人の話を聞く時の目線の位置はどこに置けばよいか

最終更新日:2015年6月5日

人の話を聞く時にどこを見ているかによって、相手からの印象が変わってしまいます。

目線1つで好感を持ってもらえるか、「この人はあまり感じが良くない」と思われてしまうか、正反対のイメージになってしまうのです。

では、人の話を聞く時に、目線をどこへ置いたら好感を持ってもらえるのでしょうか。

1.相手の目をまっすぐ見る

人の話を聞く時に、最も好感を持ってもらえる目線の方向は、相手の目です。

相手の目をまっすぐ見ながら話を聞くことは、どんな人からも好感を持ってもらえます。

「相手の目をまっすぐ見る」という行為は、「相手に対して、まっすぐ心を開いている」ということの表れです。

相手を目をじっと見ることは非常に勇気がいることですが、だからこそ、「勇気を持って、自分に対して心を開いてくれた」と相手は嬉しく思ってくれるのです。

相手の目をまっすぐ見ながら話を聞くことで、「真剣に話を聞いてくれている」という印象に繋がり、「この人ならば信頼できる」と、相手も安心して心を開いてくれるようになるのです。

初対面の人の目を、いきなりまっすぐ見ながら話を聞くことは、最初は恥ずかしいものですが、相手から確実に好感を持ってもらえるようにするためには、これが1番良い目線の置き方です。


2.相手の目を見るのが恥ずかしければ、相手の眉間から鼻頭のあたりを見る

「相手の目をまっすぐ見つけながら話を聞くことは、確実に好感度が上がる」とはいえ、どうしても恥ずかしくて、相手の目を見ることができないという場合もあります。

どうしても恥ずかしい場合、無理をして相手の目を見ようと必死になってしまうと、目線が泳いでしまったりして、不自然な態度になってしまいます。

これでは相手から好感を持ってもらえるどころか、挙動不審に思われてしまいます。

そうならないために、「相手の目をまっすぐ見ているように錯覚させる」という技術もあります。

それが、「相手の眉間から鼻頭にかけての位置を見る」ということです。

不思議なもので、眉間から鼻頭にかけて視線を置くことで、相手は「自分の目を見てくれている」と錯覚してくれます。

そして、安心して心を開いてくれるようになるのです。

しかし実際は目を見ているわけではないので、あなたの精神的負担はそれほど重くはありません。

この方法は、相手の目を見過ぎて疲れた時・目線が泳ぎそうになってしまった時にも有効活用できます。


3.相手の目を片方ずつ見る

相手の目をまっすぐ見ようと頑張って意識するあまり、「相手の両目を見つめ過ぎて疲れた」という経験をした人も少なくありません。

「見つめ過ぎて疲れる」ということは、意外と相手に伝わりやすいため、見つめ過ぎて疲れた状態のまま相手の両目を見続けると、せっかくの好感度を少しずつ下げてしまうこともあります。

そんな時は、少し裏技を使ってみましょう。

その裏技とは、「相手の目を片方ずつ見る」ということです。

相手の目を片方見ながら話を聞き、それに疲れてきたら、ゆっくりと反対側の目の方向へ目線を移動させます。

これによって、目線が固定し過ぎて疲れることもなく、しかも、片方ずつであっても相手の目はきちんと見ながら話を聞いているので、好感度は保たれたままになります。

但し、目線を移動する時は、相手に気づかれないくらいゆっくりと行いましょう。

そして、何度もせわしなく目線を移動させないようにしましょう。

「意図的に目線を動かしている」ということを相手に悟られてはいけません。

これだと相手から、「せわしない」と思われてしまう危険性があります。


4.相手が目上の人である場合、相手の鼻先から口元のあたりを見る

相手の話を聞く場合、まっすぐと相手の目を見て話すことが1番理想ではありますが、相手が目上の人だった場合、必ずしもまっすぐ相手を見つめた方が良いわけではない、というケースもあります。

年が離れた目上の人で、初対面である場合、あまりにもまっすぐ相手の目を見て堂々としていると、「生意気だ」と思われ、好感度を落としてしまう場合があります。

この場合、相手を「同等」ではなく、あくまで「目上の人として立てる」という気持ちを行動で表す必要があります。

このような時は、「相手の鼻先から口元のあたり」を見るようにすると、へりくだった印象になり、好感を持ってもらえます。

目よりも少しだけ目線を落とすという態度が、「あなたを目上の方として敬います」という意志表示になるのです。

但し、目線を落とし過ぎてはいけません。

目線を落とし過ぎて俯くような形になると、「きちんと話を聞いてくれているのか」と相手は不快に思ってしまいます。

目線をどこに置くかで信用されるかが決まる

人の話を聞く時、目線をどこに置くかで、相手から信頼されるかどうか・相手が心を開いてくれるかどうかが決まり、その後の関係に大きく影響を及ぼします。

大切なことは、「相手の話を真剣に聞いている」という態度がわかる目線・「相手をきちんとリスペクトしている」ということが伝わる目線です。