう。
相手により近づきたい
スキンシップをすることで、何もアクションを起こさないで会話をするよりも、より近付けるという印象があるでしょう。
もっと仲良くしたい、私はあなたに心を開いているというのをアピールする手段と考えられます。
確かにスキンシップをすることで、相手は気持ちを開放しやすくなり、信用出来るかもしれないという感情が湧きます。
恋愛する上でこのスキンシップが効果的だと言われるのも、この心理を利用しての意味が込められているのです。
自分はあなたに興味を持っている、自分はあなたに好意を持っているといった気持ちを、言葉にせずに行動で表現する方法がスキンシップです。
相手に近づきたいと思う気持ちが強くなるほど、多くなる傾向が見られます。
また誰に対してもスキンシップをする、異性だけにスキンシップを多くするという人は、八方美人的な傾向が見られます。
どんな人に対してスキンシップが多いのか、不特定多数に対してなのかによっても、この心理状態に違いが出てくるのです。
多くの人に気に入られたいという心理
スキンシップをされて嫌と感じる人は少ないでしょう。
特に男性が女性にスキンシップをされることに、気分を害することは少ないです。
人から気に入られたい、人の良い印象を与えたいという思いが、スキンシップの多さに隠されていることもあります。
人から嫌われることを恐れている人や、悪いイメージを与えたくないと思っている人も同様です。
多くの人から自分が気に入られたい為に、多くのスキンシップを用いるという人もいるのです。
昔友人のグループからいじめにあったり、無視されたという経験を持っているとこういった心理が成長することがあります。
過去の苦い思いをまた味わいたくない、周りから外されたくないという思いが強く、気に入られることで自分を守ろうとしていることも。
多くの人から気に入られたいという気持ちの裏には、こうした過去があるかもしれないことを知っておくと良いでしょう。
スキンシップが当たり前の環境で育った
外国人のように家庭内でスキンシップが多かった場合、スキンシップをすることがごく当たり前の感覚になっていることも有ります。
また現在ではハーフの人が増えてきていることから、自然とスキンシップが家庭内で普通のものとなっているのでしょう。
ハグしたり、握手をしたりと、相手に触れることで理解し合おうという姿勢が伺えます。
日本ではスキンシップをしながらという家庭環境は、大抵幼少期くらいで終わるもの。
しかしスキンシップをいつになっても大事に思っている、愛情の表現という見方をしている人にとっては、大人になってからもごく自然と行うものです。
こういった環境で育ってきたのであれば、スキンシップが周りの人にも多くなるのは当たり前。
逆に変な目で見られたり、疑問に思われること自体、その人にとっては理解しがたいことかもしれません。
育った環境は一人一人違うもの。
家庭においての愛情表現の一つとしてスキンシップを大切にしてきた家族にとっては、人が食事をするのと同じ感覚かもしれないのです。
心底寂しがり屋な人
一人でいることが苦手、一人でいると寂しい気持ちで不安になるといった人も、人と会うとやたらとスキンシップが増える傾向にあります。
依存性が高い人に多く見られるのですが、人の体温を感じたり、存在がそこにあるということを確信したいが為にスキンシップが増えてしまうのです。
こういった人は根本的に寂しがり屋な人で、一人でいることが苦痛でしかなく、誰かが側にいてもいるだけでは満足できません。
触れたり相手を感じることで、ようやくその寂しさが埋められるのです。
こうした人は、相手からのスキンシップも嬉しく感じ求めることが多いです。
実際に寂しがり屋だということを自覚していない人もいます。
スキンシップをしていないと人と関わった気になれない、今ある現実を確かめたい、そんな心理状態からスキンシップが自然と増えていることもあります。
多くの人は寂しさからスキンシップに繋がることは少ないですが、知らず知らずのうちにスキンシップをしてしまうという人は、実は寂しがり屋なのかもしれません。
常に彼氏がいないとダメな人、常に誰かと連絡を取っていないとダメな人も、こうした寂しがり屋のタイプで、またスキンシップが多いのではないでしょうか。
スキンシップが多い人の特徴を知ろう
多くの人は、親しい人や信頼できる人、とても近い存在の人にスキンシップをします。
しかし中には不特定多数の人に対してや、自分でも気づかない内に人であれば誰にでもという人もいます。
そういった人達の中には、こういった心理状態が隠されているのかもしれません。
決してスキンシップをすることが悪いことではなく、むしろ相手との距離感を縮めるためにはとても有効的ですが、それが計算だった場合はしたたかな人というイメージを持たれてしまうことでしょう。
「スキンシップが多い人の心理とは?ベタベタと近づく人の理由を知ろう」への感想コメント一覧
知人が、たまに会うと体を異常に近づけてきます。道端だと体をぶつけてくるので、危なくて困ります。まるで、トナラーみたいなかんじですし、ロッカーなどもがらがらのときでも、真横のロッカーを取ろうとします。
ガラガラなんだから、少し間をあけないと着替えの時に邪魔でしょといっても、何度もやります。周囲や相手の気持ちが見えないようです。
正直、気持ち悪いです。彼女には夫がいますが、同性愛者なのかと疑うほどです。とはいえ、そこまでではないのですが、でも会うたびにべたべたしてきます。
また、1日中自分の身近なことをしゃべり続けていて、これも不快だし、付き合ってられません。
ここにあるように、なにか寂しいのかなとも思いましたので、参考になりました。