職場や学校などで男性からセクハラにあってしまい困っていませんか。
職場などですと角の立つ断り方はしにくいものですし、本当に悩んでしまうのも当然のことですよね。
今回はセクハラで悩んでいる女性のお役に少しでも立てるように「セクハラされた時の上手な断り方」についてご紹介します。
笑顔で厳しい言葉で断る
最もオススメなのが、笑顔は浮かべるけれども断固とした厳しい言葉で「やめてください」ということです。
真剣な顔できつく「セクハラはやめてください」などと言ってしまうと、相手を逆ギレさせてしまうこともありますし、恨まれたりすることもあります。
そのようになってしまっては「あとが怖い」という女性もいらっしゃいますよね。
しかしながら、あなたがきちんと断らなくては、相手の男性はきっとつけあがってしまうことでしょう。
つけあがった男性はなかなかセクハラをやめようとしません。
そしてあなたが断らないのを良いことに調子に乗ってしまって、セクハラがエスカレートすることもあるでしょう。
そのような事態になってしまうと大変ですので、そんな時には笑いながらも断固とした厳しい言葉で「やめてくださいね」と言ってしまいましょう。
人は笑いながら怒る方が「怖い」と感じることがありますよね。
それと同じで、人は相手の表情と言葉が合致していないと相手の感情を読み取ることができず、不安感を抱きます。
こういった人間の心理を利用します。
あなたが、表情では笑いながらも、断固とした厳しい言葉で断ることでセクハラをしてきた相手を怯ませることができます。
そんな時の笑顔はひきつっていても問題ありません。
むしろ、ひきつっているくらいのほうが真剣さが伝わりますので良い場合もあります。
セクハラをしてくる相手に対しては、とにかく不安感を与えましょう。
「この女性にこんなことをすると、何だかよく分からないけれど怖い」、ということをその相手に知らしめてやるのです。
それに加えて、あなたが笑顔でいることで相手はあなたが断ってきたことに対して、逆ギレをしにくくなるというメリットもあります。
このようにすればセクハラを角を立たせず、上手に断ることができます。
とにかく相手を無視する
「これはあきらかにセクハラだ」と思うようなことを相手の男性から言われたり、されたりしたら、とにかくその言葉や行動を無視をしてみましょう。
あなたにセクハラをする男性は、あなたから自分へと返ってくる反応や言葉を楽しんでいるということもありえます。
ですから、あなたが完全に相手を無視すれば、セクハラをしている相手からすれば、楽しみが減るということにもなります。
セクハラをしようとする相手が、あなたに何かイヤなことを言いながら近づいてきたら、あなたは聞こえないふりをしましょう。
そして、他のことをしに席を外すようにして、その場から立ち去りましょう。
また、相手があなたとの普通の会話の中でセクハラめいた発言をしてきたような場合には、その発言は完全に無視をするのが一番です。
全く聞こえなかったようなふりをして、話題を180度変えてやりましょう。
この場合、表情も一切変えないということがポイントです。
眉毛をぴくりとも動かさずに、真顔でいることが大切です。
「あれ?オレの言葉が聞こえなかったのかな?」と相手が本気で心配してしまうくらいの無視ができるようにしてください。
「やめてください」「嫌だ」などの言葉は、場合によってはセクハラをしている相手を喜ばせる言葉にもなりえるのです。
あなたのそういった言葉を期待して、セクハラをしてくるような相手には無視が最も有効なはずです。
あなたから返ってくる反応や言葉が、すべて完璧に無視なのであれば、相手はそれ以上言葉を発することができなくなります。
そういったことを淡々と続けていけば、相手もセクハラすることにメリットを感じなくなってきますので、上手に断ることができます。
第三者をはさんで話し合いをする
あまりにも相手からのセクハラが続き、あなたが何を言っても、無視をしても、セクハラをしてくるような相手には、あなた一人で対応するのではなく、第三者をはさんでの話し合いをするのが良いでしょう。
セクハラをする人間も、ことが大きくなるというのは好みませんよね。
そういったことになれば自分の立場も危うくなりますし、最近ではセクハラで訴えられて裁判になるようなことも全く珍しいことではありませんので、焦ることでしょう。
ですから、第三者をはさみ、あなたにセクハラをしてくる相手と話し合いをしましょう。
そうすることで「あなたがその相手にセクハラされていることがどれだけ苦痛だったか」「そのことがどれだけイヤだったのか」をわからせることがでるのです。
この場合にはあなたの気持ちを控え目に伝える必要はありません。
そうではなく少し大げさに、どれだけの苦痛だったのかを伝えるくらいがちょうどよいでしょう。
そうすればセクハラをしていた当事者は自分のしたことの罪の重さに気づき、セクハラをしてこなくなるはずです。
それと同時にこれ以上ことが大きくならない様にする為、あとのトラブルもなく、上手に断ることができます。
公的な機関やコンプライアンス室、セクハラ相談室などに訴える
もしもこれまでご紹介したすべての方法を試してみたにも関わらず、相手の男性からのセクハラが一向に改善されないような場合には、公的な機関や会社のコンプライアンス室などに訴えるという方法をとらなければならないかもしれません。
先ほども述べたように、セクハラというものは立派な嫌がらせ行為であり、犯罪です。
第三者を介して話し合いをしたにも関わらず改善されないようならば、公的な機関や専門的な相談機関などの力を借りることも大切です。
最近では政府もそういった機関の運営に力を入れていますので、インターネットなどで検索しただけでもたくさんの機関の情報が得られることでしょう。
セクハラをされている側には、なんの非もありません。
セクハラをしている相手が悪いということを忘れずに、勇気と自信を持って訴えましょう。
職場や学校を変えるというのも一つの方法
どうしてもセクハラが解決しないという場合には、もしも可能であるならばあなたにセクハラをしてくる相手がいない場所へあなたが逃げるという方法もあります。
これは、とても悔しいことではありますので、なかなかオススメしにくいことでもあります。
「どうして非のない私がそんなことをしないといけないの?」と思うお気持ちは本当によくわかります。
けれども、さまざまなことを試してもその相手がセクハラをやめてくれず、あなたが本当に辛い毎日を送っているのであれば、その時はその相手がいる職場や学校から逃げるという方法だってあります。
一番大切なのは、あなたの幸せと心身の健康です。
絶対に無理をしてはいけません。
相手の性格を見極めて対処をしよう
セクハラをされた時の上手な断り方をご紹介しました。
セクハラを断る時には必ず相手のもともとの性格を見極めましょう。
それによってどのような断り方をすればいいかが見えてくるはずです。
「セクハラされた時の上手な断り方とは?相手の性格を見極めて穏便にセクハラ問題を片付けよう」への感想コメント一覧
一人で解決せず、信頼できる誰かに入ってもらうのが1番いいと思います。人が入ると、相手の態度も変わるかもしれませんし。