新世代の電子タバコ、アイコス(iQos)をご存知ですか?アイコスはフィリップモリスジャパンが発売している火を使わないタバコです。
紙タバコや、今までの電子タバコの持っていたデメリットを克服し、スタイリッシュなパッケージで持ち歩きにも適しています。
そんなアイコスの特徴と、メリット、デメリットをご紹介します。
灰が出ない
紙タバコを吸うと必ず発生する灰。
掃除が面倒ですし、うっかり灰をお気に入りの服やバッグに落として焦がしてしまった時のショックは計り知れません。
アイコスはケースと充電器を兼用するポケットチャージャー、タバコを挿して使うホルダー、従来の紙タバコに当たるヒートスティックの3点で構成されています。
ホルダーにはリチウムイオンバッテリーと電熱線、放熱フィンが内蔵されています。
電熱線でヒートスティックを温めることによってニコチンを含んだ水蒸気が発生し、それを吸う、という仕組みになっています。
燃やしていないので火が出ず、したがって灰が落ちることはありません。
小さいお子さんがいるお家でも安心ですね。
部屋や服に臭いがつきにくい
アイコスはタバコ独特の嫌な臭いがありません。
吸って吐き出すと煙は出ますし、匂いもあるのですが、例えて言うと、食パンをよくトーストした時のような匂いです。
「焼き芋の匂い」「ポップコーンの匂い」という意見もあります。
いずれにしろ、香ばしいような、紙タバコとはまた違った香りです。
そして時間が経つとその匂いも消えてしまうので、デートの前でも安心です。
営業職や接客業の方も、外回りの合間や休憩時間にタバコを楽しむことができます。
お気に入りの服やお部屋に臭いがつく心配がなくなり、香水もタバコの臭いと混ざらないので、本来の香りを楽しむことができます。
タバコを吸った満足感がある
今まで禁煙、減煙に挑戦して挫折してしまった方にもアイコスはオススメです。
「タバコを吸いたい」という欲求は主にニコチン依存からくるものですが、アイコスにはニコチンが含まれているので、吸った時に満足感が得られます。
いきなりタバコをやめてしまうのではなく、アイコスを使用して徐々にニコチンへの依存度を下げ、禁煙に成功した方もいます。
吸い口は軽めなので、ニコチンが6mg以上のタバコを吸っていた方には少し物足りなく感じるかもしれません。
逆に、1〜3mgの軽めのタバコを吸っていた方は、アイコスへの移行を比較的楽に行うことができます。
アイコスに慣れてくると、普通のタバコがまずく感じてくるそうなので、そこまで来たら禁煙成功まであと一歩です。
有害物質が少ない
タバコで肺気腫や肺がんのリスクが高まるのは、火でタバコを燃やした際にタールが発生するためです。
タバコの害の95%は、主流煙、副流煙ともにこのタールによるものだとされています。
アイコスは燃やすことがないので、タールが発生することはありません。
アイコス、紙タバコ、共に含まれているニコチンは依存性が強い物質であることが主な問題であって、一度に過剰摂取しなければ人体への影響は少ないです。
周りに気を使わずに吸えるのは、愛煙家の方にとって嬉しいことですね。
とはいえ、ニコチンは母乳に吸収されると、血中の3倍に濃縮されてしまうので、妊娠されている方はアイコスを含め、禁煙をしてください。
5.本体の値段が高い
このようにいいことずくめなアイコスですが、デメリットもあります。
1つはお金がかかることです。
ヒートスティックは460円で、普通の紙タバコとあまり値段は変わりませんが、本体は9980円。
初期投資がお高めです。
喫煙のために抜き差し、ポケットチャージャーの開閉を繰り返すので、壊れてしまう確率も高いです。
コンビニやスーパーで本体を購入し、公式webサイトで所定の手続きを終えると、キャッシュバックが受けられるキャンペーンが2016年7月31日まで行われています。
半額程度に値段を抑えることができるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
5.掃除が面倒
アイコスは、ホルダーにヒートスティックを挿して使用します。
ホルダーの内部にタバコの残りカスがたまってくるので、定期的に本体に付属している専用ブラシで掃除して、詰まってしまわないようメンテナンスをする必要があります。
吸う回数が多いと当然掃除も頻繁にする必要があります。
紙タバコは吸った後は捨てるだけでメンテナンスは不要なので、量を多く吸う、かつ面倒くさがりな方には嫌な作業になってしまいます。
吸うたびにホルダーをトントンと軽く叩いて、少しでもカスを出すようにしておくと、メンテナンスの頻度が少なくて済みますよ。
連続で吸えない
アイコスは、90分間の充電で20本のたばこを吸うことが可能ですが、1度吸うたびホルダーをポケットチャージャーに収納し、3分間ほどの充電をしなければなりません。
アイコス1つだけではチェーンスモーキングはできない仕組みになっています。
禁煙、減煙したい方にはメリットにもなり得ますが、吸いたい時に吸えないのは少しイライラしてしまうかもしれません。
また、ヒートスティックは通常の紙タバコより短く、その分1回あたり吸える回数も少なくなります。
6分以内で自動的にホルダーの電源が切れる仕組みになっているので、紙タバコと比べ1本のタバコをのんびり楽しむことができません。
アイコスを試してみよう
アイコスはレギュラー、バランスドレギュラー、メンソール、ミントの4つのフレーバーが発売されており、お好みに合わせて選ぶことができます。
愛煙家の女性にとってメリットの多いアイコス。
全国のアイコス販売店や、スーパー、コンビニなどで購入できるので、ぜひ試してみてください。
「アイコスでタバコを卒業!新世代の電子タバコのメリット・デメリットとは」への感想コメント一覧
電子タバコのほうが依存性がないと思っていたんですが、やっぱりニコチンが含まれているんですね。
灰や臭いがないのは環境にやさしいと思うんですが、本体の価格が高いですね。
タールが発生しないのは健康被害が少ないと思うので、いずれは主人に勧めたいと思います。
主人がほかにも色々な電子タバコを試しています。
経済的なことと健康を考えるなら、たばこはやめてほしいのが本音ですが、
灰や煙がでないので、家族にとってはありがたいですね。
また書いてあるように連続で吸えないことがある意味本数を減らせていいですね。