恋にまつわる物語は古今東西沢山ありますよね。
恋は人類とともに歴史を刻んできました。
幸せの代名詞でもありますが、恋患いや失恋が悲劇を招くこともあります。
多種多様な恋の形がありますが、人に恋をして惚れるのと、惚れられるのと一体どちらが幸せなのでしょうか。
今回はこの2つの幸せにのどちらが良いかご紹介します。
相手を大切にすることが自分の幸せに
相手に惚れた人は、強く相手を思うことでどうやって相手を幸せにするか考えて行動することが出来ます。
愛情を与えられるだけが幸せではなく、好きな人のために愛情を示し、相手を幸せにするために努力することで自分も成長出来ます。
相手を思うだけでも幸せな気持ちになりますし、努力することで自分にとってもプラスになり達成感も生まれます。
その思いが伝わり相手が応えてくれたなら、さらに幸せになれます。
それはたとえ惚れられた立場でも、何も努力しない人には得難い幸せです。
もちろん、相手に恋をするだけで大切にしない人も同じですね。
何かを努力したり相手に優しくすることで、自分の心や経験が豊かになります。
相手に恋をするだけでなく大切にしようという気持ちを持てば、惚れた人も幸せになれるのです。
思いを寄せられる幸せ
相手が好きで側にいてくれるだけで幸せというような場合は、惚れた立場の人は幸せでしょう。
しかし、惚れられた人がもっと幸せでないかと言えばそうではないでしょう。
相手が自分を大切にしてくれるのは幸運なことです。
相手からの思いが強ければ、辛いことや危険から守ってくれるでしょう。
もしも最初は受け入れられないとしても、相手の努力や思いが純粋なら、時間をかけて気持ちを理解し、愛情と結びつけて応えることも出来るはずです。
相手を理解することが出来るのなら、惚れられた人はとても幸せになれます。
相手から思いを寄せられる人は恵まれた人と言えますが、それだけでなく相手を理解したり気持ちに応えようという努力があるからこそ幸せに繋がります。
強い思いも時には身を滅ぼす
恋患いという言葉がありますが、これは相手を思うあまりの苦しみを意味する言葉です。
相手に恋をするあまり胸が苦しくなるという経験は、多くの人にあるのではないでしょうか。
相手を思うことで幸せな気持ちになることももちろんあるのですが、見返りのない恋愛は辛いものです。
特にフラれた相手を思い続けたり、なかなか思うように受け入れられない場合は身を切るような辛さでしょう。
どれだけ相手への思いが強くても恋愛は自由で、受け入れられなければならない義務は誰にもありません。
どんなに相手が好きでも、相手のために全財産をはたいて何かを買ったり、脅して無理矢理言うことを聞かせようとしても、相手からこちらへの理解や愛情がなければ受け入れてもらえません。
むしろ、思いが強すぎることで相手に対して辛い思いをさせることもあります。
恋愛は必ずしも幸せとは限らないので、自分の思いにどうしても応えて貰えない場合は諦めるのも1つですね。
相手に応えられない恋愛は辛い
思いを寄せられるのと相手を思うのとどちらが幸せかは、両者に置ける恋愛が成立している場合にしか測れないものです。
例えば、日本でも一昔前まではお見合いも一般的な結婚の手段でした。
親の決めた許嫁などもそうで、自分が好きな相手と結婚できないことも普通でした。
片思いは辛いですが、お見合いなどで片方だけが相手を気に入った場合はどうでしょうか。
自分の意思とは関係なく結婚したり許嫁にならなければいけないとしたら、それはとても辛いことです。
この場合、惚れた方も辛いですが、好きな人がいるのにそうではない人に思いを寄せられて恋人や夫婦になるしかなかったら、とても辛いですよね。
現代はあまりお見合いや許嫁は聞かなくなりましたが、恋愛においても似通った状況になることはあるでしょう。
例えば、自分より立場の上の異性から思いを寄せられて断ることが出来ない場合や、仲間内での恋愛で発生した同調圧力で断る事が出来ない場合などです。
どちらも自分の気持ちはもとより、相手を選ぶことも拒絶することも許されない立場です。
それはとても辛いことです。
相手が本当に大切にしてくれるなら思いに応えることが出来るかもしれませんが、単純に横暴な人であればそれも難しくなりますよね。
この場合は相手から惚れられても幸せとは言い難いですから、惚れる人の方がマシだと言えるでしょう。
しかし、愛情のない関係は幸せとは言えません。
相手を理解して尊重する気持ちがあれば幸せに繋がる
今回は相手に恋をして惚れるのと惚れられるのと、どちらが幸せなのかを追究してきました。
惚れた人が、相手を思いやったり大切にする気持ちが無ければ一方的な関係になり虚しいだけですし、惚れられた人が相手から尊重されていなかったり、相手を理解することが出来なければ辛いだけです。
どんな立場であれ、相手を思いやることが出来ないのなら、どんな恋愛も成立しませんよね。
惚れた人、惚れられた人、どちらの立場になっても相手を大切にし、幸せな恋愛に繋げていきましょう。
「惚れるのと惚れられるのはどちらが良い?どっちが幸せになるのか」への感想コメント一覧
なんとなく惚れられる方がラクそうだと思っていましたが、そうとも限らないんですね。いっそ惚れた方が相手の色々なところを許せて幸せな気分でいられそうな気がします。結局惚れるにしろ惚れられるにしろ、自分の心や相手の性格、お互いを大切にする気持ちが大切なんですね。