痩せる座り方と太る太り方の特徴とは?正しい姿勢を保とう

ただ椅子に座っている間に痩せられる・・・なんて、こんな理想的なダイエット法があったら女性はみんな知りたいですよね?
反対に座り方ひとつで体型を崩し、太ってしまうこともあります。
太りやすい座り方のチェックポイントと改善方法をご紹介します。

足を床に着ける

足が床にきちんと着いていない状態で座っていると足に力が入りません。
足を床に着け、床から押し返される力を感じながら座ることで体幹まで力が伝わりインナーマッスルが刺激されます。

インナーマッスルが刺激されることで姿勢がよくなり、基礎代謝が上がるため痩せやすい体を手に入れることができます。
また、足が宙ぶらりんになっていると椅子のどこかに足を引っかけたり、足を組んだりしやすくなってしまいます。

左右のバランスが崩れ、関節に負担がかかり腰痛やひざ痛の原因にもなります。
適切な高さの椅子を選びましょう。

椅子の座面におしり全体がべったり着いてしまっていないか

本来椅子に座るとお尻にある坐骨という骨に体重がかかります。
坐骨に体重が適切にかかることで上半身が安定し、無理なくよい姿勢を保つことができるようになります。

インナーマッスルはこのような状態のときに一番働くことがわかっています。
おしり全体が椅子にべったりくっついている姿勢をとることで、腰が曲がり猫背になりやすくなります。

また、本来体重をかけるところではないところで体重を受け続けることでおしりが痛くなったり、坐骨神経としう神経を圧迫することになり足がしびれたりします。
また、リンパの流れも悪くなりむくみが出てくることもあります。

座面が柔らかすぎる椅子ではお尻がべったり座面についてしまいがちなので要注意です。
長時間座っているとお尻が痛くなる、足がしびれる、むくみが出てくる・・・という方は一度坐骨の位置と座り方をチェックしてみてはいかがでしょうか?

猫背になっていないか

悪い姿勢の代名詞でもある”猫背”。
背骨が前かがみに曲がってしまうことで腹筋が縮んでしまい、背筋が伸びきった状態になってしまいます。

筋肉は適切な長さを保つことでその最大機能を発揮するため、縮んでいる筋肉も伸びきった筋肉もうまく働いてはくれません。
猫背を続けているとだんだん腹筋も背筋も弱くなってしまいます。もちろんその内側にあるインナーマッスルにも良い影響がないことが容易に想像できます。

長時間猫背の姿勢で座っていると、筋肉も柔軟性を失うため悪い姿勢が定着してしまいます。
筋力低下と筋肉の柔軟性の低下が姿勢を崩して、姿勢の崩れがまた筋肉を悪くして、と悪循環になります。

背もたれによりかかっていないか

良い姿勢を保つのがつらいので、背もたれによしかかっている方が楽!と感じている方が多いと思いますが、実はよしかかっている姿勢は体にとっては楽な姿勢ではありません。

姿勢が悪くなると、一定の筋肉は力を使わず楽なのですが、一方で他の筋肉に大きなダメージを与えていることがあります。
筋肉がダメージを受けると柔軟性の低下や筋力低下、損傷を受けて痛みを出すこともあります。
1日に数回、数分でもよいので背もたれによしかからない時間を作って筋肉に均等に刺激を与えてあげるとよいでしょう。

気づいたら肘が机についていないか

上半身を支える筋力が少なくなると、座っていることすらしんどくなってついつい肘で体を支えたくなります。
肘をつくことで猫背が強調され、顎が前にでてくるという悪い姿勢になりがちです。

上半身を支えることができない理由には下半身からの力が伝わっていないこともあります。
まずは足を床に設置し、骨盤を立てて坐骨に座ることでインナーマッスルを刺激してあげましょう。

肘をつくほど上半身が重く感じることが少なくなりますよ。

顎がでて頭が体より前にでてきていないか

座ってパソコン作業が多い方によく見られる姿勢がフォワードヘッドよばれる、頭が体から前に出た状態です。
背中が猫背で丸くなっていることで、それを立て直すため顎が上がりすぎ頭が前にでてきます。

また、目を多く使う仕事ないようで同様の姿勢になりやすいです。
フォワードヘッドは肩こりや首の痛み、目の疲れや頭痛になどの原因になります。

頸椎由来の腕や手のしびれなどといった障害にも結び付くため、気づいたら姿勢を正すことが必要です。Ω

痩せる座り方はすなわち良い姿勢

座っているだけで痩せやすい体を作るためには「良い姿勢」を保つことが必要です。
良い姿勢を保つだけでインナーマッスルは刺激され、基礎代謝が上がり、痩せやすくなります。

悪い姿勢は一見楽に見えますが、体のバランスを崩し、筋力を低下させ太りやすくなるだけではなく、他の場所に負担をかけて痛みや痺れなどの障害を起こすこともあります。

まずは上記のチェック事項を直し、一日数回・数分でもよい姿勢を保つことを座っているときに意識してみてはいかがでしょうか。

 

    「痩せる座り方と太る太り方の特徴とは?正しい姿勢を保とう」への感想コメント一覧

  1. 1. ちい2018/04/30(月) 17:54

    筋肉は、適切な長さを保つことで最大機能を発揮するということを初めて知りました!また、パソコンを使う仕事なので、背もたれによりかかったり、肘を机に着けたりしてしまいがちだなと反省しました。よりかかったり、肘をつける時間は短くし、なるべく正しい姿勢で座ろうと思います!

  2. 2. 名無しのイケジョさん2018/06/09(土) 17:55

    長時間座る仕事をしているので、これを参考にして痩せる座り方をしたいと思います。長く座っていると、ついつい楽な姿勢をしてしまうんですが気を付けます。

  3. 3. 名無しのイケジョさん2018/06/13(水) 17:52

    普段から背筋を伸ばし、緊張感を持った姿勢でいることが大切なのですね。特に座っている時はだらーっとなりがちかもしれないので、意識しておきたいです。

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