転職した先で先輩が年下だった、なんていうことはよくある話ですよね。
新しい会社に来たはいいが、相手が先輩だけど年下だしバカにはされたくない、でも先輩として接していかないと失礼だしなんていう葛藤がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方のために、年下先輩を傷つけない方法をご紹介します。
すべてを実践できなくてもいいので、自分でも実践できそうなものをたったひとつだけでもいいので、やってみてください。
先輩なので仕事中は立てることを意識する
どんなに年下だといっても、会社内では相手の方が先輩なのは事実です。
年下だからということは考えず、仕事中は仕事上の立場をわきまえ、立てることを意識しましょう。
ほかの上司や先輩にするのと同様に、○○さんや役職などが付いている方なら○○部長課長のように呼んで、敬語で話すようにしましょう。
女性にもプライドがありますので抵抗があるという方もいらっしゃるかもしれませんが、特に男性の場合は女性よりも会社内での立ち位置や、上下関係を気にしがちな方が多いですし、また女性ばかりもしくは女性が多い職場も上下関係がハッキリ見えることが多いですよね。
後輩である以上、先輩のプライドを傷つけないよう、仕事上の関係性を年齢関係なく保ちましょう。
休憩時間や飲み会などのオフの時間はフレンドリーに接する
仕事中は仕事上の位置関係がありますが、あなたが年下の先輩ということを気にしているように、向こうもやはり“年上の後輩”の扱いには戸惑うものです。
仕事中は後輩の顔、だけど休憩時間や飲み会の時には少し砕けた感じに、フレンドリーに接することによって相手の方にも仕事上とプライベートな空間で使い分けていることを伝えることができます。
休憩時間や飲み会になったからといって、いきなり全部タメ口で馴れ馴れしく偉そうに喋るわけではなく、“はい”の返事を“うん”にしてみたり、“~ですか”と聞く部分を“~なの?”と言ってみたり、所々をタメ口で言うことを心がけましょう。
過度に切り替えをしてしまうと、二重人格のように見えて抵抗感や嫌悪感を与えてしまいますので気をつけましょう。
わからない仕事を積極的に聞きにいく
後輩のあなたは先輩よりも出来る仕事もわかる仕事も少ない場合が多いですよね。
これは役割などにもよりますので、会社によっては実行しづらいことかもしれませんが、何かわからないことがあった時に年下の先輩を頼ることです。
入りたての頃は特に色んなことを尋ねなければ仕事をなかなか進められないシーンが多いです。
その時にお互いがお互いの接し方に困っている状況を壊すためにも、遠慮なく頼ってみて下さい。
後輩に頼られることは先輩にとってやりがいもあるし、責任感も出て上下関係をはっきり実感できます。
積極的に頼っていくことで、自分がちゃんと先輩として意識していることをアピールしましょう。
指示や注意は偉そうに感じても我慢する
年下に偉そうな口を聞かれたり、タメ口を聞かれたりすることは年功序列の世界で生きてくると嫌だと感じることは当たり前です。
ですが、あなたが自分で選んでその会社に勤めることを決め、その結果年下の先輩に出会ったことは変えられぬ現実です。
最初にも説明したように、仕事上後輩であり至らない部分がある以上、偉そうに指示をされたり注意をされてもしっかりと聞き入れ、今後自分が仕事を頑張るためのバネにしましょう。
悔しいから頑張って見返してやるくらいの気持ちで仕事に望めば、出世の道も開けてくるかもしれません。
そして先程も書いたように、向こうもあなたへの接し方に戸惑いを感じていますので、向こうも勇気を出して注意したり指示していることを忘れないようにしましょう。
お互い気にせずやろうと提案する
最終手段といっても過言ではないかもしれませんが、モヤモヤしながら仕事するのが嫌だという人は、最初に自分から提案してみるのも良いでしょう。
「仕事上先輩なので、自分の方が年上かもしれないが、遠慮なく後輩として接して欲しい。
私も先輩として接します」という旨を、はっきりと伝えれば、お互いのわだかまりもなくなりますし、モヤモヤしながら仕事をするというストレスもなくなります。
また、先程も書いたように、あなたが思っているようなことを相手も“年上の後輩”であるあなたに対して感じていますので、先輩に気を使わせないよう、後輩のあなたから提案して最初からわだかまりをなくすのもひとつの手です。
年下の先輩とうまくやっていこう
大事なことはとにかく年齢を気にせず仕事上の立場として相手のことを見ることです。
そして先輩として見て、先輩として接していくことで、あちらも気にせず接することができますし、また飲み会などの時にはフレンドリーに人生の先輩として人生相談などに乗ることもできるでしょう。
「年下の先輩とうまくやっていく方法5つ」への感想コメント一覧
難しいシチュエーションですよね。似たような相談を受けたことがあるのですが
仕事のパートナーとして割り切る事、なにより謙虚な姿勢で臨むことを伝えました。いくらこちらが仕事上では先輩でも立てるべきところは立ててあげないと
ギスギスしてしまいます。