母子家庭の貧困を改善する方法とは?親子でたくましく生きていこう

母子家庭になるとやはりお父さんがいる家庭よりも収入が少なくなってしまうのが事実でしょう。

ママが高給取りの職に就いているなら別ですが、旦那さんと若いうちに結婚していて社会経験がなかったり、体調面の問題などがあるとパートしか無理…。

そうなると「貧困」という状況になってしまいます。

そこで今回は母子家庭の貧困状況を改善する方法をご紹介します。

実家で暮らす

実家に自分の両親がいる場合は実家に身を寄せてしまうということも一つの手でしょう。

例えば実家にいる母親や父親がDVだったり毒親の場合は不可能ですが、そうでない場合はしばらく実家で面倒を見てもらうと住宅費がかからないので大きいですよね。

さらに食事も自分で作るのではなく母親に作ってもらうことができれば子供も決まった時間に美味しいご飯を食べることができます。

貧困で困っている母子家庭でも「田舎に帰るのは嫌」という都会にしがみつくような思いで実家に帰らずに都会で一人子供と貧困にあえぐよりは両親に頭を下げて田舎に帰り、子供がさみしくないように「家には必ず誰かがいる」という状況にしてあげたほうが良いでしょう。

ただし、実家で面倒を見てもらうのですから、パートやアルバイトをしながら資格の勉強をするなどしてしっかりと自分で生活を立て直すための努力をする必要があります。

田舎に住むのが嫌だったとしても、けんか別れをした両親に頭を下げるのが嫌だったとしても子供と翌日の食費もなく電気も水道も止まるような貧困生活をするくらいだったら田舎でもう一度都会に出るための準備を進めてみてもいいのかもしれませんね。

市の制度を受ける

生活保護や母子手当など行政は子供が貧困に喘がないように様々な制度を設けています。

これらの制度はある一定の条件を満たしていると市民の収めた税金の中から支給を受けることができる制度です。

生活保護の場合は住宅手当のほかに子供一人当たり○万円と言った風に最低限の文化的な生活を憲法上の保証によって支給されるのです。

児童扶養手当など子供がいることや母子家庭であることが条件になっているものなどもあるので市町村の役場に行って相談をするといいでしょう。

ですが、こういった支給を受けるためには厳しい条件があります。

母子家庭の場合「特定の男性が出入りしている」など彼氏や内縁の夫などがいると難しい場合があったり、生活保護などの高額支給の場合は、職員によっては厳しい言葉をかけられることもあります。

確かに市民の収めた税金で生活することになりますし、母子家庭を理由に生活保護などの高額な支給を受けているにも関わらず内縁の夫と贅沢三昧をしているなどのずるい人がいるせいで審査や相談で厳しく当たられてしまうのかもしれません。

ですが、本当に貧困に苦しんでいる人を助けるための制度ですので、ある程度自分の不出来や未熟さを叱られても制度を受けることをオススメします。

本当にどうしても仕方がない場合に誰もが受けることができる権利なので本当に困っている場合は何を言われたとしても条件さえ満たしていれば支給してもらうことができます。

昨今では、生活保護や母子手当などを本当に困っている人でなく、ズルをして受給している人が目立つせいで本当に必要としている人が厳しく当たられてもらえないなどの話もあります。

母親として子供の最低限の生活は守るべきなので必ず社会復帰した後は自立して子供を育てていくことを約束して市の制度に頼ることをオススメします。

労働環境を変える

子供を育てていくというのは予想以上にお金がかかるものです。

保育園で子供を預けられる時間帯だけでは中々養えないという場合も多いのではないでしょうか。

アルバイトであればパートに、パートであれば正社員にといった風に労働環境や職種を変えて時給や給料がいいところへの転職を考えないといけないかもしれません。

シングルマザーの中には昼夜とダブルワークをしてお金を稼いでいる人もいます。

もちろん、母子家庭であれば前項でもご紹介したように控除や支給などを受け取ることができます。

そういった制度とうまく向き合いながらも効率よくお金を稼げる仕事を探す努力をしたり、レジ打ちでも資格を取ると時給が上がる…など会社の中でも給料や時給を上げる制度をうまく利用をするとよいかもしれません。

NPO法人などの援助を受ける

シングルマザーだけでなく子供の貧困に支援をしてくれるNPO法人があることをご存知でしょうか。

お金の支給ではなく、主に食料などの物品を直接支給してくれます。

日本では多くの食品が「販売期限」といった賞味期限の少し前の段階で廃棄されています。

それを安く買い取って貧困で困っている家庭や子供たちに支援しています。

お金を支給してもらうことだけでなくこういった団体から食品をいただくだけでも食費が浮くので検討してみても良いでしょう。

何よりも子供におなかいっぱいに食べらせてあげることから考えたいものです。

母子家庭でもたくましく生きていこう

母子家庭の貧困を解決するためには市や法人の援助を「申請」することが大事です。

母子家庭だからといって黙っていればなんでもしてくれるわけではなく、受けられる支給があるならば役場に行って申請をするNPO法人に要請をするなど自分から動けば子供を市や法人が貧困から救い出してくれるかもしれません。

ただし、支給を受けるだけでなく自分で自立するための努力を忘れないようにしましょう。

 

    「母子家庭の貧困を改善する方法とは?親子でたくましく生きていこう」への感想コメント一覧

  1. 1. タンポポ2018/02/05(月) 10:49

    突然、旦那が脳幹出血で倒れ、まさかの家庭崩壊、離婚、身内が逆襲旦那は、施設へ送られ自由も子供、わたしや友人の面会も身内によって遮断。お金貯めて家を建て直しまた、家族に戻りたい。

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