インナーチャイルドを癒やす方法。自分の中の純粋な気持ちを捉えよう

最終更新日:2016年6月30日

インナーチャイルドとは、誰の心の中にも存在している「弱い子どもの部分の自分」です。

「自分の中の、もう1人の自分」と言っても良いでしょう。

何かつらい出来事があり、そのつらさをそのまま放置していると、インナーチャイルドが傷つき、その後の人生に大きく影響を及ぼします。

では、1度傷ついたインナーチャイルドを癒すには、どうしたら良いのでしょうか。

1.まずは、自分の中に眠るインナーチャイルドを呼び起こす

インナーチャイルドを癒すためには、まず、自分の中で眠ったままになっているインナーチャイルドを呼び起こす必要があります。

しかし、何も特別なことをする必要はありません。

自分の子どもの頃の記憶を呼び覚まし「どんなことに対して嫌だと感じたのか」「どんなことに対して傷ついてしまったのか」を思い出すだけで良いでしょう。

この作業は、子どもの頃の写真や思い出などを手掛かりにして行ってみてください。

時には、自分の子供の頃を知っている人に話を聞き、自分はどんな性格の子どもだったのか、そして、つらいことがあった時、どのような反応をしていたのかなどの情報を取り入れるのも良いでしょう。

この作業は、昔のつらいことを思い出す作業でもあるので、時には涙が出てしまうこともあるかもしれませんが、ここは頑張って向き合う必要があります。

なぜならば「子供のころを思い出すことで、つらくて涙を流してしまっている今の自分」こそが、インナーチャイルドを投影した姿だからです。

子どもの頃を思い出して、何かの感情が噴き出してきたら「インナーチャイルドを呼び起こすことができた」というサインです。


2.感情が出てきたら、そのまま感じる

インナーチャイルドを呼び起こすと、悲しみ怒り寂しさなど、様々な感情が出てきます。

しかし、それらの感情を否定したり、無理に乗り越えようとしたりしてはいけません。

傷ついたインナーチャイルドとは、言ってみれば「つらさを1人で我慢している子ども」です。

その子どもに、これ以上我慢をさせると、益々傷が深くなります。

そのため感情が出てきたら、そのまま感じてください。

涙が出たら、そのまま泣いてしまいましょう。

怒りが出てきたら、声を出したりして発散しましょう。

人に迷惑をかけないやり方であれば、どんな方法で発散しても良いので、スッキリするまで感情を感じて出しきってください。

出てきた感情をそのまま感じるということは「インナーチャイルドが持っている傷」に寄り添ってあげる行為です。

感情を否定せずに出すことができると、心の奥底に眠る傷ついたインナーチャイルドが、徐々に安心していき、冷静さを取り戻していきます。


3.インナーチャイルドに語りかけ、安心させる

傷ついたインナーチャイルドが持っていたネガティブな感情を出しきったら、今度は自分が、インナーチャイルドの親になったような気持ちで、インナーチャイルドに語りかけてあげてください。

その際「あなたは何も悪くない」「大丈夫」「もうラクになっていいんだよ」といった温かい言葉をかけ、時間をかけて安心させてあげてください。

傷ついたインナーチャイルドは、自分に対して罪悪感を抱えていたり、他者に対しての怒りが捨てられなかったりした状態のまま、今日まで来てしまいました。

なので、その蓄積したネガティブ感情を「大人になった自分」がそのまま感じて受け止め、そして「もう大丈夫」と安心させてあげることが大切です。

語りかける際、もしできれば、目を閉じて、自分で自分を抱きしめてあげるのも良いでしょう。

「抱きしめられる」という行為は、インナーチャイルドを非常に安心させる行為であるため、とても効果的です。


4.インナーチャイルドと共に歩いていく決意を固める

癒してもらう前までのインナーチャイルドは、1人でつらさを抱えてきました。

でも、癒されたインナーチャイルドは、もう1人ではありません。

「大人になった私」がいるからです。

そこで次のステップの作業は「インナーチャイルドをもう1人にさせない」と決意することです。

インナーチャイルドの手を引いてあげるような気持ちで、インナーチャイルドと共に歩いていく決意を、インナーチャイルドに伝えてください。

「インナーチャイルドと共に歩く」とは「つらいことがあっても、1人で我慢しない」「泣きたい時は泣いても良い」「1人で罪悪感を抱えなくても良い」という生き方をすることです。

このような生き方をしていけば、インナーチャイルドは、傷ついたまま1人で取り残されてしまうことはもうなくなり、その後の人生に悪影響を及ぼしてしまうこともなくなります。

インナーチャイルドを癒して「新しい自分に生まれ変わった」と感じたら、今までできなかったことに挑戦してみたりして、インナーチャイルドをワクワクさせてあげることもオススメです。

自分のインナーチャイルドを見つめなおそう

誰の心の中にも、インナーチャイルドが眠っています。

インナーチャイルドは人間の子どもと同じで、非常に繊細で傷つきやすい存在です。

傷がそのまま放置されると、その傷に気づいてほしくて「今、大人になったはずの自分」の人生に様々な形で影を落とすようになります。

なので、本当に幸せな人生を歩みたいと願うのであれば、人生の中で1度はインナーチャイルドに向き合い、長年蓄積してしまった傷を癒してあげる必要があります。