大人になるとはどのようなことなのか

最終更新日:2017年4月25日

「大人になる」ということは、ただ無駄に年齢だけを重ねれば良いというわけではありません。

年齢が高いにも関わらず、内面が幼稚である人も決して少なくないからです。

では、大人になるということはどのようなことなのでしょうか。

大人になるために必要な、具合的な事柄についてご紹介します。

1.どんな時でも動じることのない、静かで強い心を持つようになる

精神的に幼いと、何か問題が起きた時にうろたえてしまいます。

時には、周囲を巻き込んでパニックを起こしてしまい、人に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。

しかし、本当の大人は、どんなことが起きても決して動じないものです。

つまり、大人になるということは「いかなる場合でも、決して動じない強い心を持つこと」であると言えます。

しかし「強い心」と言っても、虚勢を張ったり、周囲を威嚇するような強さとは違います。

ここでいう強さとは「その人がただそこにいるだけで、周囲の人までもが安心感を抱いてしまうようになる強さ」です。

つまり、周りを静かに温かく包み込んでしまうような、懐の深い強さです。

本物の大人が持つ心の強さとは「攻撃的な強さ」ではなく「静かで温かい強さ」です。

2.人の気持ちを汲み取ることができる

本物の大人は、豊かな想像力を持っており、接している相手の気持ちを敏感に汲み取ることができます。

精神的に大人になり切れていないと、自分の主張を押し通すことばかりに躍起になってしまいます。

これでは、相手の気持ちを汲み取るような心の余裕は生まれません。

つまり、大人になるということは、精神的に余裕を持って人と接し、相手の気持ちをくみ取りながらコミュニケーションを取れるようになるということです。

これができるようになるためには、自分の主張ばかりしようとすることを控え、相手の話に耳を傾けられるようになるということが不可欠です。

そのため、本物の大人は、どんな時でも、相手の話をじっくり最後まで聞くことができます。

その結果、相手のことをきちんと理解できるようになり、その上で相手の気持ちを深く想像しながらコミュニケーションができるようになるので、どんな人とでも良い関係を築いていくことができます。

3.TPOをわきまえた行動言動ができるようになる

大人になるということは、どのような場所に行っても、どんな立場の人と接しても、決して失礼にならない行動や言動ができるようになるということです。

年齢が若いうちは、行動範囲や接する人たちの立場も限られているため、多少崩れた言葉遣いや態度をしても、信用をなくしたり、人間性を疑われたりするようなことはないでしょう。

しかし、大人になるにつれて、行動範囲や人間関係の幅も広がるため、学生気分の延長線上のような行動言動ばかりでは許されなくなります。

そのため「TPOをわきまえた行動言動ができるかどうか」が、本当の大人になり切れているかどうかの判断基準となります。

TPOをわきまえることができないと、自分自身が恥をかき、周囲からに評判を落として、信用を失います。

時には、人に恥をかかせてしまう場合もあり、人間関係を壊してしまう結果にもなりかねません。

これが大人の世界の厳しさです。

この厳しさの中で、スマートに品良く振る舞うことができるようになるということが、大人になるということです。

4.自分で自分の責任を取ることができるようになる

精神的に大人になり切れていない人ほど、自分にとって不都合なことが起きると、言い訳を繰り返して逃げようとします。

しかし、大人の世界では、そのようなことは認められません。

「自分がしたことの責任は最後まで自分で取る」ということが、大人社会のルールです。

これがきちんとできる人は、本物の大人であると言えるでしょう。

どんな人でも、責められたり痛い目を見たりすることは嫌なものです。

しかし、それをあえて避けて通らず、全ての責任を取ろうという誠意を見せることができる人には、器の大きさが感じられます。

このような人に対しては、誰もが一目置き「信頼に値する、素晴らしい大人だ」と感じるものです。

ついつい逃げたくなってしまうことからあえて逃げず、最後まで責任を取る覚悟を決めることができる人こそ、正真正銘の大人です。

5.つらい状況にあっても、いつでも笑顔で人と接することができる

人間には、いくつになっても試練のような出来事が降りかかる場合があります。

このような時、精神的に大人になり切れていない人は、その出来事に振り回されて余裕をなくし、ついつい不機嫌な態度で人に接してしまったりします。

しかし、大人になるということは「どんなにつらい状況であっても、人と接する時は笑顔でいることができる」ということです。

笑顔で人と接するという行為は、心の余裕を表しています。

つまり、つらい時でも笑顔で人と接することができる人は「どんなことがあっても、動じない強い心を持っている人」であると言えます。

本物の大人であるためには、心の余裕は欠かせない要素です。

これを持ち合わせている人は、誰もが認める「本物の大人」であると言えるでしょう。

大人になるということは何かを知ろう

大人になるということは「心に余裕と強さを持つ」ということです。

そのため、本物の大人は、どんなことがあっても動じることなく、いつも笑顔で前向きな態度を崩しません。

そして「自分でしたことの責任は最後まで取る」という覚悟を決める強さも持っているため、本物の大人は、常に多くの人からの信頼を集めます。

それに加えて、人の気持ちや場の空気を読んで行動する洞察力や、洗練されたマナーも身に付けているため、どのような場に出ても好感を持たれ、あらゆる人と良い関係を築くことができます。

「大人になる」とは「余裕ある強い心」と「洞察力」、そして「どこへ出ても失礼になることのないマナー」の3つを兼ね備ることであると言えるでしょう。