1日の疲れをとる正しい入浴方法

最終更新日:2015年6月14日

お風呂は1日の心と体の疲れを癒す、大切な場所です。

お風呂にゆっくり入るという習慣があるだけで、心と体に溜め込んでしまった疲れやストレスをキレイに洗い流して、ゆっくりと眠りにつくことができます。

しかし、烏の行水のようなお風呂の入り方では、1日の疲れを完全に癒すことができません。

そこで、1日の疲れをきちんと取ることができる入浴方法をご紹介します。

1.湯船に入る前に体をしっかりと温めておく

寒いから・疲れていて早く体を温めたいからと言って、いきなり湯船に入ってしまうと、お湯の温度と体温のギャップがあり過ぎて、体に負担がかかってしまいます。

これでは、体の芯からきちんと疲れを取ることはできません。

そこで、湯船に入る前に、体をしっかり温めておくことをオススメします。

まず、浴室や脱衣所を温めておき、湯船の温度との差をなくしておきます。

次に、湯船に入る前にシャワーを浴び、体全体を温めておきます。

これにより、体内の血流が良くなり、疲れが取れやすくなります。

大切なことは、湯船に入った時に、体がきちんと脱力することです。

このようにするためには、入浴前に体を温めることが大切です。


2.湯船の温度は39~40度くらいに設定する

1日の疲れを取るためには、湯船の温度設定をきちんと行うことが大切です。

1日の疲れがきちんと取れる湯船の温度は、39~40度程度であると言われています。

あまりぬる過ぎると、体が冷えてしまって、風邪をひく原因になります。

逆に、熱過ぎると、交感神経を刺激してしまいます。

交感神経が刺激されると、「体全体のテンションが上がってしまっている状態」になってしまい、全くリラックスすることができません。

これだと、疲れが取れるどころか、余計に疲れてしまうため逆効果です。

大切なことは、39~40度くらいの湯船に、じっくりと時間をかけて入るということです。

冬場などは、体が冷えてしまっているため、どうしても熱めの湯船に入りたくなってしまいます。

しかし、体の疲れを取るためには、寒い日でも、39~40度くらいの湯船に長めに入ることがオススメです。


3.疲労の種類別に、湯船に入る時間を変えてみる

1日の疲れと言っても、色々な種類の疲れがあります。

そこで、疲れの種類別に、湯船に入る時間を変えてみましょう。

まず体の疲れであれば、10分くらい湯船に入ります。

疲れている日は、「湯船に入るのは数分間だけ」などと考えず、10分くらいじっくりと湯船に入りましょう。

次に、心のストレスが溜まっている場合は、20分くらい湯船にじっくりと入ります。

湯船に入っている間は、なるべく何も考えないように意識し、深く呼吸しながら、ゆったりした時間を過ごしましょう。

心の疲れを取るためには、湯船にアロマオイルを入れたり、浴室にアロマキャンドルを炊いたりすることもオススメです。

次に、「寝つきが悪く、深く眠れるようになりたい」と思っている時です。

この場合は、25分以上湯船に入ると良いでしょう。

入浴時間が長くなるので、なるべくぬるめの温度にすることをオススメします。

寝る2時間以上前に入浴するようにしてください。

寝る直前の入浴は避けましょう。


4.体のコリを解消するには、湯船の中で行うストレッチが有効

デスクワークのやり過ぎなどで体が凝り固まってしまった時は、湯船の中で軽くストレッチすると良いでしょう。

入浴中は体がリラックスした状態になっており、体が伸びやすくなっています。

この状態でストレッチを行うと、固くなってしまった体がほぐれ、コリが解消されます。

特に、肩甲骨周り・脚・腕などを中心によくほぐし、その日のコリはその日のうちに解消しておきましょう。

入浴中にストレッチを行うことにより、寝つきも良くなるので一石二鳥です。


5.アロマオイルを使って入浴剤を作る

今はアロマテラピーも一般化してきています。

そこで、疲れを取る効果の高いアロマオイルを使って入浴剤を作ってみましょう。

アロマオイルは、我々が思っている以上に刺激が強いものでもあります。

そこで、牛乳・ハチミツ・日本酒のいずれかで希釈すると低刺激になります。

疲れを取ってくれるアロマは、ラベンダー・ローズ・イランイランなどです。

どれも、疲れを癒してくれる上に、女性ホルモンのバランスも整えてくれるため、入浴剤としては非常にオススメです。

但し、嫌いな香りを使ってしまうと、それだけでストレスになることもあるので、自分の好きな香りを選ぶようにしてください。

入浴をしっかりして1日の疲れをとろう

忙しいと、どうしてもお風呂に入ることが「イヤイヤ行う毎日の義務」と化してしまい、ついつい適当に済ませがちです。

しかし、忙しい時ほど、入浴時間をたっぷり取り、1日の疲れをその日のうちにきちんと解消しておくことが大切です。

頭をからっぽにして何も考えず、じっくりとリラックスしてお風呂に入ってみてください。

心身の状態が変わってくるはずです。