年齢や性別問わずファッションに取り入れやすい青色ですが、青い服を好む人の心理はどういう特徴があるのでしょう。
意識せずに自然と青色の服ばかりを好んでいる場合、実はそれには隠された心理的な意味合いがあります。
自分をよりよく見せたい気持ちが強い人は、青い服を好む
青い服を好む人は虚栄心が強いという心理の表れでもあります。
それはなぜかというと青には冷静さ、高貴さなどの大人びたイメージが根付いているからです。
十二単でも青色は紫に次いで位が高い色ですが、国内だけでなく海外でもロイヤルブルーという言葉もあるとおり、青が格式が高いという印象は世界共通の認識となっています。
海や空の色として不自然に感じにくく、金や銀といった着る人を選ぶ色よりも親和性があり身につけやすいのもまた特徴的です。
自分の能力をよりよく見せたいという心理が働くと、自然と青い服を好むようになってきます。
クールなのではなくクールでいたい表れとして、青い服を好む
戦隊ものなどで青はクールなキャラクターとして設定されていますが、青い服を好む人の心理を探ると、一概に青い服を好む人はイコール冷静沈着とはいえません。
なぜならファッションとして身につける色はなりたい自分自身への憧れを体現していることが多く、青が好きだからクール、感情の波が少ない人ではないのです。
むしろ感情的だからこそクールになりたいと思っているのです。
青を視覚に入れることで副交感神経が有利になりやすい特徴があり、マタドールのような赤色とは真逆の効果を期待できます。
どうしても感情的になりたくない、なってはいけない時に青い服を好むこともあります。
些細なことを気にしてしまうあがり症だから、青い服を好む
あがり症な人は小さな頃から寒色系の代表格である青を好みます。
青色はその効果として鎮静やリラックスに適しているので、緊張しやすい性格の人が身につけやすいでしょう。
また、些細なことを気にしてくよくよしがちな人も、ネガティブになりすぎないようにと青い服で感情を抑制することがあります。
緊張もくよくよしてしまうのも感情豊かだからこそ起きる悩みです。
ブルーになるという言葉もありますが、青色の洋服を着ているからといって精神的に落ち込んだり悲観しやすいなんてことはなく、むしろそうならないための予防にも役立っているのです。
仕事やプライベートでの成功を強く望む理想主義者だから、青い服を好む
理想を高く掲げる人は勝負服として青い服を選びます。
大事な会議や商談がある、片思いの相手とデートできるなどといった人生にとって大切な場面では、青が魅力的に見えるのです。
実際にスケートの大会で、金メダリストは青い衣装を着用していた割合が多いのも有名な話ではないでしょうか。
大舞台で冷静になるためだけでなく、まわりから見てもより魅力的に映える色合いです。
青い服を着ていたら仕事だけでなくプライベートであっても、成功を強く望む証なのでしょう。
心身が少々お疲れ気味なので、青い服を好む
ストレスがかかっていたり心身が疲れていると、自然と人間は感情の幅を少なくしようとするので青をファッションにも取り入れるのです。
つまり青色ばかり着用していたら少々疲れているサインだと受け止めるのがいいでしょう。
表情や気持ちの変化を好んでいない場合は、人が多い場所を選ばないのと同様に、賑やかで刺激的な色を遠ざけようとします。
青色にも様々な種類があり明度が高いものに低いもの、彩度が鮮やかなもの落ち着いたものなどまさに色々とあります。
しかしながら心身が疲労困憊している時は濃く彩度の低い青に手を伸ばしやすく、水色やパステル系のブルーを選んでいる場合とは心理状態が異なります。
自分自身をコントロールしたい
自分自身をコントロールするには熱く感情的になるのは逆効果で、冷静でなければいけません。
だからこそ青色は心理をコントロールするのにもっとも相応しいといえるでしょう。
無彩色の持つ意味合いとは違うメッセージが秘められているのです。
特に青い服を好むのは他人任せにしたくなく、人生をコントロールしていきたいタイプの人です。
虚栄心の強さはそれだけ意志の強さと比例します。
ただ自慢をして尊敬されたいという人と一線を画すのは、自分自身にも他人にも厳しく、時として自分自身に強い責任感や怒りを感じているからです。
正義感が強いのも特徴的でしょう。
つまり責任感がある人、リーダーとしての素質がある人は青い服との相性がいいということです。
青い服を好む人の心理を知ろう
クローゼットの中が青い服だらけだったり一週間のコーディネートが青系の服ばかりなら心理的な影響が強い証拠です。
自然とそれを好んでいるのなら、自分自身の内面に対して強い理想があり、それを自己実現したい欲望があるという表れです。
大人びて見せたり能力を高く見せたり心理的な効果もあるので、背伸びをしている時に選びがちです。
ただ無理をしすぎている場合もあるので、青い服を着用していることをサインに内面を見つめ直すのも有効です。
「青い服を好む人の心理とは?なぜ青い服ばかり着るのか理由や特徴を知ろう」への感想コメント一覧
身近に青い服を好む人がいますが、今までは特に気にした事はありませんでした。
でもこういう視点で見てみると、その人の知らなかった一面を垣間見るようでとても興味深いですね。
日本ではクールな色として青が挙げられていますが、青は海外では一番セクシーな色とされています。国によってイメージが違うのは興味深いですよね。
また、その日の服装によってその人の心情、性格、気分を読み取ることができるのは本当に面白いことだと思います。
(明日は何を着ようかしら。。。)と思うことは、どんな自分になりたいかということなのですね。
私は目が青いからブルーが似合います。
私は基本的にネイビーブルー以外の服は持っていません。仕事のスーツもスカートやパンツ類も靴も全てネイビー。「私服の制服化」で持ち物を減らせますし、服装に悩む必要がなく、時間を有効に使えます。スーツの中に着るカットソー、ブラウスなどは白一択。バッグはネイビーに映りの良いワインレッドやグレージュ、夏はホワイトなどで少し遊びを持たせます。