深く知っているわけではないけど、なんだか胡散臭いと感じてしまう人に出会ったことがある人は多いでしょう。
実はそのような人には共通するある特徴が存在します。
そこで今回は、胡散臭い人の特徴についてご紹介します。
引用した言葉を自分の言葉のように言う
人の言葉にも関わらず、それをまるで自分が考えたかのように発言する人はなかなか信用できないものです。
例えばそれが偉人の言葉であるならば、まだ譲歩できます。
その偉人が好きなのだろう、という考えで済ますことができるからです。
しかしそれが、先輩や上司の言った言葉だと話が変わってきます。
急激にその人がダサく見えてしまうものです。
人の言葉を引用し、それを自分の言葉のように言う人は、ただ格好つけたい人です。
なにか良いことを言って尊敬されたいという思いが、見て取れてしまうため、人はそのような人を胡散臭いと感じてしまいます。
胡散臭さとは疑いの強さでもあります。
そしてその疑いとは、表面的な人物像に対する疑いです。
そのため、中身はたいしたことないのに、自分をよく見せようとする人は、どうしても胡散臭く見えてしまうというわけです。
注意しましょう。
大きなことを言うが具体性がない
女性の前だと、とにかく大きなことを言う人は多く存在します。
そして、得てしてこのような人は胡散臭く感じてしまうものです。
「とにかくビッグになる」「いつかでかいことをやる」「将来、大金持ちになる」という言葉。
高い目標を設定することは大事ですし、大きな夢を持つことは素晴らしいものです。
しかし、この言葉の中に具体性がないと、一気に人は疑いを持ってしまいます。
ビッグになるために何を行うのか、でかいこととはどのようなことなのか、どのようなことで成功してお金持ちになるのか。
このようなことを一つ掘り下げてみたとき、そこに具体的な話がない人は、まったく何も考えていない人です。
とりあえず幸せになりたいという希望と、自分は何でもできるという自信だけは持っているのですが、それを成し遂げる能力を持った人間ではないのです。
つまりこのような言葉は完全な夢物語で、嘘と大差のない言葉だということになります。
そのため、人は無意識のうちに胡散臭く感じてしまいます。
口だけで行動しない
口では優しい言葉を言う人は多いですが、それに見合った行動を取る人間は、そう多くありません。
「必ず守る」「絶対に幸せにする」「困ったら助けるから」このような言葉は耳障りが良く、何度でも言って欲しい言葉ではあります。
しかし、いざそのような事態が起きたとき、この言葉が本当なのかどうかということがわかるものです。
何かしら言い訳する人、いつかやると先延ばしにする人、今は状況的に無理だと逃げる人。
様々な人が存在しますが、共通するのは全員口だけで行動をしないということです。
このような場合、口で人に期待させた分だけ、信用は一気になくなってしまいます。
胡散臭いというレベルでは済まず、最低の人間だと感じてしまうこともあるでしょう。
言葉だけで人間を信頼してしまうと、後で傷つくことになるので、その人の行動をしっかりと見るということが大切です。
褒め過ぎる
誰でも褒められると嬉しいものです。
しかし、あまりにも過剰に褒められ続けると、人は胡散臭さを感じてしまいます。
褒めるという行為は、基本的には感謝という気持ちがベースにあります。
褒めた内容によって、自分が助けられた、気分が良くなったという前提があり、それに対する感謝やお礼の意味をこめて、人は人を褒めるのです。
しかしこのような条件に当てはまらないにも関わらず、過剰なほど褒められると、なんだか不気味です。
何か悪巧みをしているのではないだろうかと勘繰ってしまいます。
褒めるという行為は男性が使う口説きの手段でもあります。
そのため、無条件に褒められると、無意識のうちに警戒心が高まってしまいます。
実際に遊び人である可能性もあるので、このような人間には充分に注意しておきましょう。
初対面なのに呼び捨てにしてくる
初対面の人にいきなり下の名前を呼び捨てにされた経験はないでしょうか。
このような人には胡散臭さを感じてしまうものです。
初対面の人の場合、日本人は人見知りの人が多いこともあり、ある程度の距離感のもとで会話を楽しみます。
そして時間が経過していくにつれ、徐々に親しくなっていくというのが、一般的なパターンです。
しかしいきなり名前を呼び捨てにされてしまうと、その異常な距離感に人は引いてしまいます。
もちろん人にもよるのですが、多くの人は警戒心を高めることでしょう。
また、馴れ馴れしいと感じる人も多いです。
自分の彼女であるかのような馴れ馴れしさに、不快感と同時に胡散臭さを感じてしまいます。
自分の興味のある人であれば、このような行為は嬉しいものですが、女性の扱いになれた人間である可能性も高いので、むやみやたらにこのような人を信用するのはやめましょう。
客観性のない人は胡散臭い
胡散臭い人の特徴について紹介しましたが、共通するのが客観性がないということです。
自分のことを客観的に見れていないから、人が胡散臭いと思う行動を取ってしまうのでしょう。
このような人は自己中心的であることも多いので、あまり近付かないようにしましょう。
「胡散臭い人に共通する特徴とは」への感想コメント一覧
納得する部分が多い記事ですが、ひとつだけ気になるのは、胡散臭さの特徴の一つ、褒め過ぎることについて。「自分が助けられた、気分が良くなったという前提があり、それに対する感謝やお礼の意味をこめて人は人を褒めるのです」とありますが、そういう前提無しにも人を褒めることってあると思います。私の場合、相手がやる気を出してくれるならとか、シンプルに相手を喜ばせたい、という動機で人を褒めることが多いです。でも私って人から胡散臭く思われているのかなと不安になってしまいます。胡散臭さいと思われてしまう度合いの境界線ってあるんでしょうか。
確かにそうです!全て胡散臭いですね。しかしながら冷静さを保って考えられればいいのですが、いつもそうとは限らないので気をつけようと思います。