自分のことに対して指摘されたとき、素直に相手の意見を受け入れることがなかなかできない時があります。
もっと素直になれたら場が丸く収まるのに…。
そんな経験は誰しもあるのではないでしょうか。
そんなあなたのために、ちょっとしたことで素直になれるコツをご紹介します。
相手の意見をとりあえず受け入れる
相手はあなたのことを思って言ってくれている可能性があります。
明らかに受け入れられない内容でも、反発して抵抗するのと一度受け入れてから冷静に考えて反発するのとでは、相手の受け方も変わってきます。
どうしても理解できない内容だった場合は、その意見を取り入れた場合にどんな結果が期待できるかを聞いてみましょう。
相手もアドバイスを聞いてくれていると親身になり、関係を悪化させることなく場を丸く収めることができます。
一つのゴールに対して一つの考え方しかできないようでは、自分自身に対する成長は期待できません。
周りの人の意見も聞き、見方を変える努力を行うことでそれが身につき、やがて自然と相手の意見を受け入れられるようになります。
まずは、相手の意見に耳を傾けることを意識して行ってみましょう。
プラス思考で考える
素直になれない時は、ネガティブに物事を考えてしまっていることも挙げられます。
アドバイスをもらったことに対してマイナスに考えてしまうから、足踏みをしてしまったり一歩前に進めなかったりするのです。
自分の中の硬いルールを一度ほぐして、プラスに物事を捉えるよう意識してみましょう。
相手のアドバイスに対してプラスの要素が見出だせるようになったら、自然と相手の意見を受け入れることができるようになります。
プラス思考で行動することは、素直になるだけでなく人生も明るくしてくれます。
自分に関わる全ての事象が自分を成長させてくれていると考え、嫌なことでも前向きに取り組めるように自分をコントロールしてみましょう。
自己分析をする
素直になれない原因は自分のプライドの高さにあったり、人から嫌われることを恐れて発言をセーブしている可能性もあります。
まずは自分がどんな人間か、なぜそこまで意固地になってしまうのか、なぜ発言ができないのか等を分析してみましょう。
気づくことができれば、改善できる点は見つかります。
人間誰しも完璧な人間などいません、完璧である必要は全くないのです。
むしろ完璧でない人間の方が成長できる要素が多いので「こうあるべきだ」という固定概念を一度覆して物事を考えてみましょう。
知らない自分に気づくにはいくらか方法があります。
友達や上司に指摘してもらったり、家族に怒られたり、そうやって自分の知らない自分に気づき改善していくことで、柔軟な考えができるようになります。
感謝をする
素直にありがとうが言える人ってとても素敵ですよね。
でも、意外とありがとうが言えない人が多いのです。
まずは小さなことにも感謝の意を伝えるよう意識してみてください。
例えば、レストランで自分の分も一緒に注文してくれた時や、話を聞いてもらった時や、逆に相手の話を聞いた時にも。
別れ際には、自分のために時間を作ってくれたことに対しても感謝をしましょう。
発言するのが難しい場合は、徐々にでも大丈夫です。
まずは心から感謝をすることが大切ですので、当たり前に過ごしていることでも感謝することを意識してみてください。
感動する
私たちには感情があります。
楽しい時には思いっきり笑い、悲しい時には思いっきり泣く。
これを我慢して感情ををセーブし続けていると、逆にハメを外して楽しんだり泣いたり笑ったり怒ったりすることができなくなり、何を考えているか分からない人だという認識ができてしまいます。
表現のし過ぎも問題がありますが、大切なことは自分の気持ちを相手に伝えるということ。
まずは自分が何に対して興味があるのか、どんなことが悲しく感じたのか、どんなことに憤りを感じたのか等、実際に感動して自分の感情の変化に気づきましょう。
感情を表現する
強面で自分の感情がなかなか相手に伝わらない人って沢山います。
そんな人は顔の筋肉が固まっているために、表情を作るとかえって疲れてしまったりするため、なるべく顔の筋肉を使わずに会話をしようとします。
しかしこれでは、自分の感情は相手に伝わりません。
顔の筋肉は腕の筋肉と同じで、使えば使うほど鍛えることができます。
表情が固くて自分を表現できない人や、自分の感情が相手に伝わっていない人は、顔の筋肉を大げさに使って鍛えてみましょう。
「ウイスキー」という言葉を発言すると、短時間に口の口角を2回上げる運動が行えます。
時間がないときにもトレーニングを行うことは簡単ですので、口の口角を上げる意識をして顔の筋肉を鍛えましょう。
素直になろう
素直に自分を表現することはもしかしたら抵抗がある人が多いかもしれません。
世間体を気にして自分を表現できない環境は自分にとっても大きなストレスを与えてしまいます。
まずは自分の感情の幅を増やし、感謝の意を伝えて、心を豊かにする方向へ持っていきましょう。
「素直になりたい時の性格改善法。素直な性格になろう」への感想コメント一覧
子供の頃はとても素直だったのに、大人になったら何でこんなにあたまがかたくなってしまったのだろうと、自分でも嫌な気持ちになる事があります。まずは感謝する事から始めようと思います。