自分に合った趣味を見つける方法とは?消去法で決めるやり方も

趣味が見つからない、と悩む女性がたくさんいます。でも「趣味はこういうものでなければならない」と決めつけていませんか?
何が楽しいかは人それぞれですから、こうでなければ趣味ではない、というものはないのです。

最初に、趣味の目的を考える

まず「趣味をさがさなくちゃ」と考えたきっかけを思い出してみてください。

近所の人に「ご趣味は?」と聞かれて、答えられなくて恥ずかしかった。
履歴書の趣味・特技の欄に書くことがなくて、いつも困っている。
あなたの趣味すてきね、と言われている人がいて、うらやましかった。

他にもいろいろな「きっかけ」があると思います。
それを思い出したら、どんな趣味をやりたいか、考えつくかもしれません。

近所の人に「お茶の教室に通っています」って言ってみたい。
履歴書に、趣味は読書ですって書きたい。
趣味をほめられていた人は、ハンドクラフトが上手だった。あんな風になりたい。

ただし、きっかけを思い出すのは、どんなジャンルをやりたいのか考えるため。
人に勝ちたいとか、人に自慢したいとか、他人を目標に始めた趣味はうまくいきません。

実際にスタートするのは「きっかけから考えついた趣味が、自分の好きなものだったとき」にしましょう。

なぜ趣味を持ちたいのか、わからないとき

なぜ趣味を持たないといけないと思ったのか、思い出せない。
そういう時は、「趣味はこういうものでなくてはいけない」と決めつけていないか、考えてみましょう。

映画が趣味だったら、定期的に映画館に通っていないといけない。
ハンドクラフトが趣味だったら、いつでも何か作っていないといけない。
空をぼんやり眺めているだけでは、趣味とはいえない。

趣味については、他にもたくさん「こうでないといけない」という思い込みがあるものです。

趣味は自分を楽しくして、疲れを吹き飛ばすもの。
なにもしないより、これをやっていたほうが気分がいい。それをやっていると時間を忘れて夢中になってしまう。
そういう気分になれるのが趣味です。

なにをやったらそういう気分になるかは、人それぞれ。他人に迷惑をかけるものでなければ、趣味はなんでもいいのです。
日ごろなんとなくやっていることが、実は自分の趣味かもしれません。

趣味探しのサイトを見てみる

インターネットには、趣味のためのウェブサイトがあります。

趣味サイトといっても、すでに趣味を持っている人のサイトだけではありません。
趣味のない人が趣味を見つけられるように、お手伝いするためのサイトがあるのです。

こういう趣味がありますと紹介していたり、性格診断によっておすすめの趣味を教えてくれたり。
ビールを飲むのだって、語学を学ぶのだって、すべて趣味。
自分では趣味だと思っていないことが、趣味ですと書いてあるかもしれません。

趣味の種類は数百種類、説明を読むだけでもたいへんなくらい、たくさんの趣味が掲載されています。
趣味を探すサイトを眺めるのが趣味です、という人もいるかもしれません。

絶対にやりたくない趣味を探す

趣味探しのウラ技です。

どんな人がどんな趣味をやっているか、なるべくたくさん見つけます。
家族や友人がやっている趣味。インターネットで見かけた趣味。
その中から、「自分が絶対にやりたくない趣味」を見つけるのです。

たとえば、早朝にゴルフへ出かけていく人を見たとき、自分でもやってみたいと感じられますか?
かっこいい、やってみたい!と感じられるなら、自分に合っている趣味かもしれません。

逆に、朝早いし、スポーツは苦手だし、お金がかかるし・・・と、嫌なことばかり思いつくなら、合っている趣味とはいえないようです。

他の趣味に関しても、同じように「やっている自分」を想像して、「自分では絶対やりたくない趣味」をチェックしていきます。
チェックされずに残った趣味は、きっとお気に入りの趣味になることでしょう。

趣味を探すのを趣味にする

無趣味な人に多いやり方です。趣味を探すことを趣味にするのです。

「これが自分の趣味」と決めつけるのではなく、趣味といわれているものに何でもチャレンジしてみます。

釣りに出かける人がいれば、一緒に出かけてみる。
読書が趣味の人がいたら、どんな本が面白かったか聞いてみる。
ライブやコンサート、美術館でもイベントでも、とりあえず行ってみる。

趣味を見つけるには、机に座って考えたり、趣味のサイトを眺めているだけでは、何も始まりません。
趣味になりそうなものは、とりあえず何でもやってみるといいのです。

やってみたけど好きじゃないと思ったら、次の趣味を探しに出かければいいだけ。
趣味は、一回で何かに決めなけれはならない、というものではないのです。

消去法で趣味が見つかることも

やりたいことを見つけるより、絶対にやりたくないことを見つける方が簡単だと言われています。
絶対にやりたくない趣味をチェックしたあとには、やりたい趣味、やってもいい趣味だけが残っているはずです。

その中からひとつずつ体験していけば、きっと「すごく楽しい!これが自分の趣味!」と言えるものに出会えることでしょう。

 

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