引っ越し後に転出届や転入届を出さないデメリットとは

最終更新日:2016年9月3日

引っ越しをするのだけれども転出届け、転入届はしたほうがいいのか?そんな疑問をお持ちの方もおられるかもしれません。

学生や単身赴任の人はどうなのか。

また、こどもをお持ちのご家族ならどうなのか、人によって移す移さない迷われるかもしれませんね。

そこで、その転出届け、転入届をしない時のデメリットを紹介します。

しかし、その前に、転出届け転入届とはなんでしょうか?住民票をご存知だと思いますが、住民票を現住所から出すことを転出届けといいます。

その転出届を新しい住所の市役所に提出することを転入届けといいます。

要は、住民票の移動になります。

住民票は移したほうがいいのか悩んでおられる学生や単身赴任の人にとっては、その手続き自体が面倒になりますね。

移さなくてもいいなら、移す必要ないですよね。

では、移さなかった場合のデメリットを見ていきましょう。

1.身分証明書の提示が難しくなる

例えば運転免許証を新しい住所へ変更していないと何かと身分証明をするときに不便です。

住民票を変えてなくても、例えばその住所に届く郵便物や、保健証を新住所に変えているだけで、運転免許証の住所は変更できますが、そもそも郵便物が届くようにするには、住民票を移し変えなければなりません。

ただし郵便物については一年間は住所変更届けのみで対応してくれます。

保健証の住所変更は会社へ届け出なければならず、これも大変になってきます。


2.銀行の口座開設ができない

運転免許証の変更もそうなんですか基本的に何かを新しく作る場合には、住民票が必要です。

銀行は基本的に銀行の管轄範囲内の住所でしか口座開設はしてもらえません。

例えば、A市に現住所があり、C市に新住所があるとします。

すると、C市にある銀行へ口座開設をしようと行っても、A市に現住所がある場合は、A市までいくことを薦められます。

また、銀行は免許証の住所が変更されていないと住民票での対応となります。

新住所へ届いた郵便物があれば、口座を開設してくれる銀行もありますが、多くの銀行の場合は、郵便物だけでは難しいと言われてしまいます。

やはり、住民票を移しておかないと新しく銀行口座を開くことは難しくなりそうです。

もとの住所の近くの銀行で、口座を開設しておくことも可能ですが、銀行のカードはその住所に直接届けられます。

よって、カードが届く1週間後くらいに、もとの住所へカードを取りにいく手間が生じます。


3.クレジットカードが作れない

クレジットカードの現在の住所クレジットカードも運転免許証など身分証明書が必要なため、運転免許証や保険証の住所変えていないとその住所でクレジットカードを作ることはできません。

前の住所で作った場合、また銀行口座と同じですが、カードが送られるときには、また元の住所へ取りにいく必要があります。


4.郵便物が届かない

友達や知り合いの人に新しい住所を伝えておかないと郵便物は届きません。

また郵便局へ住所変更届けを出さないといけません。

郵便局の住所変更届けは、住民票がなくてもできますが、1年間の期間限定となってしまいます。

それ以降住民票変更していないと元の住所に郵便物が届くとその郵便物は住所不明とされてと送り返されてしまいます。


5.後悔先に立たず

もし住民票早くに変えておけばよかったと思っても、14日前までしかさかのぼって住民票移し変えることはできません。

逆に言えば14日以前までははさかのぼることができることになっています。

これは、住民票転出届を出した日から数えて14日以内に、転入処理をしないと大きな罰金が課せられる法律からきています。

罰金内容なんですが、最高額5万円になります。

それは行政罰道路交通法と同じ行政罰というものになりますが、住民基本台帳法違反と言うものになってしまいます。

しかし、ここだけの話、数ヶ月程度なら大目に見てもらえることもあります。

ただ、さかのぼる事ができるのは14日だけになります。


6.市独自のメリットが受けられない

例えば、小さなお子さんをお持ちの場合気をつけておかれたほうが良いかもしれません。

住民票がないところの病院に行ってしまうと、乳幼児医療費補助受けられません。

乳幼児医療費は無料だった場合には、毎回2割負担になってしまいます。

この場合、医療費を元の住所の市役所に申告すれば、約2ヶ月程度で払った分のお金が戻ってきますが、その手間を考えると住民票を移しておいたほうがいいかもしれませんね。

また乳幼児健診は他では受けられないため自費になります。

産後訪問というものがありますが、この保健師さんが定期的に訪問してくれる制度も受けることができません。

また子ども手当も住民票のある市役所でしか、受けられないため、毎年一介は手続きをしに住民票のある住所まで戻らないといけませんね。

この手続きが数ヶ月遅れたりしてしまいますと、シビヤな市役所は、その数ヶ月分の子ども手当てを払ってくれないこともあるそうです。

また実は、保育園も選ぶことができなくなります。

他県からの保育園入園の場合は、入園する保育園が指定されています。

住民票を移さないことのデメリットは多い

小さなお子さんをもつお母さんにとっては、デメリットは大きそうですね。

すぐに現住所に戻るような学生の場合はそんなにデメリットもないかもしれませんね。

住民票を移し変える手間や手数料よりも、デメリットの方が大きいと感じる人は、すぐに住民票を移し変えて損のないようにしてください。