「なるほど」が口癖な人の心理とは。社会人や大学生がよく使う口癖

最終更新日:2016年4月1日

口癖で多く見受けられるのが「なるほど」という言葉。

この言葉を用いる時、その人の中でどのような心理になっているのか、また口癖な人の性格はどんなタイプなのかご紹介します。

1.自分とは違う意見や感想を聴いた時

人にはそれぞれ価値観があり、そこにはもちろん違いが生じます。

決まった考えを持っていたり、他の意見を知る機会があった場合、このように「なるほど」と用いることがあります。

「そういった意見もあるのか」という自分とは異なる価値観の存在に聞き入っている心理状態です。

このようなタイプの人は、柔軟な対応が出来る性格の人や、周りとの協調性を重んじる性格の人に多く見られます。

他に意見を聞きたい、他の価値観が知りたいという向上心があり、聞き入れることで納得出来ている状態。

その人の中にはなかったものが得られたことによる、率直な感想として用いていることが多いです。

その後話を飲み込むような人は、人の意見も素直に受け入れることが出来る人です。

しかし逆に「なるほど」といった上で、反論するといった場合には、自分の価値観も同時に知って欲しいという思いが込められていることでしょう。


2.相手を尊重したり尊敬している時

自分が知っている情報だとしても、知らないフリをしてオーバーに「なるほど」を多用する人は世渡り上手なタイプの性格です。

特に目上の人、上司といった関係の人に対しての口癖になっている場合には、自分を気に入られるために用いている言葉と捉えることが出来ます。

「私は知らなかった」「そんなこともご存知なのですね」と「なるほど」を用いることによって表現出来ます。

相手をおだてたり上げたりしたい時に使用している人もいます。

このような人は八方美人などに多く、人の顔色を伺って物事を判断する人が多く、万人受けするタイプではありません。

人との関わり方をある程度熟知していて、どう対応すれば自分が良く見られるかを把握しているのかもしれません。

尊重したり尊敬している相手に対して用いる場合は、これらのような性格が考えられます。

ただし中にはそれを考慮して、あえて計算として用いている人もいるでしょう。

3.話自体に興味はないが聞いているフリをしてやり過ごしている

話が合う人、合わない人、これらはいて当たり前ですが、無理をしながら関わっている人、付き合いをしなければならない人というのも、生活する上で必要になってきます。

相手の話に全く興味がないからといって、無視したり無反応の状態では相手との関係も悪くなってしまいます。

こうしたことを考えている人もまた「なるほど」を多用して、その場をやり過ごしているケースがあります。

内心「聞いているフリをしていれば良い」「悪い気にさせない程度に相槌を打とう」くらいにしか考えておらず、話の内容が頭に入っていないこともしばしば。

気を遣う性格の人や、面倒なことを回避したい性格の人に見られる口癖と言えます。

社会に出ると興味のない話にもある程度耳を傾けなければならない状況もある為、ある意味会話術の一つとして用いているのかもしれません。

「なるほど」という言葉を言われて嫌な思い、不快な思いを抱く人は少ないため、使える相槌として用いているうちに口癖になったことが考えられるでしょう。


4.内に秘めている自分の思いを出したいという表れの場合も

「なるほど」と相手に言うことの中には「早く話を終わらせてほしい」という思いが隠れているケースがあります。

この場合だと、そこには「早く自分の意見を話したい」「自分の考えも伝えたい」という思いが出てきていることがあり、相手の話を終わらせるために用いているのです。

自己主張が激しい性格の人や、話を先に進めたいというせっかちな人に多く、また頑固な一面も感じられることでしょう。

とりあえず話は聞くものの、それに納得している様子を見せて自分の話を展開します。

このパターンが口癖とともに当たり前になっているかもしれません。

「なるほど」の後に「でも」や「私はこう思う」など自分の意見を話し始める人は、この手のタイプの人です。

納得しているかのような言葉でありながらも、実際には全く共感してはいません。

「なるほど」が口癖になっている人、社会人では結構多く見られます。

相手に傷つけることなく、自分の意見も言える方法として活用している人もいれば、単純に相手の価値観を知って学んでいるケースもあります。

「なるほど」の後の言葉から気持ちを探ろう

「なるほど」に続く言葉や思いから、その違いを判断でき、正確を分析することが出来るはずです。

その後どのような言葉が続くのかよく観察し、その人の思っている「なるほど」の意味を読み取るようにすると、今後の付き合い方にも役立ちます。

会話の相槌とも使えるため便利な言葉でもありますが、場合によっては聞き流されていると捉える人もいる為、自身が口癖になっている場合には乱用に注意しましょう。