泣きたいのに泣けない。なぜ泣けないのか理由まとめ

仕事で失敗した時、私生活がなかなかうまくいかない等、あらゆる場面で「泣きたい」と思うきっかけはあることでしょう。

しかし泣きたいはずなのに泣けないなんて経験はないですか?

自分の気持ちと体にギャップがある時、一体何が理由として考えられるのでしょうか。

本当に泣きたいという範囲に達していない

泣きたいと思いながらも、まだ自分の中では耐えられる、まだ泣くまでの範囲に至っていないと脳が勝手に判定している可能性があります。

悔しい、辛い、悲しい、そんな気持ちを持っていて泣きたいと思っているのに涙が出てこない場合、まだ自分が耐えられる状態にある場合があります。

昔の自分だったら現時点で泣いているはずと思いながらも、耐えることが出来ている自分。

それは成長とともに色々な経験をしてきて、ぶつかってしまった壁に対しての対策法を身につけているからかもしれません。

この状況になったらこうするべきという経験を得ている為に、後に解決出来るということを脳の中では認識出来ているのでしょう。

泣かずに乗り越えられる問題にぶつかっていると本当は把握している、泣いてしまう状況にまだないという事が考えられます。

社会に出て色んな経験を経て、自分が泣きたいと思う限界が広がっていることもあります。

自分自信が成長した証として受け止めて、限界がまだ来ていないということを認識出来るでしょう。

泣いたからといって解決しないことを分かっている為

女性は多くの場面で涙を流す機会が男性より多いですが、大人になるにつれて泣いたからといって問題が解決しないということを理解した女性は泣けない傾向にあります。

泣いたからといってこの問題は解決しない、泣いたからといって何のプラスにもならないといった自身の中の結論が先に頭に浮かんでしまうのです。

また社会に出ていると「女性は泣けばいいと思って」などと男性や上司から言われたりすることもあります。

こうした経験から、泣くことで解決出来ないことを理解してると言えるでしょう。

泣きたいという気持ちが強くても、我慢しよう、人には見せたくないという気持ちがさらに強く出るために、素直に泣けない理由となっているのでしょう。

よっぽど辛い時や苦しい時は、一人になった時や周りに人がいない時に泣くといった人が多くなるのも、この状態が考えられます。

自分が強くいなければならない、大人としてみっともないといった考えを持っていると、泣きたいと思っても泣けないといった現実になってしまいます。

精神状態がコントロールできなくなっている

精神状態が不安定になっていて、うつ状態になっていたり気分の落ち込みが激しい時には、泣きたくても泣けないといった現象が見られます。

心の中では苦しい、悲しいと思っていても、それに精神状態が追い付かず、体が言うことを聞いてくれない状態です。

この場合に考えられるのは、かなり精神がやられてしまっているということ。

うつ病、対人恐怖症、不安障害といった精神的な病にかかっている可能性も否定できないでしょう。

また、常に泣きたいという気持ちが湧いてしまうのもこうした状態が考えられます。

泣きたいという気持ちをずっと持っていながらも、泣くことが出来ない為に解消できない。

こうした悪循環が長く続いてしまうと、ストレス発散することが出来ない上、病気として悪化してしまうことも有り得ます。

このような状態が長く続く場合には、一度カウンセリングを受けたりと受診してみることをオススメします。

泣きたいという気持ちになるのが、何かのきっかけがあってのことではなくて、常日頃から感じているのであれば、泣けない理由は病気かもしれないのです。

強がりで負けず嫌いな性格の為

泣くことが悪いこと、弱い事というイメージを強く持っている人は、泣くことに罪悪感を感じてしまうこともあります。

幼い頃から強がりな性格、負けることが嫌いという性格の持ち主は、いくら泣きたいという気持ちを持ったとしても、泣くことを避けて生きてきたために泣けないといった状況になります。

ずっと同じ考え方で生きてきた人は、その考えを崩すのが怖く感じてしまうこともあり、なかなか自分の思った瞬間に泣くことが出来ません。

小さい時からの考え方、生き方が少なからず影響していると言えるでしょう。

たまに泣くことでストレス発散になったり、自分を受け入れてあげるといった行動も時に必要となります。

泣けない理由を知ろう

大人になるとなかなか思った通りに泣けないという機会も多くなるでしょう。

その背景にはこれらのことが考えられるのです。

泣くことは人にとってとても大切なストレス発散方法でもあり、必要な感情表現でもあります。

気持ちを強く張っていたり意地を張るのを辞めることで、意外と簡単に泣くことが出来るかもしれません。

あまりにもひどい状態が続く、泣きたい気持ちが毎日続くようであれば、診察してみるのも良いでしょう。

 

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