あなたは長年慣れ親しんだ地元を離れたことはありますか。
地元を離れるということは人生の中で大きな決断が必要なことですし、大したことないと思っていても、いざ離れてみたらホームシックにかかってしまう人もいます。
それだけ地元というものはその人に強く根付いているのです。
今回は、地元を出たことのない人はなぜ出ようとしないのか、そんな人たちの特徴についてご紹介します。
地元が好き
地元を好きか嫌いかは人それぞれです。
その場所の雰囲気、暮らしている人たちの人柄、アクセスの良さ、外から見ても人気かどうか、栄えているかどうかなど、地元をどう評価するかもそれぞれです。
いろいろな観点から見て、地元のことを昔から好きな人は、特に仕事や結婚などで理由がない限り、地元を離れようとはしないでしょう。
そこで生活することが楽しく、そこで生活することに誇りを持って生きているのですから、わざわざ別の刺激を求めて地元の外へ出る必要がないのです。
このような人の場合、地元が好きだからこそ離れたくないので、仕事の場所や結婚相手も地元から離れないで済むような相手を探そうともするでしょう。
環境の変化を嫌う
自分の周りの環境を積極的に変化させていくことを嫌う人と、好き好んで変化させていく人がいます。
変化を好む人は刺激を求めて、大人になれば上京したり、遠く離れた場所に住もうとすることが多いです。
しかし、変化を嫌う人はわざわざ地元を離れて自分を危険な目にさらすようなことはしない傾向にあります。
自分を取り巻く環境を変えるということは、順応するまでに非常に心身ともに疲れることですし、このように保守的な人にとってはとても過酷なことです。
環境を変化させていくことを何らかの理由で強制されない限り、このような人たちはなかなか地元の外へ出ようなんて一大決心はしないことが多いのです。
家族との時間を大切にしている
地元の外へ出て生活するということは、一家全員で引越ししない限り、家族との時間が大幅に減ってしまうことが多いです。
このため、家族との交流の時間を昔から大切にしてきている人には、地元から出るという選択肢は当然無いのです。
引越しすることで、ほぼ毎日家族と顔を合わせていたのが、ひと月に1回、半年に1回…と減ってしまいます。
家族との時間を大事にしている人にとっては、あり得ないことですよね。
地元が好きな人と同じように、このような人も仕事や結婚も地元で完結するように選ぶことがほとんどです。
幼少期からの付き合いを大事にしている
地元には幼少期から仲良くしてきた友人や、恩師、先輩後輩などの人間関係があります。
上の家族と同じように、このような繋がりを大切にしている人は、当然地元を離れることで会う時間が減ってしまうのですから、地元から出たことない人が多いです。
人と人との交流というものは、やはり普段からどれだけ顔を合わせて会って時間を共有しているか、それで成り立っているものです。
なので、交流する時間が激減すれば、いずれ深かった仲もそのうち自然消滅してしまうか、もしくは再び会っても以前のように親しく接することはなくなってしまうかもしれません。
失いたくない繋がりがある場合、それを理由として地元から出ない人もいるのです。
都会や県外に興味がない
環境の変化を嫌う人と同じ傾向にはありますが、都会や県外に特にこだわりや興味も無い人もいて、地元で一生暮らしていくことがそもそも当たり前だと思っている人もいます。
外に特に興味がないのですから、このような人は何も疑わず惰性で地元にとどまっていることが多いです。
人はもちろん地元の外へ出なくても幸せに暮らしていけるものですから、平穏にこのまま過ごせればいいと思っているのです。
外に出るという選択肢が全くなく、惰性で暮らしているのですから、何か機会があれば外へ出ることも受け入れられる可能性はあります。
しかしやはりそもそも外への興味がない人たちなので、このような人たちも同じように、仕事や結婚などの人生のターニングポイントは地元で完結するように過ごすことがほとんどですね。
外に興味すらないので、このような人たちは地元の外へ遊びに出かけることさえ経験がない場合があります。
地元を離れようとしない理由を知ろう
地元を離れるということは、やはりとても自分にとってリスクを冒すことにはなります。
新しい場所になじむのにも時間はかかりますし、苦労もするものです。
けれど、新しい場所で暮らすことで、今まで地元しか見たことなかった自分の価値観というものが育つことが多いのです。
外へ出たことでいろいろな考えを持った人と接する機会も増えるでしょう。
なので、やはり地元を出たことない人とそうでない人とでは考え方の狭さに差が出てくる傾向にあります。
成長はしたいけど地元は出たくない…という人は、できれば今まで自分が固執してきたものをいったん捨てて、成長のために外へ出る決断をすることをオススメします。
「地元を出たことがない人の特徴とは?なぜ地元を出ようとしないのか」への感想コメント一覧
地元の街は大好きだけれども、人間関係の濃さに耐えかねて、地元を離れました。離れてみて、地元の良さと、地元の嫌いなところを、客観的に見られるようになりました。地元を出てみて良かったと思っています。
地元から出たくないと思ってたけど、転勤で東京に行きました
その後、全国を転々として(ド田舎にも行きました)結婚して今は東京に落ち着いています
親は自分で生活できるならどこへでも行っても良いというスタンスでした
出るのも自由
地元に留まるのも自由
自分の子供にもそう教えたいです
地元を支援や応援しても日常、低所得騒音問題に悩まされて多方面から地元の何が良いのかと言われてしまい。生活困窮するまで助けもないまま、人に何かしてあげたいと訪れても邪魔者だと言われてしま何故私が地元で嫌な目に合わなきゃならないのか。よくすればするぼど、こちらの意見より他人の意見。伝言ゲームも最後には話が食い違ってくるように噂話がどこからか流れてくる。生まれ故郷で生きやすい日常を過ごす権利もあるのに。見下す人が地元離れに追い込んでる。
家庭の都合(家業を継ぐ、県外へ行かせるお金がない)などのパターンもあると思うのですが…
一人一人理由があるのに、ひとまとめに「ずっと地元にいる人は幼稚」「いつまでも半人前」とか言われがちなのがすごく嫌です。