彼氏がピーターパン症候群だった時の対処法とは?子供っぽすぎて甘えん坊な彼の母親になるしかない

彼氏が極端に甘えん坊な場合、「ピーターパン症候群」なのかもしれません。

もしも、あなたの彼氏がピーターパン症候群だった場合、色々と困ったことが出てきます。

そこで今回は彼氏がピーターパン症候群だった時の対処法についてご紹介します。

そもそもピーターパン症候群とは?

ピーターパン症候群とは「大人になりきれない成人した男女」「大人になることを拒否している成人した男女」を指す心理学用語です。

正式に「病気」として認められているそこではありませんが、精神医学の世界でもしっかりと認識されている、れっきとした問題です。

「ピーターパン」というのは、みなさんご存知の童話の中の登場人物ですが、彼が「ネバーランドで永久に子どものままで過ごす」というストーリーの中から取られた用語です。

用語としては世界的にとても有名なものですが、精神疾患とは認められていません。

「心の持ち方」の一種であるとも考えられています。

男性は往々にして、少年の心を持ち続けていると言いますが、このピーターパン症候群で言う「少年」というのは、若々しい気持ちを持っていると言う次元の話ではありません。

ピーターパン症候群をこじらせてしまった場合「仕事に就くことができない」「他人とまともにコミュニケーションをとることが出来ない」「異性関係を結べない」「人間関係を構築できない」「一般常識が通用しない分からない」といった、社会生活を送る上で非常に厄介な障害になる場合が多いのです。

そのため、今よく耳にするニートや引きこもりなどは、このピーターパン症候群に陥っているのではないかとも考えられています。

ピーターパン症候群の男性が求めるもの

ピーターパン症候群の男性は、別名「ウェンディージレンマ」とも言い、強く「母性」を求めていると言われます。

ウェンディーというのも、童話「ピーターパン」に登場する女の子のキャラクターですよね。

ウェンディーは身体は子どもですが、常にピーターパンに寄り添い、世話を焼いたり擁護をしたりするポジションにいます。

つまり、ウェンディーというキャ楽ターは、ピーターパンの「母親代わり」であるとも言えるのです。

端的に言えば、このピーターパン症候群の男性は「ウェンディーのように自分の母親代わりになってくれるような優しい女性像」を求めているのです。

この手の男性は、大人になっていても「常に母親の庇護の下に生きていきたい」という風に無意識下で思っているという傾向があります。

ニートや引きこもりの人たちが、場合によっては母親に辛く当たることがありますよね。

一概には言えませんが、ああいった心理も裏を返せば、まるで子どものように母親に甘えているだけと言うようなケースとも考えられます。

このピーターパン症候群の男性は「結婚生活」や「家族の構築」「子どもの世話や教育」はなかなか実現することが出来ないと考える方が一般的です。

他者と何かを話し合って、建設的に物事を進めていくことがうまく出来ないという人が少なくありませんので、結婚や育児に関わることまで手がまわらないというケースが珍しくはないのです。

彼氏がピーターパン症候群であるという事実を真摯に受け止め、覚悟を決める

では、もしもあなたの彼氏がこういったピーターパン症候群であるという場合には、一体どのようにしてお付き合いをしていけば良いのでしょうか?

一見、こうやって分析をすると「お付き合いの先には、絶望感しか見出せない相手なのではないか」と思い悩む女性もいらっしゃることでしょう。

しかし人は誰かを好きになってしまったら「相手にたとえどのような問題があったとしても関係ない」と思うものです。

まずは、自分の好きになった相手が、ピーターパン症候群であるという事実を真摯に受け止め、これからもお付き合いをしていく覚悟を決めましょう。

母親のようなポジションで彼氏と付き合う

ピーターパン症候群の男性と付き合うのであれば、彼女であるあなたは常に「彼の母親」的なポジションでいなければならないでしょう。

あなたは母親のような広い心で、彼氏のダメな部分やイヤな部分まで受け入れてあげる必要があります。

あなたが彼氏に注意や文句を言ったとしても、恐らく彼はあまり聞く耳を持ちません。

また、何かに対してあなたが真剣に彼と話し合おうとしても、恐らく彼は面倒くさがって、なかなか真剣にあなたと向き合ってくれないかもしれません。

なぜならば、自分とは異質なものをあまり受け付けないというのが、このピーターパン症候群の特徴だからです。

あくまでも、彼の優しい母親になったつもりで、彼をあたたかく包み込みましょう。

彼には何も求めない

ピーターパン症候群の男性とお付き合いをする場合には、彼に何かを期待したり、求めたりしないというのが鉄則です。

あなたが色々と普通の大人の男性に求めるようなことを彼に期待したり、そうさせるために策を弄したとしても、基本的には徒労に終わってしまうからです。

例えば、あなたがその彼と結婚まで考えているのだとしたなら、基本的には生活を支えるのは、彼ではなくあなたの側でなければなりません。

生活におけるすべての金銭も、家事全般も何もかも母親のようにしてあげるしか二人の関係を継続する方法はありません。

ただし、どのような疾患であっても、またどのようなコンプレックスであっても「程度の差」というものはもちろんあります。

こじらせにこじらせてしまった真のピーターパン症候群の男性とは、お付き合いをする機会すらないでしょうから、交際している男性のピーターパン症候群のレベルは低いと言えます。

レベルが低いのならば、改善の余地はあります。

しかしこのピーターパン症候群の男性は極めて子ども的な思考回路の持ち主ですので、頭ごなしに何かを叱ったり、命令したりするのは逆効果ですし、厳しくすれば逃げていくこともあるでしょう。

やはりここは、母親のように優しく長い目で、時々ちょっぴり促したりしながら、褒めて伸ばすと言う方策が一番です。

焦らずに長い目でピーターパン症候群の男性と付き合おう

ピーターパン症候群の男性と付き合うと女性側は我慢の連続です。

ピーターパン症候群の男性とのお付き合いは、頭から「私が彼の母親になるんだ」くらいの意気込みでお付き合いをスタートさせるのが正解です。

長い目で辛抱強く付き合っていきましょう。

 

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