お局に目をつけられたら面倒くさいですよね。
職場は仕事を行う場所ではありますが、多かれ少なかれ必ず仕事とは関係のない人間関係の問題が発生してしまいます。
人間関係というのは一筋縄ではいかず複雑なものです。
なかでも同性同士の関係性というのは難しいものがあるでしょう。
どの職場にもお局的存在がいますが、万が一職場のお局に目をつけられた場合には、一体どういう風に対処したらいいのでしょうか。
今回はそんなお局に目をつけられてしまった時の対処法をご紹介します。
お局に対して一見従順にふるまう
職場のお局に目をつけられてしまったら、仕事を行う上で弊害となりとてもやりにくいものになるでしょう。
誰にでもあるミスを重箱の隅をつつくように責められたり、自分ばかりに雑用を押しつけられたりしてしまいます。
それにより仕事が上手くできないのはもちろん、何より精神的な負担が大きく仕事に行くこと自体が苦痛になってしまうかもしれません。
そんなお局の攻撃を上手にかわすには、一見反抗しないで従順にふるまうことが良い対処法と言えるでしょう。
いくらあなたが100%正しいという場合でも、はっきりと理論的に反対するとお局の感情を逆なですることになってしまい、ますますあなたに対する風当たりが強くなる恐れがあります。
納得いかないとしてもある程度のことは目をつぶって受け流し、お局に対しては表面上は従順にふるまうようにしてみましょう。
そのうちにお局のターゲットがあなたから違う人に移り、あなたに対してからんでくることが減ってくるはずです。
現状が変化するのを黙って待つのも一つの手ですよ。
お局に目をつけられていることを、上司や同僚に相談する
職場のお局に目を付けられた場合、それがあまりにもひどく辛い、目も当てられない場合は信頼できる同僚や上司に相談してみるのもよい対処法となるでしょう。
もしかしたらそばで見ていた同僚からも、お局のひどい言動を証言してもらえるかもしれません。
上司に相談することで、必要以上にお局と一緒に組んで行う仕事を割り振りされなくてすむ配慮をしてもらえます。
場合によっては、お局に対してあなたの名前を出さずにうまく注意してくれるかもしれませんよ。
ただし、必ずしもあなたが考えているようなヘルプをしてもらえるということばかりではないでしょう。
逆にあなたの方が悪いのではないか、態度を改めるようにと理不尽なことを言われたり、自分が巻き込まれたくないので知らんぷりされてしまうこともあります。
お局が変わってくれるかもとあまり期待しすぎずに、運が良ければ助けてもらえるかもくらいに考えて相談してみましょう。
同じお局からの被害を受けたことのある同僚の仲間を探す
長年勤めているお局の場合、以前同様に被害にあったことのある同僚がいるかもしれません。
被害を受けたものにしか分からない心の痛みやストレスなどを分かち合うためにも、同じ経験をした人を探してみましょう。
もし同じ被害を受けた人を見つけた場合には、その同僚から「こういうところがお局が気に入らないのではないか」といった、適切なアドバイスをもらえるかもしれません。
しかしあまり目立った動きをすると、お局自体に何か勘づかれてしまうこともありますので注意が必要です。
お局からの嫌がらせを細かく記録しておく
何かの事実を他人に理解してもらい、それを信頼してもらうためには、証拠が必要とされる場面もあります。
それはお局との問題に限った話ではなく、職場のセクハラや嫌がらせ、不当解雇などにも共通して言えることです。
上司に対し、お局からの被害を訴えることになったときのためにも、日記とまではいかなくても「いつ、どこで、だれに、なにをされたか」というメモを残しておきましょう。
より具体的に書いて残しておくと、いざというときの証拠となり自分を守ってくれるのでオススメです。
もし可能であればボイスレコーダーなどでも録音をしておきましょう。
どこかに訴える場合にこれらの証拠が重要になります。
思いきってお局に直談判してみる
