座りすぎでお尻が痛くなる時の対処法。腰痛にならないよう気をつけよう

最終更新日:2015年5月17日

現代社会においては、座ったままパソコンで仕事をするということが一般化しており、どうしても長時間座りっぱなしの状態で過ごすことになってしまいます。

しかし、それを続けているとお尻が痛くなり、更にそれを放っておくと、坐骨神経痛など、厄介な腰痛を抱え込んでしまうことになります。

そこで、座り過ぎてお尻が痛くなった時はどうしたら良いのか、具体的な対策についてご紹介します。

1.1時間に数回立ち上がり、体勢を変える

お尻が痛くなる原因の1つに、「長い間同じ体勢で座っていたことにより、体が硬直してしまった」というものがあります。
このまま体を固めてしまうと、どんどんお尻の痛みは悪化するばかりなので、事前に喰い止めておく必要があります。

大切なことは、「同じ体勢でい続けないこと」です。
そのために、1時間に数回必ず椅子から立ち上がり、体勢を変えて座り直すようにしてください。

これを行うだけでも、固まった体がほぐれ、お尻も痛くなくなります。

体勢を変えないまま長時間座り続けることは、お尻周りにある骨盤の歪みにも繋がるので、意識して体勢を変えながら座るようにしましょう。


2.椅子に腰痛予防クッションを置く

毎日座る椅子に腰痛予防クッションを置くようにすると、お尻の痛みが軽減されます。
今は、色々な形状の腰痛予防クッションが販売されているので、自分に合ったクッションを選び、毎日使うようにしましょう。

腰痛予防クッションには、真ん中に大きな穴が開いているのが大きな特徴です。
この穴の中に、座った人の骨盤がすっぽりと収まるようになっており、これがお尻の痛みを和らげてくれるのです。

腰痛予防クッションを選ぶ際には、自分に合った硬さのものを選ぶことも大切です。
買いに行く時、必ず試しに座ってみるようにしてください。

自分に合った硬さでないとお尻や腰に負担がかかってしまい、お尻の痛みがかえって悪化することもあります。


3.姿勢を正して座るように心掛ける

長時間座ってお尻が痛くなるという背景には、「姿勢が悪いために、上半身の重みが下半身にどんどん覆いかぶさる状態になってしまい、その重みが負担になってお尻が痛くなる」というものがあります。

そのため、普段デスクワークを行う際、できるだけ意識して、姿勢を正すようにすることが大切です。

かと言って、背筋だけを伸ばしてしまうと、今後は「背中が凝る」という状態になり、それがつらくなってまた猫背に逆戻りする結果になります。
大切なのは、「胸をまっすぐ立てて、それを腹筋の力で支える」ということです。

腹筋の力で正しい姿勢をキープすれば、お尻や腰・背中のどこにも負担はかかりません。

日頃から腹筋を鍛える必要がありますが、長い目で見れば、これが1番、お尻に負担のかからない方法なのです。


4.数時間に1回、脚全体を伸ばすストレッチをする

長時間座っていると、お尻周りの筋肉や太ももの後ろの筋肉が硬直し、それが原因となってお尻が痛くなります。
そこで、数時間に1回はストレッチを行い、それらの筋肉を簡単にほぐしてあげましょう。

よく体育の時間の準備運動などで行う「アキレス腱伸ばし」は特に有効です。
このストレッチを、アキレス腱ではなく「脚全体を伸ばす」ということを意識して行うことにより、太ももの後ろやお尻周りの筋肉がほぐれ、下半身の血流も良くなります。

できるだけゆっくりと行い、脚全体が伸びることを感じながら行ってください。

1セット左右5回ずつくらい行うと効果的です。

これを数時間に1回行う習慣を付けると、お尻の痛みも徐々に緩和されていきます。


5.坐骨を安定させて座るように意識し、絶対に脚を組んで座らない

長時間座ることによってお尻を委託させないようにするためには、「絶対にやってはいけない座り方」というものもあります。

それは「脚を組んで座ること」です。
脚を組んで座ると、お尻が痛くなることに加え、骨盤が大幅に歪んでしまうため、体全体が歪んだり、体の様々な不調が起きたりします。

なので、絶対に脚を組んで座らないようにしましょう。

日頃の癖で、「どうしても脚を組んでしまう」という人は、意識して直すことをオススメします。

そして、座る際には、「お尻にある2つの坐骨を、2つ共きちんと椅子の上に置いて安定させる」ということを意識して座ってください。
どちらかの坐骨が浮いていたりしたまま長時間座っていると、お尻は確実に痛くなってしまいます。

なので、最初の座り方から、「お尻を委託させないように」と意識することが大切です。

座り方を注意してお尻が痛くならないようにしよう

今の時代、長時間座ったまま仕事をすることは、もはや避けられなくなりました。
だからこそ、座り方を注意し、お尻周りを中心とした下半身を適度にケアすることが、お尻を痛くさせないための対策です。

気がついた時にちょっと座り方や体勢を変えたり、ストレッチしたりする程度で構わないので、毎日の生活の中にぜひその習慣を取り入れてみてください。