放置子ってどんな子?親に放置されて育ってきた子の特徴

最終更新日:2016年8月4日

「放置子」とは親に放置されている子どものことで、放任主義のもと育った子どもや、両親が共働きでいつも一人で過ごしている子どもを指します。

そんな放置子の特徴を知り、どんな子育て環境が子どもにとってよいのかご紹介します。

1.汚れた洋服を着ていて、体が清潔でない

放置子の特徴は、清潔感がないことです。

特にまだ小さい子ども、小学生などは親に言われなければ、汚れた洋服を変えたり、汚くなった体を洗ったりしませんよね。

そのため、放置子は1日中汚れた洋服を着ていて、体も汚れていることがあります。

またそこまで衣服や体が汚れていなくても、爪が伸び放題になっていたり、髪の毛が梳かされていなかったりするのも特徴です。

子どもの年齢がある程度大きくなっても、前髪が伸び放題だったり、足のサイズに合わない靴を履いていたりと清潔感がない状態から、放置子だと周りから見ても分かることがあります。


2.暗くなっても外で遊んでいる

放置子は家に帰っても両親がいなかったり、両親が家にいっても子どもにまったく関心を示さなかったりするために、外で遊んでいることがあります。

そのため、暗くなっても外で遊んでいるということがあります。

小学生なら、夕飯の時間には家に帰るのが普通なのに、公園で一人遊んでいて、知らない人に話しかけられてしまったり、トラブルに巻き込まれてしまったりします。

また中学生になるとゲームセンターやファストフード店などで夜の遅い時間まで過ごしていることもあります。

「家に帰らないの?」と周りの人が聞いても「親がまだ遊んでいていいって言ったから」と言い訳をして、家に帰らないこともあります。

なんらかのトラブルに巻き込まれてからでは遅いので、周りの人が気を配る必要があります。


3.人懐っこい性格

放置子は親に放任され、普段愛情を感じていないため、他の人にとても人懐っこい性格である、というのも特徴です。

とくに友達のお母さん、お父さん、近所の大人、学校の先生など、大人に対して人懐っこく甘えます。

人懐っこい性格のために、放置子は愛想が良く、話も楽しいので「愛おしい」と感じる大人も多いでしょう。

愛情をほしがっているので、大人が優しく接すれば、接するほど、人懐っこさや甘えはエスカレートしていくはずです。

ずっとそばを離れずに一緒にいたがるかもしれません。

他の親や周りの大人に可愛がられても、実の親に可愛がられなければ、大人になっていくうちに何かしら家族内で問題が起こってしまうこともあります。


4.友達や隣人の家に長居したがる

放置子は家にいても一人だったり、相手にしてくれる人がいなかったりするために、友達や隣人の家にいくと、長居したがる特徴があります。

とくに小学生は一人で何かに集中したり、時間を潰したりするのは難しいですよね。

放置子に長居をされて困ってしまうときは、最初に「17時までしか遊べない」と約束をしたり、放置子の家まで送り届け帰宅させたり、工夫が必要です。

無理して長いさせる必要はありませんが「帰ってほしい」という気持ちを優しく伝えることが大切です。

また誰もいない家に帰る孤独感や家にいて寂しい気持ちをよく理解してあげることも大切です。


5.お菓子やジュースをもらいたがる

放置後はおやつの時間にお菓子を用意して家で待っている親がいなければ、帰宅時に美味しいジュースを飲ませてくれる人もいません。

お金を用意して「好きなおやつを買いなさい」と言う放置子の親はいるかもしれませんが、たいていはお菓子やジュースをおやつの時間に食べることはありません。

また土日や平日の夜にご飯がちゃんと用意されているとは限らないのです。

そのため、放置子は友達の家などでお菓子やジュースをもらいたがる傾向があります。

無理のない限り、一人分のおやつの量をあげると良いですが、それでもお腹が空いている状態なら、それは虐待にもつながるので、何かしらの対処が必要となります。


6.宿題をやらない

放置子は家で自分の生活を監視してくれる親がいないため、どうしても自分のペースで生活してしまいます。

そのため、子どもであれば本来家でやるはずの宿題をやらないことが多いのです。

宿題がやっていないため、学校で怒られたり、成績が悪くなったりしてしまいます。

宿題をやるのが面倒だったり、課題の意味が分からなかったりすることはどんな子どもにもありますよね。

けれど助けてくれたり、教えてくれたりする親がいないために、結局一人では宿題をやらなくなってしまいます。

放置子が勉強嫌いで、頭が悪いというわけではないので、誰か大人の助けが必要だと周りの大人が理解する必要があります。

放置子について知ろう

放置子の特徴は、人にかまってほしい、家族と一緒にいたい、という気持ちが行動から察することができます。

また親の目が十分にいき届いていないために、清潔感がなく、また宿題を一人でできないこともしばしばです。

放置子は親の愛を求めているので、どうにかしてその寂しい気持ちを埋めてあげたいですね。