何かあると「後でやろう」と後回しにしてしまう事ってよくありますよね。
でも、後回しにしたことさえも面倒くさくなって、明日でいいや…なんてこと、ありませんか?
そこで今回は、何事も先延ばしにする癖を直す方法をご紹介します。
「今」やるんだと言い聞かせる
後回しにできることは、大抵簡単なことだったりします。
片付けや掃除、メールなどの返信を先延ばしにして、後々さらに面倒になってしまうこともありますよね。
先延ばししてしまうのには、今現在忙しかったりすることもあるかもしれませんが、そうでないなら今やる、という意識を持つようにしてみましょう。
今できるけど面倒くさいからあとで、今はやりたくないからあとでなど、今できる事は今やってしまうように癖をつけましょう。
先延ばしにする癖のある人は、今やることが出来ない事がほとんどです。
しかしここは気合を入れて、意識改善からはじめましょう。
先延ばししたから面倒くさいことになっているのであって、気付いた時にやってしまえば、案外掃除なども簡単だった、なんてこともあります。
日頃から気になったその時に物事を終わらせてしまえば、要件が蓄積することなく、むしろ自由な時間が増えますよ。
物事の時間配分を考える
物事を先延ばしにしてしまう人の中には、時間の使い方が上手でない人もいます。
今やらなくていいことをやってしまったり、後でやろうと思ったのに時間が間に合わなかったり、物事の順序をうまく予測できません。
昼間のうちは余裕があるのに、夜になるとやることがいっぱいで忙しい、という人は当てはまっているかもしれませんよ。
そんな時は一度、1日の流れを紙に書いてみましょう。
仕事例えると、朝何時から始まって何時に終わるのか、家にいる時間、ゆっくりできるしたい時間など、まずは時間割を区切ってみましょう。
そしたら次に、1日にやらなくてはいけない仕事量を書き出しましょう。
メールのチェック1時間や書類のコピー1時間、ミーティング2時間など、仕事量は1日によって違うかもしれません。
しかし、書き出すことで自分がどのくらいの仕事をしているのか、客観視することができます。
仕事量を書き出せたら、先ほどつくった時間割に埋め込んでみます。
すると、1日の流れに対して仕事の時間が見えてきます。
本当は午前中にもっと時間があるのに全然仕事していなかったり、夜は短い時間で仕事を多く入れてしまっていたり、おかしな部分が出てくるかもしれません。
後でやればいいと思っていたことが、実は無理な時間配分だったなんてこともあり得ます。
そうするとさらに先回しにしてしまうこともあります。
今一度、本当にばしできる作業なのか確認してみてくださいね。
今やらない理由を考える
そもそも、なぜ先延ばしにしてしまうのか、深く考えてみたことはありますか。
面倒だから、今はゆっくりしたいからなど、人によって理由は様々ですが、その理由は決断するのに大きな理由になっていますか?面倒でも、結局はあとでやらなくてはいけないかもしれません。
それでも面倒というだけで先延ばしにするほど、今している何かは大切な事でしょうか。
あるいは、今ゆっくりしているのは、本当に大切な休息でしょうか。
ダラダラと休んでゆっくりしているだけではないでしょうか。
もちろん、時には疲れてしまって何もやりたくないときもあるでしょう。
それはそれで良いんですよ。
問題なのは、日頃から理由をつけて物事を先延ばしにしてしまうことです。
物事を先延ばしにするとき、今やらない理由が本当に自分のタメになるのか、冷静に考えてみるのもオススメです。
最悪のシナリオを想像してみる
私生活の事でも仕事でも、自分ではうまくやっているつもりで先延ばししていませんか。
どうせ最終的にはやっているんだからと、先延ばししていることを開き直ってしまう人は注意してください。
先延ばしした物事を忘れてしまったり、病気やケガですることが出来ない状況になってしまった場合、頭にはどんな状況が浮かびますか?掃除することが出来ない部屋、友人への連絡は出来ないまま、仕事の確認もできないまま、周りの人はあなたに対してどう思うでしょうか。
物事を先延ばしにしつつ、自分は完璧にやっているという人は、完璧主義者で自分勝手な節があります。
でも、あなたの先延ばしのせいで、もしかしたら誰かが困ってしまうかもしれません。
今できる事、やるべきことは後回しにせずにやるようにしてみてくださいね。
それは自分だけでなく、周りの人にとっても重要なことです。
今やらないと後で困るかもしれないと、常に思うことが大切です。
先延ばしの癖を直そう
先延ばしの癖を直すのは、そう難しくありません。
ちょっとした考え方の工夫や、意識を変えるだけで、明日から実践することができます。
自分の為にも、身の回りの人の為にも、できる事は今やって、先延ばししないように努力してみてくださいね。
「先延ばしする癖を直す方法とは?「後でいいや」をなくそう」への感想コメント一覧
やらなければならない事を先延ばしにすると、結局期限内にできなくなるのではないかと思います。気が付いたらすぐに手を付けるように心掛けたいです。