「シンデレラ症候群」とは、童話「シンデレラ」のように「いつか素敵な王子様はが迎えにきてくれる」と強く思い込んでしまう病気のことを言います。
おとぎ話のような非現実的な妄想に近いストーリーを信じ切ってしまう病気です。
別名を「シンデレラコンプレックス」と言い、今回はその女性の特徴をご紹介します。
男性に対して無謀な理想像を持っている
これがシンデレラ症候群の女性にありがちな特徴の一つです。
基本的に、シンデレラ症候群の女性は「夢見がち」です。
見た目、年収、身長、家柄、家族構成にいたるまで様々なところで細かい理想を持っています。
身長が高くて見た目がかっこいい、ということは大前提であり年収も大企業の社長レベルの年収を求めていることが多いです。
また、深刻になってくるとその人の家柄であったり「兄弟は?次男か?」など細かいところまで理想を掲げています。
もちろん、人生の中でそんな素敵な男性に絶対出会えないなんていうことはないのかもしれませんが実際問題、そういった男性に出会える機会はほとんどありません。
またそういった男性に出会いたいと思っているのであれば、それなりの努力をするでしょうが、シンデレラ症候群の女性は、自分のことは棚に上げて王子様のような男性に出会うための努力も出会いの場に積極的に行くなどといった行動も起こさないのです。
男性に対してのあたりがきつい
シンデレラ症候群の女性は「男性は女性を守るもの」といった気持ちが非常に強いです。
そのため、男性が何かしてしまったときやかっこ悪い姿を見てしまうと一気に気持ちが冷めるどころかそれに対して否定的な意見ばかり言って男性にきつく当たります。
彼女たちにとって男性は「白馬に乗った王子様」です。
その「白馬に乗った王子様」が白馬から落ちてしまったり、転んでしまったりすることを許せないのです。
例えば、仲のいい友人から男性を紹介されたとします。
するとすぐさま男性に対して「査定」を開始し、色々なことを聞き出します。
シンデレラ症候群といっても一般的に「大人の女性」ですから本人の前では言いません。
しかし男性が席を離れたりすると「いい人だけど、見た目が好きじゃない」などネガティブな発言ばかりします。
そして最終的に「この人は私に合わない」と言ってしまい、自らチャンスを遠ざけてしまいます。
もちろん、理想が高すぎるがゆえの発言なのですが、実際シンデレラ症候群の女性は極端に恋愛経験が少ないか恋愛経験はあるものの、男性をブランド品のように扱う付き合いしかできないかのどちらかです。
そういった過去の経験からか、男性に対して「夢見がち」になってしまいます。
過保護に育てられた
こういったシンデレラ症候群の女性の背景にあるのは「家庭環境」です。
いわるゆ「箱入り娘」というものです。
「蝶よ花よ」と大切に大切に育てられてきた女性ほど、シンデレラ症候群になりやすいのです。
大切に大切に育てられてきたがゆえに、周りの人間に対してもそれを求めてしまいます。
「自分は大切にされて当然だ」というのが潜在的な意識の中であるため、態度に出していなかったとしても、この気持ちが根底にはあるため、ある一定のところで男性に対して気持ちが冷めてしまいます。
確かに女性であれば「好きな人に大切にされたい」と思うのは普通の感情です。
しかし、出会ったばかりの男性、もしくはお付き合いを初めて数年の男性に自分を十数年育ててくれてた血のつながった家族にもらったものと同じレベルの愛情を求めるってちょっと難しい気がします。
自分自身にネガティブな感情を必要以上に持ちすぎていたり、学歴や地位を築き上げてきたいわゆるキャリアウーマンの女性もシンデレラ症候群になることが多いそうです。
自分に自信がありすぎて、自信過剰な人がいいとは思いませんが、自分に自信がなさすぎるのも問題ですよね。
何をしても「どうせ自分なんか」というのは自分の可能性を自分からなくしています。
理想が高すぎるのに、自分は変わろうとしないというのもムシが良すぎる話です。
シンデレラ症候群を回避しよう
誰だってできることなら、身長が高くて見た目もかっこよくて、年収もそこそこあってと王子様みたいな男性が居たらそういう男性と付き合いたい、と思うことはごく自然なことです。
ただ、そんな素敵な出会いをしたいと思うのであれば、何か少しでも自分が変わろうとする努力が必要です。
また、理想のハードルを下げるのも非常に大切です。
王子様のような男性に出会いたいと思うのはごくごく自然なことですが、実際の現実にはそんな男性は一握りです。
身長が高くなくても、見た目がよくなくても、年収が普通でも人間的に素敵な男性はたくさんいます。
見せかけの看板だけに気を取られずに、相手の内面までしっかり見て判断することが大切です。
「シンデレラ症候群とは?王子様を夢見る乙女を抜けだそう」への感想コメント一覧
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