もしあなたに強い心があり、今後どんなことになってもよいという決心があるのなら腹をくくってお局に直談判するという手もあります。
もちろん直談判することで現状が悪化してしまい、ますますお局から酷い扱いを受けるかもしれません。
あるいはお局に全く自覚がなく、腹を割って話すことによりお互いの良い点悪い点を認めあうことができるといった意外な展開になるかもしれません。
この選択肢はお局のタイプにもよりますし、解決するかを予想するのは難しい諸刃の刃とも言えます。
大きなリスクがあることをしっかり理解したうえで行いましょう。
話し方としてはどうしてもお局が許せないと怒りに任せて感情的になって話すよりも、冷静にお局の理不尽さを訴えるほうが効果的でしょう。
部署を変えてもらう
職場でお局に目をつけられて、それがあまりにも精神的な負担になっているような場合、部署を変えてもらうというのも一つの手です。
そういうお局は自分の非は認めず、注意されても態度を改めるどころかますますあなたに対してきつい態度になる可能性も考えられます。
そういう場合、下手にそのお局を変えようとしても、かえって状況が悪化するということになるでしょう。
あまりに辛いなら、できれば職場内で部署を変えてもらったりしましょう。
そうすることでそのお局との接点を極力減らし、実質的な距離をとるようにします。
もしこちらに非があるなら直す努力は必要ですが、精神的に大きなダメージを食らってまで、一緒に仕事をする必要というのはないのです。
自分自身の限界というものをきちんと考えて、場合によっては会社の上層部に相談し、部署を変えてもらうなりしてお局との接点を少なくするようにしましょう。
自分を守る行動は決して悪いことではないですよ。
最終手段として転職を考える
上司に掛け合ったり被害を訴えたりしても何も状況が変わらず、逆に同僚やお局からの目がますます厳しくなってしまった場合には、その会社を退職し転職を行うという道もあります。
しかしこれは本当に最終手段だと考えてください。
今の時代、転職しようとしても今と同じ待遇で自分を雇ってくれる会社が必ず見つかるという保証はありません。
安易に辞めてしまったけど、再就職先が見つからないなんて事態は避けるようにしましょう。
しかしお局の存在が苦痛で、毎日顔を合わせるたびに精神的に苦しく限界だというときには、辞める選択肢をとるのは悪いことではありません。
辞めるのは決して逃げではありませんし、自分の人生を輝かせるためにも、第2のスタートをきるのも良いと前向きに捉えて行動を起こしましょう。
具体的には転職活動を始めてみましょう。
そして内定を確約できた段階で今の会社を辞めれば、転職先がないという事態を避けることができます。
お局の負担が大きい場合には状況改善のために自ら動こう
職場でお局に目をつけられた時の対処法についていくつかお伝えいたしました。
職場の人間関係のストレスは、仕事自体の効率も悪化させ心身ともに本当に負担となる場合があります。
状況を見極めていても現状が変わらず、その負担があまりにもひどすぎる場合はその状況を改善すべく自ら行動することも重要です。
お局からの嫌がらせに悩まされない職場で働き、人生楽しく暮らしたいものですね。
「お局に目をつけられた時の対処法7つ。職場の同性からの被害を改善しよう」への感想コメント一覧
パートタイムですが出産を機に転職をしました。
ほぼ女性、私より年上の方ばかりなので不安でしたが、やはりお局様っぽい上司がいて始めは大変でした。
しかし無意識ですがこの記事の1と2を実行していて、現在はかなり良好な関係を築けています。
指摘されたことはまず素直に受け止めて改善する、先輩に相談をする時もネガティブな発言にならないよう気をつけていました。
特別無理をしなくても、きちんと出来ていれば時間はかかりますが何とかなるものだったなぁとこの記事を見て思い出しました。
煙たいお局なんてみんなの迷惑だから
いなくなればいいと心の中では思ってます。
なるべく接触しないのが一番です。