仕事仲間とは友達になれないという人の心理とは

職場の仲間や仕事仲間とは、共に切磋琢磨し成果を出すことで友情が芽生えることが多々あります。

一方、仕事仲間とはプライベートでは付き合いがないという人もいます。

仕事仲間とは家族よりも過ごす時間が長いこともありますよね。

それでも友達になれないという人の心理は、いったいどのようなものなのでしょうか。

プライベートでまで関わりたくない

協力しあって仕事をする仲間でも、プライベートでまで関わりたくないという場合があります。

このような考えを持つ人は、朝から晩まで顔を合わせている相手とプライベートまで一緒にいたいとは思えません。

特に好き嫌いは関係なく、単純に仕事以外では顔を見たくないと考えています。

そもそも仕事仲間と友情を育まれることを全く期待していないので、プライベートで友人になることもありません。

また、仕事とプライベートはきっちり分けて考えている大人の考えをする人です。

プライベートで関わりたくないほど仕事に一生懸命打ち込む、仕事熱心な人が多いのも特徴です。

あまりにも忙しい仕事で、プライベートの時間が中々取れないという人も当てはまる場合が多いですね。

ライバルだから

仕事仲間とは友達になれないという人の心には、ライバルだからどうしても好意的に捉えられないという心理が働いている場合があります。

同年代の同性などに敵対心や対抗心を抱くことは珍しくありません。

たとえ態度には出さなくても、仕事で負けたくないと思ったり競争心の強い人であれば、中々友達になろうという気にはなれないのです。

性格だけでなく、環境が原因になる場合もあります。

職場での出世争いが激しい環境では、同僚同士で出世のために足を引っ張って引きずり下ろすこともあります。

お互いに、いつどんな弱味を握られるかも分からない環境では、友達を作ることは容易くありませんよね。

ですから、職場でライバルだったり、競争の激しい環境では仕事仲間とは中々友達になれないという心理状態になりやすいのです。

弱味を見せたくないから

仕事仲間には弱味を見せたくないから友達になれないという場合があります。

これは出世や競争心によるものではなく、単純に警戒心が強い場合や臆病な自分を隠している人の心理です。

出世に関わるというよりも、素の自分の弱味を見せてしまって職場で人の輪から外れたり、悪い扱いをされないかどうか怯えている人です。

仕事では隙を見せないようにしているため、プライベートでの自分をさらけ出すことはしません。

素の自分を隠しながら友達になるのは難しいですし、そうする人はあまり多くはありません。

この場合、そもそもプライベートでの友達も少ないことが多いです。

一見クールに見えたり、強い自分を演出して虚勢を張っている場合もあります。

しかし、臆病さや警戒心があるため、友達を作るのが得意ではなく、仕事仲間に弱味を見せることも嫌がります。

見た目や言動とは裏腹に、一度友達になると誠実な人が多いのもこのタイプです。

好き嫌いが激しい

仕事仲間とは友達になれないという人の中には、好き嫌いが激しく特定の人とは友達になれないということを意味している場合があります。

人は誰でも好き嫌いがありますから、友達になれない人がいても当然です。

しかし、仮に仲間意識が強い人達の中に入ってしまうと、嫌いな人と関わらないことはとても難しいですよね。

少しでも関わりたくないため、職場での人間関係を一切拒む場合があります。

また特定の仕事仲間とは仲が良くても、他の人とは友達になりたくはないという場合に、仕事仲間という全体のくくりにして友達になれないという言い方をする場合もあります。

共通していえるのは、好き嫌いが激しく、狭い人間関係を自分でコントロールしたがる心理が働くことです。

このタイプの人は我慢したり妥協が出来ません。

嫌いな人に対して容赦がなく、自分中心に物事を考えているため、時にトラブルメーカーになることがあります。

気持ちを切り替えたいから

仕事とプライベートの気持ちを切り替えたいから、仕事仲間とは友達になれないという場合もあります。

このタイプは仕事かプライベートどちらかでストレスを抱えている場合が多く、ストレスを増やさないために切り替えが必要な人です。

しかし、仕事仲間と友達になったとしても気持ちの切り替えは可能です。

裏を反せば一切関わらないようにしないと引きずってしまう、気持ちの切り替えが上手くない人といえます。

このタイプの人は、あまり器用ではありません。

いずれにしても強いストレスを感じており、自己防衛の心理が働いています。

仕事仲間と距離を取るのは防衛手段

今回は仕事仲間とは友達になれないという人の心理をご紹介しました。

同じ理由でも、一概に性格によって決まるものではありません。

しかし共通しているのは、防衛手段のために仕事とプライベートで関わる相手を分けていることです。

もちろん、仕事仲間と友達になることは素晴らしいことです。

ですが、もし友達にならないからといっても、誰にも責める権利はありませんよね。

どちらにしても実りある生き方をしたいですね。

仕事もプライベートも大切にしながら、仕事仲間とは大人の付き合いを心がけましょう。

 

    「仕事仲間とは友達になれないという人の心理とは」への感想コメント一覧

  1. 1. burreell19312018/05/22(火) 14:59

    休日のレジャーで仕事仲間を誘うことはまずないですね。でも海水浴などで、明らかに仕事仲間だと分かるグループに遭遇することがあります。仕事をどのような概念でてらえているかも関係しているのでは?ただお給料を頂く為の仕事と皆で何かを作ろうといった仕事では仕事仲間意識は変わってくると思います。

  2. 2. 奈々2021/09/30(木) 20:53

    仕事だけなら割り切って付き合えても、プライベートでは嫌という人はいますね。