30代女性で寝汗がひどい時の理由5つ。病気の可能性もあるため気になったら病院へ

季節を問わず、寝汗をかいてしまう人は少なくありません。

代謝の良い子どもによく見られる寝汗ですが、大人になってからも悩む人は意外にも多くいます。

寝汗をかくとなんだか無駄に疲れたような気分になり、寝苦しく睡眠の質も悪くなりますよね。

特に30代になると、さまざまなところで身体に変化が起きてくる年齢でもあります。

30代の女性が寝汗で悩んだ時の考えられる原因と対処法をご紹介します。

ストレスによる寝汗

ストレスが原因で寝汗をかいてしまう30代の女性は多くいます。

20代と違い、働く女性ならば責任感も増しますし、仕事を任されることも増えてきて、ストレスも溜まってしまいますよね。

また、子育てをしている主婦の方ならば、育児と家事に追われていますし、それに加えてご近所さんやママ友、旦那さんのご両親などとの人間関係などの悩みも、ストレスの原因になってしまうことが少なくないのです。

ストレスが溜まると、自律神経が乱れてしまいます。

自律神経が乱れると、結果的に身体の至るところにさまざまな悪い変化が出てきてしまいます。

それに加えて、ストレスが溜まると、寝ている間にも色々なことを考えてしまい、うなされるような感覚に陥って、たくさんの汗をかいてしまうということもあります。

そして、汗が気持ち悪くて、夜中に起きてしまうことも多くなってくるのです。

こうなってしまうと、ストレスが溜まる→寝汗をかく→気持ちが悪くて起きる→さらにストレスが溜まる→さらに寝汗をかく→眠れずに自律神経が乱れる、というような悪循環に陥ってしまうということも珍しくありません。

対処法としては、できるだけストレスを溜めないようにすることです。

悩みを抱え込まず、何かストレス解消ができるような没頭できる趣味を探してみたり、ジョギングをするなどして、身体を疲れさせて深い睡眠を心掛けるということも大切になってきます。

それに加えて、アロマの香りで落ち着きながら眠りについたり、落ち着く音楽を流しながら寝てみたりするなど、寝る前に少しでもリラックス出来るように心掛けてみましょう。

バセドウ病

「バセドウ病」という病気が原因で、寝汗をかいてしまうということも考えられます。

これは女性の方に多い病気とも言われています。

バセドウ病とは、甲状腺機能が上手く働かないために発症してしまう病気の一つです。

その症状としては身体全体が火照ったり、熱っぽくなってしまったり、寝汗をかいてしまったりするなどの症状があります。

首が腫れていたり、眼球が突出してきたりしているなどの症状が出ていれば、バセドウ病の可能性が高いと言われています。

その場合は、病院へ行き、適切な治療を行うことが大切です。

心当たりのある方は、まずはかかりつけ医を受診して、症状について相談してみましょう。

多汗症

30代女性で、寝汗をかいてしまうという原因の一つには「多汗症」の可能性もあります。

多汗症とは、決まった場所から大量に汗が出てしまう症状のある疾患です。

頭や手足、脇などから多くの汗がでてきてしまい、起きるとびしょびしょになっているといったケースが多々あります。

対処法としては、病院で相談し治療をすることが最も良いでしょう。

不安があるとう場合には、病院へ行き、相談してみてください。

ただし、病院を受診してもすぐに治るとも限りませんので、ご自宅での寝汗対策として汗をかいても不快になって起きることがないように、なるべく薄着をして、ベッドの近くに着替えのパジャマとタオルを置いて眠るようにしましょう。

それだけでも、だいぶ安心できるはずです。

そして、汗でびしょびしょになってしまったと感じたら、こまめにパジャマを新しいものに取りかえると良いでしょう。

最近では、ドラッグストアなどで、寝汗用のシートなども売られていますので、それを購入して敷くなどして、快適に寝ることが出来るように心がけましょう。

こうした少しした心がけも、寝汗の対処法とも言えるのです。

しかし、症状がどんどんと重くなり汗も酷くなっていくようでしたら、早めにもう一度病院へ行き適切な治療を行わなければ、悪化していってしまいます。

あまり一人で抱え込まずに、専門医へ相談をすることが大切です。

ベッドシーツや掛け布団カバーなどに問題がある

大きなストレスも特にないし、バセドウ病でも多汗症でもない場合には、あなたが使っているベッドシーツや、掛け布団カバーなどになんらかの問題があるということも考えられます。

ベッドシーツや掛け布団カバーなどは、消耗品です。

いくら高級な品質の良いものであっても何十年も使い続けていれば、汗を吸い取る力がなくなってしまいます。

もしもあなたがベッドシーツなどをもうずっと買い替えたことがないというのであれば、まずは新しいものに買い替えてみましょう。

買い替える場合には、化学繊維の入っているベッドシーツや掛け布団カバーは避けておいたほうが良いでしょう。

ベッドシーツ類は、直接肌に触れるものですので、できる限り天然の素材のものを選びましょう。

寝汗対策に特にオススメなのが、オーガニックコットンや天然のリネンなどです。

特にリネン素材は、いわゆる麻素材なのですが、少しした汗でもすぐに吸ってくれますし、通気性も良いですので、寝汗対策にはぴったりです。

少々値段ははりますが、30代であればそういったものにもお金をかけて良い年齢でしょう。

そういったリネンのような夏用のサラサラしている生地のものを選ぶととても過ごしやすくなり、寝汗でぐっしょりとして起きることも少なくなるでしょう。

パジャマが合っていない

寝る際に身につけているパジャマのせいで、寝汗をかいている場合もあります。

30代女性であっても「寝るときには必ずパジャマを着る」という人はあまり多くはません。

もこもこしたルームウェアのまま眠ってしまったり、スウェットやジャージの上下を着て眠っているというような30代女性もいらっしゃることでしょう。

しかし、そういった洋服は眠る時用としては作られていません。

そのため、寝る時にそういった洋服を着ていることで身体が火照ってしまったり、熱っぽくなることが、寝汗の原因となっているということもあります。

その点、パジャマは眠る時にちょうどよく汗を吸い取ってくれたり、風を通してくれたりする機能を持っています。

寝汗が気になるという人は、できる限り通気性の良いパジャマを購入して、必ずそのパジャマを着てから眠るようにしましょう。

パジャマであってもオススメなのは、天然素材のものです。

ベッドシーツなどと同じように、オーガニックコットンや天然のリネン素材のものを選ぶようにしましょう。

病気の可能性もあるためおかしいと思ったらすぐに病院へ

眠る前は「暑い」「寝苦しい」といった感覚をあまり意識していないのに、夜中にベタベタとして「気持ち悪いな」と思って起きたら寝汗をびっしょりとかいていた、なんてこともあるでしょう。

30代の女性というのは、さまざまな病気になりやすい年代でもあるため、少しでも「おかしいな」と思ったら速やかに病院に行くと良いでしょう。

たかが寝汗とあなどらず、早めの対処を心がけることが大切です。

 

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