女性にとって出産は自分のお腹を痛めて子供を産むので、とても大変な時期となります。
しかし夫が出産に対して他人事のようにしていると、夫婦間の間の信頼関係にもヒビが入るくらいストレスを感じます。
そこで夫が出産に対して他人事な時の理由についてご紹介します。
出産の大変さを理解していない
夫が出産に対して他人事な時は、まだ出産の大変さを理解していないことが理由のひとつかもしれません。
出産は女性にとっては自分の体が日々変化をしていくので、子供が生まれる実感を毎日感じることができます。
しかし夫は子供ができたと言っても自分の体には変化がないので、あまり実感することができないのかもしれません。
またお腹が大きくなっていくにつれて大変な思いをしますが、夫には何も影響があります。
日常生活での不便さや大変さを理解することなく、出産の日までいつも通りに生活できるので、出産に対する大変さを理解していないのです。
出産は大変だということは頭では理解していても、実際に自分の体には変化がないので、出産の大変さを理解できないので他人事のように感じているのです。
自分でお腹を痛めていないから
出産で大変なことはお腹が大きくなってきて、お腹を痛めて子供が生まれることです。
女性にとってはお腹を痛めて生まれた子供は、自分の命に代えても守りたい存在となります。
しかし男性にとっては子供が生まれた時の痛みもなければ、生まれるまでの過程での辛さや大変さを体験することもありません。
ただ近くで妻が大変な思いをしているなと思いながら、一緒に生活していたくらいでしょう。
夫は自分でお腹を痛めていないので、子供が生まれてくるまで実感が無いのかもしれません。
子供が生まれれば自分の子供だという実感が沸いてくるものですが、それまではどこか他人事のように思えているのです。
初めての経験で何をすればわからない
子供が生まれることを体験するのは、何度も経験できない素晴らしいことです。
女性にとっては自分のお腹を痛めて生む子供なので、子供ができたという瞬間から自分の体内で育っていく子供のことを感じることができます。
もしもお互いが初めての出産の時は、どうすればいいのかわからないことが多いので、何をすればいいか戸惑ってしまうでしょう。
女性は自分の体の変化によって子供が成長している実感を味わえますし、いざ出産となると痛みを伴いながら子供を産むので大変です。
しかし男性にとっては自分が何をすればいいのかわからないので、子供が生まれるまで何もできずに見守ることしかできません。
そのため自分が何もできないという思いから、子供が実際に生まれてくるまで実感がわきにくくなります。
子供が生まれれば子供に対していろいろとすることができますが、出産の時までは妻に励ましの言葉しかかけられないので、だんだんと他人事のように感じてしまいます。
父親になる自覚がまだない
夫が出産に対して他人事な理由のひとつに、まだ父親になる自覚を持っていないのかもしれません。
女性は子供が日々成長しているのを体で感じるので、母親になる実感も沸いてきます。
しかし男性にとっては妻から子供を妊娠したと言われてから出産まで、自分には何も変化が起こらないので実感しにくい面もあります。
妻の体が変化していくことに子供が成長していることを感じることはできますが、実際に自分が父親になるという実感がわくのは子供が生まれてからでしょう。
そのため出産まではどこか他人事のように感じていて、本当の自分が父親になるのかという半信半疑な気持ちでいる部分もあります。
そして無事子供が生まれた時に初めて、父親になったという実感と自覚を持つことができます。
そのため出産の時も他人事のように思っているのは、子供が生まれていないからどこか他人事のように感じているのです。
子供が生まれないと自分の生活が変わらないから
夫が出産に対して他人事な理由は、子供が生まれるまでは自分の生活にほとんど変化がないことが理由です。
妻のお腹がだんだんと大きくなって大変な思いをしているのは知っていますが、実際の夫の生活はほとんど変わることはありません。
毎日仕事をこなして家に帰れば家事を手伝ったりするくらいなので、自分の生活には特に大きな変化があるとは言えません。
そのため子供が生まれてくるまで自分の生活には大きな変化がないので、出産の時まではどこか他人事のように感じてしまいます。
実際に出産を経て子供が生まれた瞬間に、父親になったという実感を感じる人も多くなります。
出産は夫婦2人で乗り越えるものですが、男性がいくら心配しても妻の方が体を張っているという思いが強いので、妻からすれば夫の行動が他人事のように感じてしまいます。
子供が生まれてから自覚を持つ人も多い
夫が出産に対して他人事なのは自分の体に変化がないので、子供が生まれて生活に変化がでないと自覚しにくい部分もあります。
また妻からすると自分の方が大変だという思いを持っているので、夫の行動すべてが他人事のように感じてしまう時もあります。
いずれにしても出産は夫婦で乗り越えていくものなので、お互いが思いやりを持って無事に出産を乗り越えてもらいたいものです。
「夫が出産に他人事な時に考えられる理由。なぜ夫が出産に対して当事者意識を持たないのか」への感想コメント一覧
自分の夫とあてはめて頷ける所もあり、なるほどと納得した所もありました。自分の身体で赤ちゃんを育てられる女性はラッキーかもしれないですね。
実感が湧かないとかいう問題ではないと思います。逆の立場として、もしも夫が入院・手術をすることになり、更に麻酔も使えない、年間50人前後が亡くなっている手術に挑まなければならないとなれば、私なら自分に何ができるか一生懸命に考え、実行します。自分には味わいようのない体験を夫がしなければならないと思えば、知らないことはたくさん調べると思います。今はネットで何でも分かりますし、身の回りに同じ手術の体験者が居れば話を聞いて参考にしようと奮闘すると思います。
そういうことではないですか?なぜ妊娠・出産について男性が理解を持てないことがしょうがないような風潮があるんでしょうか?
男だから、女だから、は関係ありません。
大切なパートナーのために何ができるか、それを考えられる人間かどうかだと思います。