さみしがりやの一人好きの理由。その心理とは何か

最終更新日:2015年8月5日

さみしがりやで、みんなとわいわいやったり、友人と親密な時間を過ごすことが大好きなのに、同時に一人になることを好むという不思議な人が、少なからずいます。

おそらく、かなり多くの人が「自分の周りにもいる」と思うのではないでしょうか。

そうした「さみしがりやの一人好き」の人は、どんな理由でそんな相反する二つの感情を抱くのか、どんな心理からそんな二重性を見せるのかご紹介します。

1.基本的にはさみしがり

さみしがりやの一人好きの人を見ると「ほんとは、どっちなの?」と首をかしげたくなるでしょう。

答えは、「基本的にさみしがり」です。

どちらがその人にとって、より本質的な属性かといえば、それは「さみしがり」です。

ですから、性格的に芯は弱い、少なくても芯の強い性格とはいえない、ということになるでしょう。

皆で遊んだり、飲食したり、友人と休日を過ごすのが、基本的に大好き。

例えば、何も予定のない休日を丸一日、だれとも連絡も取らずに一人ぼっちでいるということには耐えられません。

「さみしくてしかたない」と感じるのです。

交際している異性がいる場合、彼氏や彼女に頻繁に会いたがる傾向も、ふつうの人よりかなり強いのが、このタイプの人です。

もっとも顕著なのが、「一人旅ができない」ということです。

「一人好き」の一面を考えると、一人旅を好みそうなものですが、本質は「さみしがり」なの、旅行先で「一人であること」を強く認識すると、いたたまれなくなってしまうのです。

つまり、「誰かといっしょにいたい」という欲求がベースにあって、その上で、「でも一人になるのも好き」です。


2.孤独な時間を「宝もの」と感じている

誰いあといっしょにいることを望みながら、その一方で、一人でいることを好みます。

それはなぜか。

「自分ひとりの時間、孤独でいる時間は、自分にとっての宝もの」という意識を持っているからです。

必ずしもそうと限定ができませんが、一人っ子にこういう性格の持ち主が多いという傾向があります。

それは、子供のころ、物心ついたときから「一人でいる時間」を経験しているからです。

そこに「さみしがりや」になる原因もあるのですが、そうした時間が「自分が自分であること」、アイデンティの基になっていると考えることができるでしょう。

つまり、そうした孤独な時間が、その人にとって、自己確認をするために必要です。

ただし、本人は、そうした意識を持っていないケースがほとんど。

つまり、無意識のうちで、「孤独な時間は宝もの」という認識を持っているということになります。


3.思索好き

前項をお読みになって、さみしがりやの一人好きな人に、理屈っぽい一面があることがおわかりになったでしょう。

こうした孤独癖を持つ人の共通点が、そこにあります。

つまり、一人の時間に自問自答しながら、あれこれ思索することが好きです。

例えば、仲の良い友達との飲み会に参加したとしましょう。

「みんなでわいわい」というのは基本的に好きなので、その場は大変楽しくすごします。

けれど、そうして楽しくしている間にも、ふと「一人になりたい」という思いが頭をもたげるのです。

そして、飲み会が終わると、開放感を抱き、「これで一人になれる」と考えます。

つまり、飲み会の最中にも「一人になること」を考え、終わった瞬間「一人になれたこと」を考える。

そして、実際に一人になると、直前に過ごした飲み会のこと、友人関係のこと、さらには人生のことなど、あれこれと思索を巡らせ、それで満足するのが、さみしがりやの一人好きの人というものです。

要するに、「一人になって静かに考えたい」という意識を常に持っているのが、そうした人の特徴といっていいでしょう。


4.わがままで、やや自己中心的

「さみしい」「一人になりたい」という、まったく相反する心理を持っていて、それを実践したがるのですから、そうした人にはわがままなところがあるといっていいでしょう。

予定のない休日、一人でいるさみしさに耐えかねて、友人に連絡。

会う約束をするということが、よくあります。

友人と会って、楽しい時間を過ごしたのち、「遅くなったから、うちに泊まっていけば」と、友人が好意でそう言っても、「ううん。

やっぱり帰る」と答えるのが常です。

それは一人になりたいから。

一人がさみしくて友人を誘ったにもかかわらず、今度は一人になりたくて友人の好意を拒むのですから、自己中心的と言わざるをえません。

ですから、こういうタイプの人は、人といっしょに暮らすことが苦手で、結婚に向かない性格といいうことができるでしょう。

ただ、あくまでも人一倍センシティブな神経の持ち主だからこそ、そうした二面性を持っているのです。

ですから、「傷つきやすい愛すべき人物」と評価することもできるのです。

さみしがりやの一人好きは基本的にはさみしがりや

ここでは「さみしがりやの一人好き」な人について、その心理と理由をお話ししてきました。

最後の項目で説明したとおり、わがままなところはありますが、基本的に「さみしがり」なのですから、決してつきあいづらい人間ということはありません。

こちらが相手の気持ちを斟酌してつきあいさえすれば、大切な友達になれるタイプと言っていいでしょう。