虫が気になってせっかくの楽しい時間が台無しになるのはとても残念です。
そこで、虫の苦手度合いごとにその対処法をご紹介します。
特定の虫が苦手な場合の克服方法
例えば、ゴキブリが苦手、蜘蛛が嫌い、というように、ある種類の虫のみが苦手であるという場合です。
基本的にはそこまで虫に恐怖感を持ってはいないので、それらを見たときに飛び上がってしまう程怖れている訳ではないはずです。
無理に好きになる必要はありませんが、一つ出来る事があります。
それらに遭遇した時には、先ずは落ち着いて距離を置くようにしましょう。
毒を持っていて攻撃性のあるものでない場合は、何か手近な物で払い退けるなどしてしまえば視界から遠退き安心して過ごせます。
室内に侵入してきた害虫は殺虫スプレーなどで対応し、侵入経路を塞いだり清掃をしてそれらを寄せ付けないように心がけましょう。
大人になってから苦手になった場合の克服方法
このタイプの人はかなり多くなります。
子供の頃は平気で触っていたのに、何故大人になって全く触れなくなってしまうのでしょうか。
小さい頃は虫に対する潜在意識は無く、興味関心の方が恐怖心より勝っているので恐れる事が無かったのです。
大人になるにつれて周囲の人から、または自ずと知識がついてきます。
虫が刺す、あるいはこの虫は毒がある、汚らわしいなど。
それにより次第に虫が苦手になってきます。
この場合は逆にその知識を活かして、害が無いほとんどの虫に関しては少し苦手意識が克服できるでしょう。
刺したりなど攻撃性のある物や、アレルギーなどをもたらすものは限られています。
むしろ怖れているのは虫の方です。
そしてお子さんがいる場合は、虫が怖いなどと言っていられない場面にも遭遇する事でしょう。
あなたが極端に怖がると、お子様が却って虫嫌いになってしまいます。
これには気をつけたいですね。
全ての虫に対して恐怖心があるが、犬や猫は平気な場合の克服方法
このタイプの人は、子供の頃から自然に触れたり虫を見たりする機会が少なかったりします。
しかし犬や猫が平気、むしろ好きなら、虫への恐怖心は軽くできるかもしれません。
もしあなたがペットを飼育出来る環境ならば、虫への対応は愛犬、愛猫が引き受けてくれます。
猫に至っては蝉などを捕まえてきて、誇らしげに見せてくれます。
あなたはそれを処理することにはなりますが、そのような機会に触れていく度に恐怖心が和らぐ可能性があります。
虫の生態を知るというのも一つの方法です。
蝶やてんとう虫など見た目が可愛らしいものや美しいものからがオススメです。
ファッションアイテムのモチーフにも良く取り入れられていますよね。
それからお子様向けの昆虫図鑑のカブトムシやバッタのページなど。
先ずは知識をつけて恐れる必要が無い事がわかれば、少し安心して外で過ごせるようになるでしょう。
ただし、元々恐怖心がありますから、公園など自然が多いところにいく場合は香水の使用は禁物です。
花の香りのものは、より多くの虫を引き寄せてしまいます。
虫を引き寄せすぎないためにも虫除けスプレーをして出かけましょう。
成分が気になる場合は、エッセンシャルオイルやハーブで自作の虫除けスプレーが作れますよ。
全ての虫が苦手で、見ただけでパニックになってしまう場合の克服方法
虫を見ただけで大変なパニックを起こしてしまう、虫が怖くて外出すらままならない、夜も眠れないという人。
生活に支障をきたす場合は、その対応は慎重に行う必要があります。
先ずは心療内科など専門医によるカウンセリングを受けてみるのが良いでしょう。
無理に素人対応してしまうと、より一層状態が悪化してしまう恐れがあります。
同居の家族などがいる場合は、基本虫の対応はお任せしてしまいましょう。
それから外出時は虫除けをし、室内は清掃を徹底して虫を寄せ付けないように日頃から心がけましょう。
苦手な虫を平気になろう
虫の苦手度合い別にその克服法をご紹介しました。
タイプごとにその対応もかなり違ってきます。
都会で生まれ育った場合は自然に親しむ機会が少ないですし、より苦手意識が高まるのは仕方がないことでしょう。
深刻なケースの方を除いて、少しづつ慣れ親しむことで克服できそうですね。
また大変な恐怖心をお持ちの方も、専門家に相談してみることで今より安心して過ごせるようになれるでしょう。
「虫を平気になる方法とは?苦手な虫を克服しよう」への感想コメント一覧
私も虫が苦手なのですが、子どもが最近虫を捕まえたがるので本当に困っています。飼育する事も一つの手だという所がとても興味深かったです。
私は虫の羽音や足が苦手なので、そういった物の克服方法も是非知りたいです。
確かに子供の頃は虫大好きでした。虫も頑張って生きているわけですし、殺さず自然界に返す事ができるようになるためにもカウンセリングを受けてみようかな…。