おじさんの中には、何故かダジャレばかり言う人がいます。
周囲の人は内心「また始まった」と思っているのですが、本人は気が付かずにいてご満悦だったりします。
おじさんがダジャレ好きな理由を知れば、もっと上手にダジャレをかわることができるでしょう。
自分が率先して「その場を和まそう」と考えている
おじさんがダジャレ好きな理由に「その場を和まそう」と考えていることがあります。
年長者である自分が率先してダジャレを言えば、きっとその場の雰囲気をよくすることができるだろうと思っているのです。
ダジャレというのは、いう人によって随分と印象が変わることがあります。
例えば職場で若い新人の社員がダジャレを言っても、周りの人は白けた気分になって、冷たい目で見てしまうことでしょう。
ただ、そういうダジャレを、立場が上の者が言えば、それは良い意味でくだけた印象となって、周りの人をリラックスさせたりします。
そういう風に考えているので、年長者である自分がダジャレをいって、その場の雰囲気を和らげようと思っているのです。
たとえどれほどつまらないダジャレだとしても「おじさん」である自分が言えば、周りの人は「○○さん、何言っているんですか~」などと笑って、ちょっとその場が和むと知っているのです。
だからおじさんは、周りとのコミュニケーションのツールとして、ダジャレを口にしてしまうのでしょう。
周りの人に自分のダジャレが受けていると思い込んでいる
おじさんがダジャレ好きな理由の中には、ちょっと勘違いしているという場合もあります。
自分のダジャレが周囲の人に「受けている」と思い込んでいることもあります。
おじさんは、その場にいる人の中では年齢や地位が高いことが多いはずです。
そうすると、周囲の人は気を使って、おじさんが言うダジャレを、面白がって笑ってくれることでしょう。
本当は、心の中出「それってつまらないダジャレ」と思っていても、大人の対応として、笑って受け入れようとしています。
しかし、ダジャレを言っているおじさんは、自分のダジャレを周りの人が本当に面白い、楽しんでいるそう勘違いしています。
自分が一言ダジャレを言うたびに、笑いを生み出していると思っているので、それが嬉しくてダジャレを繰り返してしまいます。
本当は周りの人もうんざりしていたりするのですが、残念ながら「おじさん」はそのことに気が付いていません。
だから「自分のダジャレは皆を喜ばせている」と思っていて、何度もダジャレを言ってしまうのでしょう。
それがおじさんがダジャレが好きな理由です。
最新のジョークは苦手で「シンプルなダジャレ」の方が言いやすい
おじさんがダジャレ好きなのは「シンプルで分かりやすい」というのが理由の一つです。
そういうシンプルなダジャレは、おじさんにとって言いやすいのでしょう。
今の若者が使っている「最新のジョーク」は、面白いかもしれませんが、おじさんにとっては難易度が高く感じてしまいます。
最近のニュースや芸能ネタなどをジョークにすることができれば、周りの人は笑いながらも「○○さんってすごい」と感心してくれることでしょう。
ただ、それを分かっていながらも「おじさん」はあまりそういうジョークを口にしようとはしません。
おじさんには、そういうジョークは難しすぎて、上手に言いこなすことができません。
それよりも、シンプルで昔から誰かが口にしているような「ダジャレ」の方が、おじさんとしては簡単に言いやすいのです。
斬新ではないかもしれませんが、誰もが知っているようなダジャレなら、周りに受けなくても「仕方がないなあ」と苦笑いされて、それでその場が収まるだろうということを知っているからです。
おじさんは、下手に新しいユーモアやエスプリなどを聞かせた会話をするよりも、時々ダジャレを言って周りの人にクスクス笑われる方が安心できていいのです。
だから、ダジャレばかりを言ってしまうのでしょう。
周りの人を「あえて苦笑いさせてみたい」と思っている
おじさんがダジャレ好きなのは「あえて周りの人を苦笑いさせてみたい」と思っているからです。
つまらないダジャレを言って、相手がちょっと戸惑ったり苦笑いしている様子を見るのを、実は楽しんでいるのでしょう。
おじさんは、自分が口にしているダジャレがつまらないということを知っていることがあります。
そしてそれを聞いた周りの人が、心の中でずっこけているのを、面白いと思っているのです。
おじさんのダジャレを聞いた誰かが「またつまらないことを言って~」なんて言ってきて、周囲にいじられたりするのも、おじさんにとってはちょっと楽しかったリするのでしょう。
おじさんは、自分のダジャレが周りの人を苦笑いさせて困らせているのを知っていても、それでもダジャレをストップすることができません。
そういうダジャレを聞いた周りの人が、ちょっと困って苦笑いするのが面白かったリするので、ダジャレが大好きなのでしょう。
おじさんがダジャレ好きな理由を知ろう
おじさんがダジャレ好きな理由は、自分のダジャレが周りの人と関わるのに一役買ってくれているのを知っているからです。
自分のダジャレを本当に面白いと思っているおじさんも、そうでないおじさんも、若い世代や周囲の人間とうまくやりたいという気持ちを持っているので、ついついダジャレを連発してしまうのでしょう。
ダジャレというのは、おじさんにとっては気遣いの表れなのかもしれませんね。
「おじさんがダジャレ好きな理由とは?なぜ皆ダジャレばかり言うのか」への感想コメント一覧
オジサン上司のダジャレには対応や表情に困ることもあります。
でもオジサンなりの気遣いと思えば微笑ましいかもしれませんね。