立ち仕事に従事する人にとって、靴は非常に重要なアイテムです。
自分に合わない靴や、立ち仕事に向かない靴を履いていると、痛みがでてしまいます。
また疲れを感じやすくなり、仕事に悪影響を与えてしまうかもしれません。
できるだけ足に負担のかからない靴を選ぶことが重要です。
どのような靴を選べばよいのか、確認してみましょう。
中敷がしっかりしているものを
中敷をチェックしてください。
薄いものは足の痛みの原因となりますので、避けたほう無難でしょう。
もしお手持ちの靴の中敷が薄い場合は、クッション性の高いものを新たに購入して、入れてみてください。
靴底に厚みが出て、長時間立っていても疲れにくくなるでしょう。
また着地時の足への衝撃を吸収してくれますので、身体への負担も軽減してくれます。
中でも低反発タイプの中敷は、足が疲れにくいと評判です。
お値段も千円そこそこですので、購入されてみてはいかがですか。
きっとその効果に驚かれることでしょう。
かかとのクッション性をチェック
立ち仕事をしていて、一番痛みがでやすい部分が、かかとです。
かかとのクッション性を確認してください。
薄いものだと歩行時にかかとに衝撃が加わりやすいですので、厚めのものがオススメです。
またかかとの形との靴のかかと部分の形が合わないと、靴ズレや靴脱げをひきおこします。
ただでさえ立ち仕事はしんどいのに、そこに靴ズレまで加わっては泣きっ面にハチです。
かかとは足の土台となる大切な部分です。
かかとにやさしい靴を選ぶようにしましょう。
通気性の良い靴を
意外と見落とされがちなのが、通気性です。
長時間の立ち仕事には、通気性の良い靴を履くようにしましょう。
人は足から大量の汗をかきます。
足のむれは臭いの原因となりますし、かゆみやかぶれなども引き起こしかねません。
衛生面に留意してください。
特にビジネスシーンでよく履かれる革靴は、通気性が悪いことで有名です。
革靴で長時間立ち仕事をしなければならない方は、最近は靴底に通気口があいてるものが売っているので、そちらを選ぶと良いでしょう。
通気性が良いと靴自体の傷みも遅らせることができるので、長く履くことが可能です。
靴の重さはどう
靴を選ぶときは、軽めのものを選ぶようにしてください。
重い靴は足や足首に負担をかけてしまい、疲れやすくなってしまいます。
しかし、だからといって軽すぎる靴にも注意が必要です。
歩くということは、いわば振り子運動です。
極端に軽い靴ではこの振り子運動をうまくすることができません。
購入の際には、いくつかの種類の靴を試し履きしてみて、自分に合う重さのものを選ぶようにしましょう。
サイズは最重要
サイズは、靴選びにおいて最も重要なポイントです。
靴が大きすぎたり、また小さすぎたりしていませんか。
緩すぎても、きつすぎても失敗です。
靴を履いて、履き口をグルっと一周チェックしてみてください。
隙間があれば靴のサイズが間違っているのでしょう。
またつま先が窮屈に感じたりしていませんか。
立ち仕事をしている、とつま先に負担がかかりやすくなりますので、つま先の形と靴の形が合っているものを選びましょう。
つま先のとんがった靴はオシャレかもしれませんが、足にとってはNGです。
立ち仕事をしている人は選ばないようにしてください。
6.安定感のある太いヒールの靴を
ピンヒールや高いヒールのものはできるだけ避けましょう。
これらは長時間立っている時に履くべき靴ではありません。
足に負担をかけ、外反母趾を引き起こす可能性もありまので、できるだけ低いものをオススメします。
ぺたんこ靴と呼ばれるヒールのない靴なら、足への負担を最小限にとどめることができます。
ぺたんこ靴を履くことができない場合は、太いヒールのものを選びましょう。
ストラップ付きの靴なら、足首が固定され、より安定感が増し、歩きやすく疲れにくくなるのでオススメです。
ワンランク上の靴を選ぶ
立ち仕事用の靴を購入する際は、普段履いている靴よりも、少しお値段の張るものを選んでみるのも良いでしょう。
靴の履き心地と価格、はある程度比例するようになっています。
デザインが凝ったものや有名ブランドのものは、それ自体が付加価値となりお値段に反映していることが多いので、避けたほうが良いかもしれません。
信頼できるウォーキングシューズブランドの靴なら、少々高額でも買う価値があるでしょう。
立ち仕事に最適な靴を選ぼう
立ち仕事に従事されている人は、このようなことを基準に、仕事用の靴を選ぶようにしてみてください。
見た目の良い靴は、足には良くないことが多いです。
デザイン性にはこの際目をつぶって、靴の機能性にだけ注目するようにしましょう。
また立ち仕事で疲れた日は、帰宅後は足のマッサージを念入りにして、疲れをリセットするようにしてください。
一日頑張った足をねぎらって、また明日も頑張りましょう。
「立ち仕事な女性に最適な靴の選び方7つ」への感想コメント一覧
立ち仕事に最適な靴7か条、なるほどです。某ホテルでフロントの仕事をしている友人がいるので、さっそく教えてあげます。