相手の立場に立って考えられない。相手の気持ちになって考える方法

最終更新日:2015年6月29日

自分中心の考え方しかできないと、人の気持ちがわからず、人間関係に支障をきたします。

しかし、自分のことだけでいっぱいいっぱいだったり、人の気持ちを読み取ることが苦手だったりすると、いつまでも「相手の立場にたった考え方」が身に付きません。

では、相手の立場に立って物事を考えられるようになるためにはどうしたら良いのか、具体的な対処法をご紹介します。

1.人の話を最後まで聞き、相手が何を言おうとしているのかを冷静に分析する習慣を付ける

相手の立場に立って物事を考えられない人には、「人の話を最後まで聞かない」という共通点があります。

人の話を最後まで聞かないうちに勝手に口を挟んだり、自分の思い込みで勝手な会食をしてしまう傾向があるので、「相手が何を伝えようとしているのか」がいつまで経ってもわかりません。

そのため結果的に、相手の立場に立って物事を考えられないのです。

これを改善するためにはまず、「人の話を最後まで聞く」という習慣を付けることが必要です。

人が話している時に、横から口を挟みたくなっても我慢しましょう。

人が話している時は「話を聞く」ということに集中し、頭の中に余計な考えが浮かんでも、「話を聞く」ということを優先しましょう。

これを意識して習慣付けることで、「相手が自分に何を伝えたいのか」がわかるようになり、相手の立場に立った考えができるようになっていきます。


2.様々な世界観に触れ、想像力を鍛える

相手の立場に立った考え方ができない原因の1つとして、「想像力の欠如」が挙げられます。

「こういうことをしたり言ったりしたら、相手はどう思うだろうか」という想像力が欠けているために、相手の立場に立とうとしても、じっさいにどうしたら良いのかがわからないのです。

これを改善するためには、意識的に想像力を鍛える必要があります。

1番良い方法は、良い本を読んだり、芸術作品に触れたりして、世の中に存在している様々な世界観に触れることです。

即効性のある方法ではありませんが、地道に行うことによって、確実に想像力が鍛えられる方法です。

様々な世界観に触れる習慣のある人は、安易に自己主張したりしません。

様々な角度から物事を見るという習慣が付いているので、相手の立場を考えて行動することが「当たり前の行為」として身に付いているのです。


3.自分の意見を言う前に、一歩立ち止まる習慣を付ける

話をしている時に、「自分の意見を言いたくて言いたくてたまらない」という人は、相手の立場を考えられなくなっている可能性があります。

「自分が・自分が」ということに一生懸命になり過ぎてしまっているため、周りを見渡す余裕がないのです。

それでも言いたくて言いたくてうずうずする、という人は、「自分の意見を言う前に、一歩立ち止まる」という習慣を付けることをオススメします。

何か思いついたら、その場で思いついたまま発言してしまうのではなく、2~3呼吸置き、発言するのを待ちます。

そうすると心が落ち着いてきて、「今これを言うべきだろうか、言わないべきだろうか」という冷静な考えが浮かぶようになってきます。

このようなプロセスで、「発言前に一歩立ち止まる習慣」を付けると、相手の立場をわきまえない失言は徐々に減ってきます。


4.人の反応を見ながら行動する

「どうやって相手の立場に立った考え方を身に付けたら良いのかわからない」という場合は、「常に人の反応を敏感にチェックする」という習慣を付けると良いでしょう。

できれば、人の「言葉」ではなく、「仕草」や「行動」に着目した方が良いでしょう。

人は、言葉では「オブラートに包んだ表現」でその場をやんわりまとめますが、その際の仕草や行動には、嘘のない反応がダイレクトに出るからです。

自分が何か発言したり行動したりした際、常に相手の反応を確認するようにしましょう。

そうすると、相手の正直な気持ちがダイレクトに伝わってきます。

それを読み取れるようになれば、適切な対応ができるようになります。

これが「相手の立場に立った行動や対応」です。

相手の立場に立った考えというものは、目の前の相手の反応を無視していては決して身に付きません。


5.様々な人生経験を積む

人生経験が少ないうちは、なかなか相手の立場に立って物事を考えることができません。

これは仕方のないことです。

相手と同じ経験をしたことがないため、「考えようとしてもわからない」「全く想像がつかない」という事情で、相手の立場に立てないのです。

そのため、相手の立場に立てる人間になるためにはやはり、人生経験をたくさん積むことが大切です。

新しいことに対しても勇気を持ってトライし、成功も失敗もたくさん経験してください。

ただ、人生経験が浅いからと言って、「まだ経験していないから、相手の立場などわからない」という開き直った態度で人に接しては、その傲慢さが敵を作ります。

「経験不足ゆえ、申し訳ありません」という謙虚な姿勢が大切です。

相手の立場に立つにはまず相手を理解しようと頑張ろう

相手の立場に立った考え方ができるようになるためには、まず「相手を理解しようと努めること」です。

自分が何か言いたいと感じても、その前に一歩立ち止まり、相手を理解しようと努めましょう。

それと同時に、様々な世界観に触れたり、人生経験を積んだりして、内面を磨くことも大切です。

相手の立場に立って物事を考えられる人は皆、「精神的に大人である」ということが共通点です。