職場いじめがある会社は少なくないようです。
自分が標的になることもあれば、誰かがいじめられているということもあるでしょう。
万が一自分の職場で「職場いじめ」が起こっている時いったいどのように対処すればいいのか知っておけば、もしも職場いじめが起きたり標的になったときに冷静になれるはずです。
そこで今回は職場でイジメが起きている時の対処法をご紹介します。
自分の仕事をこなす
職場いじめが起きている時に、上司や男性などはかかわっておらず一部の女性社員や同僚だけで職場いじめが起こっていて、自分が標的になっていたり、他の人が標的になっている場合は無視をして仕事に集中するのが一番です。
なにせ上司が加担していないのであれば、自分の仕事の評価を故意に下げられたり仕事を上司から押し付けられたりすることはありません。
そのため自分の仕事を頑張って上司に認められればいじめの標的でなくなる可能性がありますし、他人がいじめられていることに関わっていくこともありません。
職場はいじめをする場所ではなくて仕事をする場です。
一部の人間が行っているいじめであればターゲットはコロコロ変わりますし、そのいじめをしている人か自分が異動すれば状況も変わってくるでしょう。
それまではただ自分の仕事に没頭して真面目に働けばいいのです。
ただし、同僚内や一部の女性たちのいじめでも怪我をさせられるようなものだったり、上司も巻き込むようなものだと自分の仕事にも支障をきたしたり、会社・部署全体で一人をいじめるような環境になってしまうと社内で孤立してしまい仕事が十分にできない状況になってしまいます。
そのような時は会社の相談口に相談したり、転職や異動を願い出るなどしていじめ環境から脱する努力をする必要があります。
証拠を取っておく
職場いじめだけでなく「イジメ」は立派な犯罪行為の一つです。
人の物を盗るのは「窃盗」ですし、人の物を傷つけるのは「気分損壊」ですし、悪口や嫌がらせなどの相手の精神を傷つける行為も慰謝料の対象になりうる行為です。
そのため、万が一の時の為に証拠を取っておくことが大事です。
例えば、嫌がらせのメールやLINEなどはパソコンに保存して印刷したりスクリーンショットに収めておく、嫌がらせでものを傷つけられた場合は写真を取っておく、何か暴言を吐かれたときのためにボイスレコーダーなどを用意して置く、そして何よりも大事なのは毎日日記をつけることです。
嫌がらせで押し付けられた仕事や暴言を誰に何をされたかを事細かに家に帰った後日記にしておきましょう。
特に労働基準法に触れるようなサービス残業の強要やタイムカードの改ざんなどはしっかりと写真を撮って保存しておきましょう。
職場いじめを立派なパワハラ・モラハラとして訴えるための心強い味方になってくれます。
またこのように証拠を取っておくことで自分が優位な立場に立てるので「いつでも弁護士に相談したら慰謝料をぶん取れるんだぞ」という気になれれば多少のイジメで心に傷がつくことがないかもしれません。
いざという時に為になるので職場いじめをかんじたら証拠とりを怠らないようにしましょう。
異動願いを出す
職場いじめのターゲットになっていてもなっていなくてもそ、職場いじめが起きている・もしくは職場いじめを行っている人と一緒に仕事をするのは苦痛ですよね。
自分がいじめられるのも嫌ですし、誰かがいじめられているのを見て見ぬふりするもの気分が悪い物です。
そういった人とはおさらばして違う部署で働くことがいいかもしれません。
そのため誰にもばれないようにそっこりと異動届を出しましょう。
異動した先でもいじめが存在するという可能性も捨てきれませんが、今いる職場いじめが起こっている部署で自分の番が回ってくるのを待つよりも、いいでしょう。
人間は悲しいかな「いじめ」をしてしまう生き物。
特に女性は多くがライバル関係でえる職場となると他人とつるんでターゲットを決めて悪口を言ったり腹いせにいじめを行ったりしてしまうのです。
そんな環境から抜け出すにはその部署から自分が立ち去るしかないのです。
さっと見切りをつけて異動願いを出してみてはいかがでしょうか。
転職を考える
会社が小さく異動がなかったり、上司までいじめに加担をしている場合、職場いじめから逃れる方法は「転職・退職」しかありません。
仕事を頑張って上司やいじめている周りの人間を認めさせていじめのターゲットを他の人間に変えさせていじめから脱出する方法もありますが、職場いじめが正統な顔をして蔓延っている職場にずっといるのは気分が悪いですし、時間の無駄と言っていいでしょう。
無駄な体力を使う必要はないのです。
新しくいい環境を探しましょう。
職場でのイジメに毅然とした対応をとろう
以上、4つをご紹介しました。
職場いじめは一日の長い時間を過ごす職場で起こる大人のいじめ。
回避や対処も難しく、なかなか定職を捨てられずにストレスに押しつぶされてしまうことも…。
でも体を壊したらもっと大変になってしまうので時には辞める勇気も身につけましょう。
「職場でのイジメへの対処法」への感想コメント一覧
いじめる人は自分よりも弱いと思っている人をターゲットするので、相手に対して毅然とした態度を取れば、相手も変わると思います。過労死もそうですが、証拠を残すのは社内的に対応いただくときも対外的な対応が必要な場合も重要な情報だと思います。
大人になってもいじめというものは消えません。小さい会社だと皆がグルになって一人をいじめるという事があると聞いたことがあります。
何かしら証拠を掴み、自分だけが損をするような事がないよう対応することが良いと思います。
その職場の仕事を続ける意志があるなら、積極的にいじめ解消にむけて動く必要があります。その時の具体的な方法がわかりました。また職場を変えるのもいじめ解消に対する立派なアクションなんだと思います。職場内で解決するか、職場を変わるかという選択をする際のヒントを得られました。