新年度が近づいてくると、異動や転勤が言い渡されることが多くなります。
転勤族の旦那様を持つ奥様は、見ず知らずの土地で生活することに対して不安を覚える方も多くいらっしゃることでしょう。
そんな不安を解消し、転勤族の生活を楽しむためにはどうしたらいいのでしょうか。
今回は転勤族の妻が心がけておくべきことについてご紹介します。
引越しがしやすいように、極力物を少なくする
転勤族となると、数年に一度のペースで転居を伴う転勤があることが多く、引越しはつきものです。
早い段階で辞令が出る場合もあれば、ぎりぎりまでどこに転勤になるかわからない場合もあります。
辞令が出れば早々に次の新居を見つけて引越しをする必要があるため、じっくりと時間を掛けて荷造りなどを行う溶融がないことも想定されます。
物が多いと荷物が多くなるだけでなく、荷作りにも時間が掛かってしまいます。
スムーズに引越しができるように、日頃から余計なものを買わず、極力シンプルな持ち物で生活をしておくことが大切です。
どんな間取りの部屋にも適応できる家具・家電で生活する
転勤族はずっと同じ家にすみ続けることができません。
そのため、家具や家電を購入する際には注意が必要です。
今住んでいる部屋に合わせた特殊なデザインや大きさのものを購入してしまうと、転勤先の新居に合わなかったり、部屋にはいらなかったりすることもあります。
ダブルベッドなどの大型の家具を持たないということも選択肢のひとつです。
どのような間取りの部屋にも適応できるような標準的なデザイン・大豆のものを購入するようにしましょう。
引越しに伴って必要な手続きなどを事前に確認しておく
引越しをすると、住所変更や水道ガス電気の手続きなど、細々とした事務作業がたくさん発生します。
住民票の移動から始まり、免許証などの身分証明書やクレジットカードなどの住所変更、子供がいる場合には転校・転入の手続きなども必要になってきます。
ただでさえ慌しい引越し時に混乱しないように、転勤に伴って必要な手続きなどを事前に一覧表にまとめておきましょう。
そうすることで慌てることなくスムーズに新居での生活をスタートすることができます。
見ず知らずの土地でも楽しめる適応力を身に付ける
転勤族の場合、これまで生まれ育った場所や慣れ親しんだ場所を離れ、親や友人が誰もいない見ず知らずの土地を転々とすることとなります。
またその土地でせっかく仲良くなった人がいても数年でまた転勤があるため、なかなか深い関係が築けずに疎遠になってしまうこともあります。
しかし、そういったことを気にしていては転勤自体がとても大きなストレスになってしまいます。
大切なことは、新しい土地で新しい生活を始めることをプラスと捉え、楽しもうという気持ちを持つことです。
転勤族には、ご近所とのわずらわしい付き合いやママ友との人間関係も、転勤の度にリセットできるというメリットもあります。
また、様々な場所で生活でき、その土地ならではの素敵なスポットや美味しい食べ物を堪能できるのも転勤族ならではです。
そういったプラスの面に目を向け、見ず知らずの土地でも楽しめる柔軟性や適応力を身に付けることが大切です。
場所に左右されない仕事や趣味を見つける
転勤族の妻にとって、転勤の度に自分のライフスタイルや人間関係が崩れることにストレスを感じることも多いでしょう。
その土地でせっかく見つけた楽しみや人間関係、やりがいのある仕事も転勤の度に手放すことになると不満も大きくなってしまいます。
そういったストレスを緩和する為にも、場所に左右されない仕事や趣味を見つけることが大切です。
自分ひとりで楽しむことができる趣味を見つけることで、知り合いもいない見ず知らずの土地でも自分の楽しみを見出すことができます。
また、場所を問わず働くことができる資格を取得しておくと、新しい土地でもやりがいのある仕事を見つけることも可能です。
このように、転勤族というライフスタイルに合わせて自分自身も柔軟に対応することが大切です。
単身赴任も覚悟しておく
子供が小さいうちは転勤に付いていって一緒に生活するケースが多いですよね。
しかし子供がある程度大きくなって転校が難しくなってきたり、家を購入したりした場合には、単身赴任という選択をせざるを得ないケースも出てきます。
旦那様と離れて暮らすということは、いざというときに頼ることができない、子供の面倒を一人で見る必要がある、ということです。
それに伴って、生活の不安や心配、子育ての苦労などもたくさん感じてしまうこともあるでしょう。
転勤族の妻になる場合は、将来的には旦那様が単身赴任になる可能性もあるということをあらかじめ覚悟しておく必要があります。
転勤族の妻として夫を支えよう
誰しも初めての場所や新しい環境に飛び込むことは大きな不安を抱きます。
しかし、視点を変えれば転勤族を楽しむ方法もたくさんあります。
引越しいう大きなイベントを何度も家族で乗り越えることで、家族の絆が強くなることもあります。
転勤族の妻として心がけておくべきことを知ることで、これから始まる新しい土地での新生活を思う存分楽しみましょう。
「転勤族の妻が心がけておくべきこと。荷物や子供のことを考えよう」への感想コメント一覧
我が家も転勤が多く、既に7回の引っ越しを経験しています。どれも強く共感できるものばかりです。今は断捨離が浸透してきて一般の方でも荷物の少ない方は多いかと思いますが、引っ越しが多いと荷物が少ないと本当に楽ですよね。といっても、引っ越しはやはり大変ですが・・・