ポケットに手を入れる癖がある人の心理や性格とは

ポケットに手を入れる癖がある人というのは、いったいどういう心理や特徴があるのでしょうか。

自分でも知らず知らずのうちに、そっと手をポケットに突っ込んでいたりして、心に何かあるのではないのかと考えてしまいます。

その人の気持ちを知ることによって、相手を理解してあげることができるでしょう。

周りに対して「警戒心」を抱えていてそれを黙っている

ポケットに手を入れる癖がある人の心理や特徴にあるのが「警戒心」です。

周りの人に対して心を許していないような時、そしてそれを口に出せないような時に、人はついポケットに手を入れてしまいます。

気持ちを許していない人達に囲まれていると、どうしても心理的に緊張状態になります。

相手がどう思っているのかが分からないので、自分も本心を明かすことができないのでしょう。

よく「手の内を明かさない」と言いますが、まさにその通りで、手をポケットに入れて周りの人からかくしてしまいます。

手の動き一つで、意外とその人の気持ちが分かることがあります。

本人も無意識にそのことを知っているので、警戒心を持っている時には、ポケットに手を入れて、こちらの気持ちをばらさないようにしているのでしょう。

心に「隠し事」を秘めている

ポケットに手を入れる癖がある人の心理や特徴には、実は「隠し事」をしている場合があります。

相手に言えないようなことを心に抱えている時に、人はそっとポケットに手を入れたくなります。

心にやましいことがあったり、人に知られたくないことがあると、気持ちをオープンにすることができません。

心をぎゅっと閉じているような状態になりますが、身体も同じように閉じようとしてしまいます。

何となく肩をすぼめて背中を丸めてしまったり、視線を下に向けたりします。

そして、手のひらを開いて人に見せることができなくなります。

手のひらを開くということは、オープンにするということにつながります。

それを避けようとして、だれにも見えないように、ポケットの中に手を突っ込んでしまいます。

話している相手がいつの間にかポケットに手を入れているようなら、もしかしたら「言えないこと」があるのかもしれません。

だからつい、本人も気がつかないうちに、ポケットの中に手を入れようとするのでしょう。

話を聞いているようで聞いていない状態である

ポケットに手を入れる癖がある人というのは、よく見てみると、こちらの話を聞いていません。

話を聞いているようで、実は全然聞いていないので、手持ち無沙汰でポケットに手を入れてしまいます。

相手の話を真剣に聞いている時には、手を膝に置いたり、話の内容によっては握りこぶしを作ったりしているはずです。

気持ちが手の動きとリンクしているからです。

しかし、ついポケットに手を入れてしまっている人は、相手の話に集中していません。

どこか聞き流してしまっているので、手をどこにやっていいのか分からず、ついポケットに入れたり出したりしてしまいます。

そういう人と話していると、何となく違和感を覚えたりすることでしょう。

会話がうまく嚙み合っていなかったり、目をきょろきょろさせていたりして「話を聞いていないな」ということが伝わります。

そういう時に、その人の手を見てみると、いつの間にかポケットに入っていたりします。

精神的に不安定になっている

ポケットに手を入れる癖がある人の心理や特徴の中には「精神的に不安定になっている」ということもあります。

気持ちが動揺しているので、つい自分自身を守ろうとして、ポケットの中に手を入れようとします。

何かあった時、心はドキドキしてしまって、どうしていいのか分からなくなります。

しかし、そういう時でも人間は本能的に身を守ろうとする仕草をみせることがあります。

手を出していると、手の甲などが「むき出し」の状態になります。

そういう状態だと、何かあったら傷ついたり怪我をすることにもつながります。

本当は全身をどこかへ隠してしまいたいのですが、それが無理なので、せめて「手」だけでも守ろうとして、ポケットに入れてしまいます。

精神的に落ち着くことができないような時は、気持ちが不安定になってしまい、自分でもどうしていいのか分からなくなります。

そうなると、少しでも自分をガードしようとして、手だけでもポケットに入れて隠してしまいたくなるのでしょう。

心の底では「もう立ち去りたい」と思っている

ポケットに手を入れる癖がある人の心理や特徴には、その時の気分を示しているものがあります。

「もうこの場を立ち去りたい」と思っている時、ついポケットに手を入れて、立ち去る準備をしてしまいます。

その場から出発する時は、カバンをまとめたり、上着を着たりして、立ち去る準備をすることでしょう。

しかし、まだ立ち去ることが許されないような状況だと、そのままずっとその場にいなくてはなりません。

そうなると、カバンを片づけたりしたら、ちょっと態度があからさまで、周囲の顰蹙を買ってしまいます。

そのため、せめて手だけでもポケットに入れて「片づけて」しまいたくなります。

いつの間にか手をポケットに入れて、さりげなく身支度をしようとしていたら、もう相手はこの場を立ち去ろうと思っているのです。

いつ「じゃあ、また」という言葉を切り出すか、そのタイミングを計っていて、チャンスがあったらすぐに立ち上がって出ていくことでしょう。

ポケットに手を入れる癖がある人の心理や特徴を知ろう

ポケットに手を入れる癖がある人の心理や特徴には、意外と本人が気が付かないような気持ちが隠されていたりします。

ただ、ポケットに手を入れる時というのは「リラックスして落ち着いている」状態ではないことが多いので、相手の気持ちを考えてあげる必要があります。

よくその人のことを見ていると、段々と心の底に秘めていた気持ちを理解することができるようになって、もっと良い関係を築き上げることができるでしょう。

 

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